邦楽新曲レビュー -23ページ目

壱岐尾彩花『RE:ACID QUEEN』

RE:Acid Queen
1 RE:
2 Spin Me Round
3 Mess Up My Body
4 LoLLyPoP
5 Pain Killer
6 Spira; Storage
7 Spin Me Round(cargo Remix)
ガールズ・エレクトロ・ミュージックが詰まった1stミニ・アルバム。クラブ・カルチャーに歓喜と狂乱を巻き起こしそうな、毒のある自由奔放な詞とワイルドなサウンドが魅力。
雑誌モデルとして活躍する傍ら、都内クラブをメインにライブ活動を続けてきた現役女子大学生シンガー、壱岐尾 彩花(いきお あやか)。音楽性とファッション性の高さ、強く独立した意志のある女性像を表現した新時代の到来を予感させるミニアルバム。リード曲であるインダストリアルな攻撃性を備えたバキバキなエレクトロチューンM2、ノイジーでありながらメロディアスなM3、ゆるーいロボテックなラップも入ったM4、危険な香りがするワイルドでハードなM5、ダイナミズムとグルーヴの応酬がたまらないハウスナンバーM6、cargoによるM2のリミックスM7と、ゴツゴツしたブレイクスも充実した内容。彼女もマイスペで知ったのですが、Perfumeに代表されるエレクトロ、テクノ系のガールポップの勢いは止まらないですね。外資系のCDショップの特集を見てるだけで、MEG、MiChi、immi、SAWA、藤澤志保と目が回りそうでした。いわゆるガーリー路線ではなく、セクシーなロック要素のあるMiChiに近いかな。歌声はあみーごに似てる気がします。FPMをはじめ様々なアーティストのマニュピレイターとして知られる熊原正幸が制作に関わっていることでも注目。ちなみに、タワレコでは特典CDが付きます。
GyaO 音楽でPVフル視聴できます。(~2/11)試聴はMySpaceで。1/14リリース。

GO!GO!7188『ふたしかたしか』

ふたしかたしか
2009年第1弾シングルは、名曲『こいのうた』以来となる心に染み入るミディアム・バラード。独自のメロディ・センスと詞の世界観が見事に融合した彼らならではのナンバーに仕上がっている。
『片思いファイター』から約8ヶ月ぶりのGO!GO!のニューシングル。力強いバンドサウンドで繰り広げられるざっくりしたギターと歌謡曲風のメロディが印象的なバラードナンバー。ユウの叙情的な独特の歌い回しで、心の迷いを描いた内省的な歌詞が刺さります。それにしても、アウトロが長いです。
カップリングは、ドラムのターキーがメインヴォーカルのアグレッシブなロックンロールナンバー『ばりぶり』、ベースの人妻・アッコが作詞・作曲・メインヴォーカルのぶっ飛んだサウンドに乗せたウエディングソングというか、キャベツのせん切りや汚れたパンツと格闘する(笑)嫁ソング『YOMEとして2008』を収録。アンテナ(初回生産限定盤)(DVD付)メンバー3人それぞれのメインヴォーカルが入った初のシングルだそう。2/4にニューアルバム『アンテナ』をリリース予定。
試聴はコチラです。1/14リリース。

