外国語の歌を日本語で歌う時には 原詩の意味やシチュエーションをなるべく維持する訳詞と、そこからイメージだけを日本語に持ち込んで、あるいはそれさえもせずに 原詩とはまるで異なる世界を楽しむ日本語歌詞とがあるとすれば、♪恋するパリで会いましょう は、前者です。コンテストですから 狙い撃ちで。
後者の歌もたくさん書きましたが、ここ3回続けたシャンソン話の締めくくりに、シャルル・アズナヴールさんの Et moi dans mon coin 邦題は 私は一人片隅で(他にもありますが)を楽しみましょう。
まずは 宜しければ本家様から
Charles Aznavour "Et moi dans mon coin" - YouTube
日本語歌は金子由香里さんの歌で、心が離れ始めた恋が カフェの片隅で顕わになっている場面ですが、それは 妄想か真実かと聞き手を悩ませます。尊敬する古賀力さんの傑作の一つかと思います。。
では 果敢に挑戦した ♪私は一人片隅で 歌詞すずめ
映画が終わって 人が立ち
ざわつきだした 映画館
あなたを見かけた気がして
思わわず 胸が高鳴ったわ
昔と同じ あなたへの 褪せぬこの思い
「お元気でした?」と 一言 声を掛けましょう。
でもあなたはどこかしら?
見失うはずはないのに
慌てる気持ちを鎮めて
あなたの姿を探したわ
心の片隅 あなたへの 尽きぬこの思い
おかしな話ね 終わった恋の
あなたは 幻
いろんな思いを残して
人が立ち去る映画館
私も思いを置き捨てて
ゆっくり席を離れるわ
時が癒した あなたへの 消せぬこの思い
いつかどこかで また会えるかしら
あなたの 幻
と、『片隅』は 『心の片隅』に置き換わってしまいましたね。
ではまた いつかブログの片隅で シャンソンでも。


