邦楽新曲レビュー -24ページ目

高岡亜衣『Hello my sunshine』

Hello my sunshine
日本テレビ系「The サンデーNEXT」EDテーマ。高岡亜衣の11枚目のシングル。やわらかに響くアコースティック・ギターの音に乗ったヴォーカルは、日常の一片をそっと切りとったようなシンプルでストレートな唄を紡いでいる。季節を問わずに楽しめるサーフ・サウンドが満載。
軽やかでありながら、印象的なアコースティック・ギターの音色をベースにメロウな楽曲を生み出す、2004年デビューの女性シンガー・ソングライター、高岡亜衣。サーフィンを始めた彼女による明るくキラキラとしたオーガニック・サーフサウンドが心地よく響く、ノリのいいアップナンバー。爽やかな風を感じるサーフロックで、気楽に波を乗りこなそうと前向きな想いを乗せたピースフルなラブソング。彼女にしては、楽しそうで可愛い歌い方が印象的。
カップリング『It's funky music』は、ライブなどで親交のあるミュージシャンと一発録音で仕上げたグルーヴィーなミディアムナンバー。凛とした清々しいヴォーカルが前面に出た、爽快な曲です。
GyaO 音楽(~2/11)やYahoo!動画(~2/6)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。1/14リリース。

monobright『アナタMAGIC』

アナタMAGIC
テレビ東京系アニメ「銀魂」OPテーマ。白ポロ&メガネが特徴のmonobrightの2009年第1弾シングル。ポップでキャッチーながらも一筋縄ではいかないキラー・チューンとなっている。
2007年インディーズデビューの札幌発の4人組ロックバンド、monobright(モノブライト)の5thシングル。ストレートな想いを詰め込んだ超ポップなロックナンバーに仕上がっています。アッパーでエッジなサウンドや大サビでの転調で心を鷲掴みにする、サビのキラキラ感とメロディの存在感が癖になる1曲。間奏部分のバンドアンサンブルもカッコいい。サカナクションとシュリスペイロフと対バンした「NORTHERN EDGE」ツアーで聴きましたが、かなり盛り上がる曲ですね。地上派音楽番組全局制覇をするらしく、桃野はキャラはあるけど、あの気持ち悪さがお茶の間に浸透するのか気になります(笑)
カップリング『いとをかし』は、札幌時代に作ったという得意の実体験に基づいた失恋ソングだそう。monobrightらしい青い哀愁を感じるサウンドに、気だるいヴォーカルが印象的な悲しい想いを綴ったスローナンバー。この曲もライブで披露してくれたけど、覚えてない(爆)カップリングもオススメ。
GyaO 音楽(~2/11)やYahoo!動画(~2/20)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。1/14リリース。

SPHERE『君といたい feat.傳田真央』

君といたい feat.傳田真央(初回限定盤)(DVD付)
SPHERE of INFLUENCE名義やGICODEなどの活動でも知られ、ヒップホップ・リスナーから強い支持を得ているSPHEREのシングル。傳田真央をフィーチャーして、奥行きのあるサウンドを作り上げている。
サラリーマン・ラッパーな自身の日常をつづったブログでも注目のZEEBRAの実弟であるバイリンガルラッパー、SPHERE(スフィア)。SPHERE of INFLUENCE名義で6枚のシングル&3枚のアルバムを発表してましたが、アーティストネームをSPHEREにリニューアルした、約4年ぶりのニューシングル。AIやJAMOSAを手掛けるTHE COMPANYをプロデューサーに迎え、フィーチャリングアーティストとしてMAO/dから名前を戻した絶対音感を持つシンガー、傳田真央(でんだ まお)が参加した冬にぴったりの切ないラブバラードに仕上がってます。シンプルな美しいサウンドに乗せて、メロウでキャッチーなメロディが印象に残る傳田真央のスウィートな歌声とSPHEREのラップとの二人の掛け合いが心地よく響きます。倦怠期の恋人との別れを歌った切ない歌詞で、最後はハッピーエンドで終るのもいいですね。PVは千葉ロッテの西岡 剛選手が出演したドラマ仕立てになっています。
カップリング『TEKTONIC』は、太いビートのダンストラックに、小気味良いラップを乗せたクールなHIP HOPチューン。カップリングもお気に入り。
GyaO 音楽(~2/11)やYahoo!動画(~2/13)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。1/14リリース。