The New Classics『冬桜』

冬桜
2008年10月にミニ・アルバム『BIRTH』で鮮烈なデビューを果たしたThe New Classicsが、新たな名曲の誕生ともいえる『冬桜』を遂にシングルカット。
同じインターナショナルスクールに通っていたAsu(アアス)、Greg(グレッグ)、Kaz(カズ)の3人からなる上質でメロウなR&B/HIP HOPグループ、ニュークラことThe New Classics(ザ・ニュークラシックス)。デビューミニアルバム『BIRTH』のリード曲『星も飛ばされそうな』がiTSの無料ダウンロード曲になってました。『冬桜』は、スムーズなメロディと幻想的な詞世界で展開する荘厳なメロウチューン。耳馴染みのいいノスタルジックな音と柔らかでスウィートな歌声が、寒い季節にほっこりさせてくれます。2人のヴォーカルによる美しいハーモニーとゆったりと語りかけるようなラップもメロディアスなサウンドに合いますね。
『My Very First Love』は、初恋をテーマにした甘酸っぱさ全開の胸キュンのラブソング。この曲も生音と打ち込みの融合が心地よいサウンドが全開です。カップリング『p.20』は、二十歳をテーマにした大人になることと未来に向けた固い決意を伴ったミッドナンバー。ノスタルジックなピアノの旋律に乗った前向きでリアルなリリックが印象的です。全曲、世代を超えて聴けそうなナンバーになっています。最近はオーガニックなサウンドを取り入れたHIP HOP系グループが増えたなと思います。
試聴はコチラです。Yahoo!動画(~未定)で『星も飛ばされそうな』のPVフル視聴できます。1/14リリース。
追記:TBさしていただきました→やまかず音楽日記

school food punishment『Riff-rain』

Riff-rain
1 flow
2 feedback
3 egoist
4 killer
5 二人海の底
6 over
school food punishment、1年ぶりとなる待望の3rdミニアルバム。BS-iドラマ「女子大生会計士の事件簿」OPテーマ『feedback』、EDテーマ『二人海の底』を含む、全6曲収録。
伸びやかな女性ヴォーカルで、ポストロック、エレクトロニカ、ニューウェイヴなど様々な音楽を消化したサウンドを鳴らす新星ロックバンド、school food punishment(スクール・フード・パニッシュメント)。タワレコ限定で昨年12/10に先行リリースされてました。Vo.内村友美の鋭さと繊細さを備えた突き刺さるヴォーカルと変則的なリズム、ピアノを中心としたエレクトロな幻想的サウンドが、ギターレスなのにロックです。M1から残酷性も感じる圧倒的なヴォーカルで惹き付けられ、サビのキラキラしたサウンドが印象的な爽快でダンサブルなロックナンバーM2、軽く抑えめなヴォーカルとリズムが心地いいM3、激情的なピアノサウンドとヴォーカルがちょっと小谷美沙子を彷彿とするM4、浮遊感溢れるスローナンバーM5、M1にループするM6で終わります。Stereo Fabrication of Youthの江口亮と共同プロデュース。M1、M3が好きです。個人的には1stミニアルバムが1番好きかも。
試聴はコチラです。MySpaceあり。1/14リリース。

青山テルマ『好きです。』

好きです。
映画『恋極星』主題歌。映画より一足先に発売された『恋極星 ~オリジナル・コンピレーション・アルバム~』に収録されているナンバーを配信リリース。
ジャケットは映画に主演した戸田恵梨香と加藤和樹になっています。単曲だけの先行配信リリースかと思ったら、mihimaru GTや岡野宏典等が参加している映画のサントラの中の1曲だったんですね。映画の純愛ラブストーリーを華やかに彩る、シンプルなストリングスに乗せて、切なく歌い上げるラブバラード。この曲、めっちゃ好きです。ドリカムの曲より、全然テルマに合ってると思います。童子-T『約束の日 feat.青山テルマ』以来にグッときました。ちょっと似てるし(^▽^;)お馴染みの3rd Productionsが手掛けています。LOVE!~THELMA LOVE SONG COLLECTION~(初回盤)(DVD付)2/11リリースのバレンタイン商戦を狙った青山テルマのラブソング・コレクションアルバム『LOVE!~THELMA LOVE SONG COLLECTION~』にも収録予定。
購入&試聴はiTSmora winで。1/14リリース。

