昨日12日、ICAIC(キューバ映画芸術産業庁)が所有する約3000点の映画ポスターコレクションが、ユネスコが主催する「世界の記憶」に登録された。
評価のポイントは、国家的遺産価値の高さやキューバ映画の発展に付随した、多様なグラフィック表現。
60年代キューバで一大ブームを起こした同国の映画ポスターは、ビジュアル・アートに革命をもたらし、形式のみならず、コンセプトにおいても実験的試みを率先して行った。
と同時に、ポップアート、オプ・アート、キネティックアートなど当時の世界的潮流を積極的に取り入れた。
代表的なポスター作家として、エドゥアルト・ムニョス・バッチ、アントニオ・フェルナンデス・レボイロ、アルフレド・ロストガルド、ラファエル・モランテ、フリオ・エロイ・メサ、アントニオ・ペレス(ニコ)らがいる。
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