スチャダラパー+木村カエラ『Hey! Hey! Alright』

Hey! Hey! Alright
NHK教育テレビアニメ「メジャー」OPテーマ。スチャダラパーが木村カエラをフィーチャーして制作したシングル。アップ・テンポでメロディアスなトラックに乗せた、ポジティヴなリリックが胸を打つ応援歌となっている。
小沢健二とコラボした大ヒット曲『今夜はブギーバック』から早15年。コラボ曲を大網羅した2CD&DVDのコラボベスト『CAN YOU COLLABORATE?~best collaboration songs & music clips~』を昨年12月にリリースしたスチャダラパー。木村カエラを迎えたコラボシングルは、HICKSVILLEなどの活動で知られる木暮晋也がギタリストとして参加しており、ロックテイストのトラックに新しい年のスタートにぴったりなリリックが映えるメロディアスなHIP HOPチューンに仕上がっています。いきなり軽快なギターの生音から入って、カエラの元気なヴォーカルとスチャのゆるめのラップとの絶妙な絡み合いが心地いいです。悪くないけど、期待した程ではないかも。
カップリング『Good Old Future』は、宮崎あおいが出演の東京メトロ副都心線開業CMソング。関西ではCMは流れてないですが、去年東京に行った時にCMを見た事があります。どこ浮遊感溢れるトラックに昔を回想するリリックが印象的なライブでは定番となっているナンバーです。1/28に木村カエラの初のバラード・シングル『どこ』をリリース予定。
GyaO 音楽でPVフル視聴できます。(~2/4)試聴はコチラです。1/14リリース。

ONE☆DRAFT『アイヲクダサイ』

アイヲクダサイ
メンバー全員が帝京高校野球部出身という3人組ユニット、ONE☆DRAFTのシングル。切ない詞世界と胸を打つメロディ、そして高揚感たっぷりのアレンジに彩られた感動的なナンバー。
2MC、1DJからなるヒップホップ・ユニット、ONE☆DRAFTの2009年第1弾シングル。泣ける失恋ソングとして話題を集めた哀愁溢れるバラードに仕上がっています。ゆったりと美しいメロディの中で「♪何もいらないから 愛をください 君に届けられるような綺麗な愛を」と訴えるユニゾンによるサビが印象的。男性の未練を描いた曲としてはベタですが、思わず聴いてしまう歌詞ですね。ONE☆DRAFTは、ブレイク前のJUJUとコラボしてたりしたので、女性ヴォーカルも入れて、アンサーソングを出したら今の流行に乗れるかも(笑)
カップリング『二人(そら)』は、個人的にタイトル曲よりグッときた冬らしい切ないミディアムナンバー。温かいストリングスに乗せて優しく歌った哀愁溢れるラブソングになっています。「二」と「人」を合わせると「天」になるので、「そら」と読むそうです。キラキラしたトラックとエフェクトのかかったヴォーカル印象的なアッパーなパーティチューン『JUMP』、居酒屋での会話から始まりグダグダな感じで終る温かいバースデーソングの隠しトラックも収録。
GyaO 音楽(~1/21)やYahoo!動画(~1/28)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。1/14リリース。