NAO『One Way』

One Way
約1年2ヶ月ぶりとなる2ndシングルは、レーベル主催者でもあるMicroとのレコーディング合宿を経て制作されたナンバー。楽曲アレンジ、サウンド・プロデュースに橋本しんを迎え、NAOの新たな一面を見せている。
元Def TechのMicroのレーベルPRIMARY COLOR RECORIDSから2007年にシングル『Paper Moon』でデビューし、KAT-TUN『White X’mas』の作曲も手掛け、その才能に多方面から注目が集まる24歳のR&Bシンガー・ソングライター、NAO(ナオ)。デビューした頃は和製Ne-Yoとか呼ばれてましたね。今作は、Microがガッツリ歌やコーラスに参加した、繊細さと躍動感溢れる恋の応援ソング。Spontania feat. JUJU『君のすべてに』を共作したRYLLが手掛けた爽やかなトラックとアコギの心地良い音色に乗せて、NAOの切ない歌声とストレートな歌詞が心に響くアップテンポで聴かせるR&Bナンバーに仕上がっています。本当に歌声がいいですね。
カップリング『いつか』は、本人による作詞・作曲でトラックも担当した、理想のプロポーズを切なく歌い上げたミッドナンバー。誠実な想いにストレートに届きます。
GyaO 音楽(~2/11)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。1/14リリース。

AAA『旅ダチノウタ』

旅ダチノウタ(DVD付)
デビュー3周年記念ライブを日本武道館で2day行なうなど、人気&実力ともにパワー・アップを続けるAAAの20枚目のシングル。従来の彼ららしさに、大人っぽい表情をプラスした楽曲に仕上がっている。
MAX松浦プロデュースとしてavexのゴリ押しにも陰りが見え始めたAAAのニューシングル。SMAPの『らいおんハート』『ダイナマイト』等でも知られるコモリタミノルが作編曲を手掛けた、新たな門出を目前にした切なくも前向きな心情を歌った冬らしいバラードナンバー。単調な感じですが、ラップでの切り替えは悪くないです。
カップリング『Mosaic』は、メンバー主演の関西テレビ系連続ドラマ「未来世紀シェイクスピア」主題歌。CHEMISTRYやSMAPに楽曲提供している、COLDFEETのLori Fineが手掛けたノリのいいソウルフルなアップチューン。「京都きもの友禅」CMソングで女メンバーでしっとり切なく歌い上げたミディアムバラード『a peice of my word』、ボーナストラックとして個人的にオリジナルより良い、ヴォーカルにエフェクトがかかったエレクトロなリミックス『旅ダチノウタ[TW Departure Mix](BONUS TRACK)』を収録。3形態でリリース。
GyaO 音楽(~2/4)やYahoo!動画(~未定)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。1/14リリース。

ストレイテナー『Lightning』

Lightning
ストレイテナーの2009年第1弾シングルは、エレクトリック・ピアノと優しいファルセット・ヴォイスという従来にない要素を取り入れた異色作。カップリングでは、人気曲2曲を再録している。
昨年10月に元ART-SCHOOLのギタリスト大山純の加入を発表したストレイテナーの4人編成になって初のアルバムからの先行シングル。どこかもの悲しさを感じさせる美しいピアノに乗せて、ロマンティックに聴かせるミディアムバラード。淡々とした曲調が少しずつ広がっていき、心地良い空間に誘ってくれます。テナーのもう1つ顔である『SIX DAY WONDER』を彷彿とする、じっくり歌を聴かせる異色と思われるタイプの曲。神秘的な儚いサウンドに乗せて放たれる、ホリエテナーのいつもとは違う包み込むような優しいヴォーカルが耳に残ります。4人体制となって初のツアーにも参加しましたが、絶妙な3人の立ち位置はそのままに、歌を聴かせる感じに進化してるなーと思いました。変な場所で煽ってたのが気になった大山さん(笑)は、単純にホリエテナーの負担が軽減するだけではない効果ですよ。
カップリングは、2人編成時代の名曲を現メンバーによってセルフカヴァーした2曲を収録。渇いたアコギを基調にゆらゆら揺れるスローナンバー『奇跡の街-cover version-』、ライブでお馴染みのキラーチューンでライブアレンジそのままのバンドサウンドで聴かせる『COLD SLEEP-cover version-』と、奥行きの深さを感じる仕上がりに満足です。Nexusニューアルバム『Nexus』とPV集のDVD『Emotion Picture Soundtrack 2』を2/11に同日リリース。アルバムはめっちゃ楽しみです♪
試聴はコチラです。1/14リリース。

