20210712 シャンソンの話でも 3 (恋するパリで会いましょう2)
シャンソンマガジン 2020夏号 表紙は渋川のシャンソン館です、営業を再開されたかも。受賞発表の際に シャンソンマガジン誌は 前原克彦さんの署名入りで 歌の解説等を掲載しています。では歌詞全文を恋するパリで会いましょう(パリ、それは恋の街) 訳詞すずめ⑴Paris目が覚めたら 街へ出ましょう 夜明けの Parisあなたの肩に 朝日が届く 素敵な 朝いつか 夢見た 恋 昨日までは 言葉を交わすだけの 只の友達だった 思い出すわ Champs-Élysées あの日 佇む街角で優しい声がした Bonjour ,Madam驚いて 振り向いたら 何処かで見かけたような微笑むあなたが 私を見ていたおとぎ話の幕開きかしら ときめく心に素直になってお返事したわ Bonjour ,Monsieurこの街に来たら 誰も一度は 恋をするものよ⑵Paris目が覚めたら 街へ出ましょう 夜明けの Parisあなたの頬に 口づけをする 素敵な 朝あなたのことを もっと 知りたいから ずっと そばに居てねいつも好きよ 永遠に思い出すわ Champs-Élysées あの日 佇む街角で優しい声がした Bonjour ,Madam驚いて 振り向いたら 何処かで見かけたような微笑むあなたが 私を見ていたゆっくりと時は過ぎて 金色の光溢れ そろそろ目を覚ましてあなた Bonjour, mon chériこの街に来たら 誰も一度は 恋をするものよ⑶Paris 目が覚めたら 街へ出ましょう 夜明けの Parisあなたの指が私に触れる 素敵な Parisいつか 夢見た 恋 昨日までは 言葉を交わすだけの 只の友達だった 2019/12/03 日付は12月3日になっていますから、この日に歌手に送ったようです。受賞の講評を シャンソンマガジン誌より シャンソンマガジン誌の立ち位置は訳詞と日本語歌詞とは別物だとした上で、原詩の濃度の差によって 両者を区分されているワケで、訳詞コンクールに応募する前には それを知りえませんでしたが、想像通りだったので 結果云々よりも その図星に嬉しくなりました。では 少しだけ 私流に訳詞のご案内を。恋するパリで会いましょう(パリ、それは恋の街)原詩は他愛ないもので、パリでお気に入りの女性に声をかけるという妄想に取り憑かれた若者が それでもナンパに成功してのお幸せな話です。訳詞では 荒っぽく言えば 声を掛けた後の話。、それも声を掛けられた側の女性のお話です。フランス語では二人称単数は、ただの友達ならvous 愛し合った後ならと恋人という感じで tu と使い分けます。この訳詞では その使い分けは表立ってはいませんが1番では Bonjour ,Madamに応えて 彼女はBonjour ,Monsieurと応じています。この部分は 原詩には出てきませんが、この歌詞の幸せの伏線です。2番では Bonjour ,Madamに間接的にですが、Bonjour, mon chéri と応えます。モンシェリー つまり私の愛する人 と彼女には断言していただきました。場面は二人が結ばれた翌朝の、アンニュイで且つ満たされた気分の早朝、彼女のすぐ脇で彼はまだ眠っています。彼の肩には低い朝日が届き始め、彼女は 彼の頬にそっとキスをします。その彼は3番で、まどろみの中で?、手を動かして彼女に触れるのです。幸せを確かめるように。『昨日までは 言葉を交わすだけの 只の友達だった』人が 今朝はお互いにとって 大切な人になったのです。では ♪恋するパリで会いましょう 終了です、ありがとうございました。