今月28日、キューバのカマグェイ市にあるメディアテーク「El Callejón de Los Milagros(奇跡横丁)」で、《日本文化》を介して2つの文化イベントが初コラボし、キューバで製作された日本映画のポスター展や、日本映画「ある男」の上映、原作者の平野敬一郎氏を招いてのトークがあります!
『ある男』、キューバでのタイトルは”CIERTO HOMBRE”
イベント「花見 日本文化の日」
ICAIC製作の日本映画ポスター
期日:4月28日
場所:Complejo Audiovisual Nuevo Mundo(新世界オーディオビジュアル複合施設)@カマグェイ市
プログラム
14:00~ 「キューバにおける日本映画」:ICAIC製作ポスター
キューレーター:サラ・ベガ
14:15~ オーディオビジュアルにおけるキューバと日本の関係ページ紹介
ファン・アントニオ・ガルシア・ボレロ=ENDAC(電子視聴覚百科事典)主宰者
14:30~ トーク:「キューバにおける日本文化の刻印」
サラ・ベガ、ジョシュ(作家)、
ファン・カルロス・ヒル・パロミーノ=「Manga Q'Ba (マンガ キューバ)」主宰
17:00~ 日本の作家で映画「ある男」の原作者、平野啓一郎氏を招いてトーク
「ある男」上映
☆主宰者ファン・アントニオ・ガルシア=ボレロ氏の言葉(FB投稿より部分)
今月26日から28日に開催される「第7回 オーディオビジュアル文化とデジタルテクノロジーの出会い」の主要テーマのひとつが〈キューバにおける日本文化の刻印〉。
実は、決定後に知ったのだが、例年この時期には「Manga Q'Ba (マンガ キューバ)」という社会文化プロジェクトが《花見 日本文化の日》というイベントを開催し成功を収めている。
そこで、今回初めて両プロジェクトがコラボすることになった。
これは、グローバルな連携の世紀にふさわしい快挙だ。あいにくキューバではまだその連携が不足しているが、それでも浸透しつつあるのだ。
偏狭な考えが時代遅れの壁を築こうとする場所で起きた、この画期的な出来事に対し、「マンガ Qバ」の主宰者、ファン・カルロス・ヒル・パルミーノとカルメン・ロサ・オラサバル・ロペスにこの場を借りて(公に)感謝の意を表したい。
(Marysolより:原文では最初に感謝の言葉が述べられていますが、構成の都合で変えました)
ファン・アントニオ・ガルシア・ボレロ氏 Manga Q'Baの皆さん
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