TERIYAKI BOYZ『WORK THAT feat.PHARRELL & CHRISR…』

WORK THAT feat.PHARRELL(初回限定盤)(DVD付)
NIGO(R)の友人でもあるファレル・ウィリアムスをプロデューサーに迎えた、2009年第1弾シングル。2ndアルバムからの先行シングルで、鋭いラップが炸裂する渾身の仕上がりとなっている。
RIP SLYMEのILMARIとRYO-Z、m-floのVERBAL、ソロラッパーのWISE、A BATHING APEのNIGOという4MC、1DJからなる、全米メジャーデビュー予定のTERIYAKI BOYZ。牧瀬里穂と結婚したNIGO人脈のもと、前作『ZOCK ON!』に引き続き、PHARRELL (THE NEPUTUNES)をプロデューサーに迎え、まさに世界最先端のトラックの上でメンバーたちがそれぞれのラップが炸裂するダンスチューン。クールなビートが効いたダークなトラックに、真夜中のクラブのフロアを描いたリリック。やっぱり、ILMARIとWISEに反応します(ノ´∀`*)リリックにアゲアゲOZMAが出てきたのが笑えました。そして、デビューシングルがアメリカビルボードで5週連続1位を獲得するなど、今最も注目を集めるアーティストCHRIS BROWNも参加していて、最後の最後でちょこっと歌ってます。タモリ倶楽部(笑)を意識したPVもインパクトありますね。
カップリングは、これまた良い!オリジナルとは違う明るい表情を見せつけるDJ DECKSTREAMによる前作のリミックス『ZOCK ON! feat.PHARRELL & BUSTA RHYMES(DJ DECKSTREAM REMIX)』、初回盤のみ2ndアルバムのDJ KAORIによるノンストップリミックス『SERIOUS JAPANESE INMIX(MIXED BY DJ KAORI)(BONUS TRACK)』を収録。SERIOUS JAPANESE(初回限定盤)(DVD付)解説入りのアナウンスとかDJ キャオリー!と何回言っとんねんというウザさ(笑)はありますが、アルバムが楽しみになりました♪2ndアルバム『SERIOUS JAPANESE』は1/28にリリース予定。
GyaO 音楽(~2/25)やYahoo!動画(~2/13)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。1/14リリース。

winnie『Headquarter』

Headquarter
1 sweep
2 brightness
3 first class speed of light
4 without you
5 celebration lays on me
6 stuck in the air
7 suddenly
男女ツイン・ヴォーカルを擁する4ピース、winnieの3rdミニ・アルバム。海外アーティストのオープニング・アクトを務めるなど、幅広く認められている実力が遺憾なく発揮されている。
歌い手ioriが率いる日本エモ・ロックのブライテスト・ホープ、winnie(ウィニー)のミニアルバム。男女混合ツイン・ヴォーカルから吐き出されるエモーショナルな歌声とギターから溢れ出るメロディ、哀愁と轟音が交差するバンド・サウンドが渦巻く全7曲を収録。HMV独占先行シングルとしてリリースされていた轟音サウンドなのに爽快なロックチューンM1、ツイン・ヴォーカルが際立った疾走感溢れるM2、リード曲となる珍しい感じのキラキラしたサウンドのキャッチーなポップナンバーM3、激しいサウンドの中に柔らかい女性ヴォーカルが響く静と動のあるM4、美しくも激しい浮遊感溢れるM5、できれば男性ヴォーカル中心で歌って欲しかったオルタナなM6、勢い溢れるライブ映えしそうなM7でラストを飾ります。2ndミニアルバムのリード曲『starlike stereo』のPVを深夜番組で見て、バンド名をメモったのが知ったキッカケです。個人的には、女性ヴォーカルもいいけど、男性ヴォーカルの方がACIDMANの大木さんとかビークルのヒダカさんを彷彿する感じで好きです。
試聴はMySpaceで。indiesmusic.comSOUND-TV等でもPVフル視聴できます。1/14リリース。