tacica『人鳥哀歌e.p. 』

人鳥哀歌e.p.
2005年に札幌で結成されたロック・バンド、tacicaの2ndシングル。インディ・チャート1位を記録した前作に続き、独特な世界観を綴った詞や洗練されたメロディ、優しくも力強いヴォーカルのコンビネーションが抜群。
ロックを核に様々なジャンルを取り入れ、独創的な歌詞を心地良いメロディで奏でる「北のBUMP OF CHICKEN」と称されてる北海道出身の3ピースバンド、tacica(タシカ)。インディーズでリリースされたミニアルバム『Human Orchestra』や1stシングル『黄色いカラス』が各インディーズチャート1位を軒並み席捲したtacicaのSME移籍第1弾でメジャー初のシングル。 『人鳥哀歌(ペンギンエレジー)』は、上手くいかないけど成功することを願っている気持ちを飛べないペンギンに見立てた独特な詞世界を繊細に歌った爽やかなロックチューン。緩急をつけた洗練されたアレンジもいいけど、tacicaは耳に突き刺さってくる歌詞の言葉がいいなーとしみじみ思います。
カップリングは、ゆったりした繊細なサウンドからサビで爆発的に展開するエモーショナルなロックナンバー『蜜蜂の毛布』、こもった音がするシンプルで温かいスローナンバー『オニヤンマ』を収録。3曲共オススメですが、『蜜蜂の毛布』が1番好きです。ちなみに1万枚限定でのリリースで、そのうち5000枚は白×黒のケース、残り5000枚は黒×白のケースという2種類の特殊仕様。
レーベルはコチラです。1/14リリース。

ステファニー『Pride〜A Part of Me〜 feat.SRM』

Pride~A Part of Me~feat.SRM(初回生産限定盤)(DVD付)
初主演映画「プライド」主題歌。ステファニーの2009年第1弾シングル。劇中に登場する主人公3人による架空のユニット、SRMがフィーチャーされている。
5オクターブの声域を持つアメリカ人の父と日本人の母を持つ現役女子大性シンガー、ステファニーの6thシングル。今年で40周年を迎える元祖女流漫画家一条ゆかり氏の人気漫画の映画化で、ステファニーが初主演した映画の主題歌になっています。ライバル役は、元Folderで朝ドラ「瞳」にも出演していた満島ひかりが演じており、架空のユニットSRMのメンバーとしてツインヴォーカルで参加。映画のラストを飾るに相応しい壮大なストリングスに乗せて、ステファニーと満島ひかりの力強く清々しいヴォーカルが響く切ないミディアムバラードに仕上がっています。映画のストーリーとリンクする歌詞もステファニー本人によるもの。ステファニーはスタイルいいみたいなんですが、顔は微妙かな (。・x・)ゝ原作は読んだことがあるので、ステファニーの演技は見てみたいです。
カップリングは、ステファニーのソロバージョン『Pride~A Part of Me~Stephanie Only ver.』、アコギの音色が心地いいサウンドの工夫が面白いグルーヴィーなミディアムナンバー『KISSES』、田中ロウマを迎えた前シングルのソロバージョンで2台のピアノ演奏に乗せたシンプルなアレンジに生まれ変わったハイトーンバラード『Changin'(Double Piano Mix)』を収録。カップリング『KISSES』がお気に入り。
試聴はコチラです。1/14リリース。

Aqua Timez『Velonica』

Velonica
テレビ東京系アニメ「BLEACH」OPテーマ。Aqua Timezの2009年第1弾シングルは、悲しみ、憂い、切なさを持ち合わせた楽曲の世界観を、ソリッドなバンドサウンドで表現した攻めのロック・チューン。
6週連続TOP10入りを果たし、2008年を代表する大ヒットシングルとなった『虹』、新垣結衣・最新主演映画「フレフレ少女」主題歌として話題になった『夏のかけら』に続く、Aqua Timezの8thシングル。これまでの彼らのイメージを覆すような矢継ぎ早のラップとハードなバンドサウンドが新鮮なミクスチャー・ロックチューンに仕上がっています。これまでカップリングやアルバムの曲では、クールな曲はありましたが、シングルでは爽やかなイメージがありましたもんね。重厚感のある激しい一面もありますが、サビはキャッチーなメロディなので聴きやすいです。人生の苦しみを描いた内省的な世界観の歌詞が印象的。シンセの音が効果的なイントロのギターサウンドがカッコいいです。ちなみにタイトルは、想像の中で存在する女性の名前だそう。ヴォーカルの太志がはげてないんだ(笑)という発見もありました。
カップリングは、Aqua Timezらしい爽やかで温かいミディアムバラード『奏であい』、ゆったりと物語風に優しく歌い上げた可愛いラブソングで浮遊感溢れるアウトロが印象的な『薫』を収録。
GyaO 音楽(~2/11)やYahoo!動画(~1/16)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。1/14リリース。

BRIGHT『Notes 4 You』

Notes 4 You(DVD付)
1 Theme of BRIGHT ~Notes 4 You~
2 Love & Joy
3 ソライロ
4 One Summer Time
5 So Long,Too Late
6 I'll Be There
7 My Darling ~I Love You~feat.SCOOBIE DO
8 Interlude ~Brighten Up~
9 Watch Out
10 You Were Mine
11 恋をして
12 手紙 feat.K ~Album ver.~
13 Believe
14 Brightest Star~Unplugged~(Bonus Track)
関西出身の女性4人組コーラス・グループ、BRIGHTの1stフルアルバム。佐藤製薬「ストナリニS」CMソング『ソライロ』をはじめ、美しいハーモニーが堪能できる。
平均年齢17歳とは思えないヴォーカルワークとダンススキルを持ったガールズアカペラユニット、BRIGHT(ブライト)。アルバムではお馴染みのアカペラのオープニングM1、最近復活した歌手の露崎春女(Lyrico)が作詞・作曲した早口の英語がクールなR&BナンバーM2、1stシングルのミディアムバラードM3、サウンドプロデュースに今井大介を迎えた夏らしいアッパーチューンM4、m-floの名曲『been so long』ネタのグルービーなナンバーM5、3rdシングルのNao'ymtがアレンジを担当した重厚なハーモニーが感動的なラブバラードM6、SCOOBIE DOを迎えたモータウン的ラブソングM7、STYによるパワフルなダンスチューンM9、U-Key zoneがアレンジ・プロデュースしたどん底の世界観のミッドチューンM10、シンガーKとコラボした2ndシングルのフルサイズバージョンM12、つつみ込むようなミッドナンバーM13、ボーナストラックとして私の好きな和田昌哉さん作曲のデビュー曲をアンプラグドで歌い直したバージョンM14と、BRIGHTの極上のハーモニーと円熟味と青さが交差する魅力が14曲、ぎっしり詰まった1枚。
GyaO 音楽(~2/4)やYahoo!動画(~未定)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。1/14リリース。

天上智喜『Dear…』

Dear...(DVD付)
1 Here / 天上智喜//CLIFF EDGE
2 少しでいいから
3 Stand Up People
4 I don't know what to do
5 Party
6 天上のメロディー
7 Near~thoughtful・1220~
8 どうして…
9 Epilogue
韓国出身の女性4人組ダンス・グループ、天上智喜の2ndアルバム。CLIFF EDGEをフィーチャーし、映画「ホームレス中学生」主題歌に起用されたヒット曲『Here』などを収録している。
全員が165㎝以上の長身と魅力的な美貌を持つ韓国出身女性コーラス&ダンスグループ、天上智喜(テンジョウチキ)。メンバーのステファニーが腰痛の悪化から活動の自粛を発表し、しばらくは3人で活動するそうです。ドラマ&映画「ホームレス中学生」主題歌で話題となったM1で始まり、R&Bシンガーの宏実が作詞・U-Key zoneが作編曲したリード曲となる繊細なコーラスワークが心地いいミッドチューンM2、6thシングルのクールでパワフルなM3、小気味良いリズムのサウンドがカッコいいアップナンバーM4、パワフルな歌声が前面に出たロックテイストのナンバーM5、4人のハーモニーが美しい可愛いポップナンバーM6、M1のカップリングだった爽やかなミディアムバラードM7、切なく歌い上げたミッドナンバーM8、M2をアレンジしたイントロM9で幕を閉じます。セクシー&クールビューティをアピールしていた1stアルバムとは違って、ジャケと同じく、ナチュラルな印象がしました。愛らしく清々しいニュアンスとパワフルなトーンを兼ね備えた圧巻の歌声と、メンバーによる作詞のM5、M6、M8に見る等身大の女性像も魅力です。K-POPな曲がもっと聴きたかったので、ちょっと物足りない感じがしました。初回盤のDVDにはデビューシングルから全てのPVを収録。
GyaO 音楽(~2/4)やYahoo!動画(~未定)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。1/7リリース。