邦楽新曲レビュー -18ページ目

西野名菜『Open your eyes』

Open your eyes(初回限定盤)(DVD付)
日本テレビ系ダンス番組「スーパーチャンプル」への出演などで知られるダンサー、西野名菜のデビュー・シングル。「ロック・サウンドで踊る」をコンセプトに、彼女ならではのアグレッシヴな作品に仕上げている。
かつてはフィギュアスケーターとしてジュニア大会に出場、DA PUMPらがMCを務めるダンス番組にも出演を果たしたダンスチーム、SQUALL NOIZEのNANAとして同番組で絶大なる人気を集める、西野名菜(にしの なな)。元気一杯のパワフルなヴォーカルで歌った、キャッチーなデジロック・チューン。「PopRock×Dance」というコンセプトでロックを歌いながら、踊るという意外な組み合わせが新鮮でした。ジャケがAYUSEを彷彿とするんで、期待してたんですが、路線が違ったみたいです。曲調としては普通かな。
カップリングは、本人が作詞を担当した切ない失恋ソングでサビの盛上りが印象的なミディアムナンバー『Let it go』、海外ドラマ「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」のカヴァーでダンスロックな『Nobody's Perfect』を収録。ちょっと古内東子さんを彷彿とする粘着質なヴォーカルですね。今後に期待したいです。
GyaO 音楽でPVフル視聴できます。(~2/25)試聴はコチラです。1/28リリース。

LEO今井『Synchronize』

Synchronize
先鋭的な感性とインテリジェンスを感じさせるアーティスト、LEO今井。2009年第1弾シングルは、インディ時代からの友人であるKenji Jammerとのコラボ作で、エレクトロ・ダンスと80年代ポップを融合させたような仕上がりとなっている。
日本人の父親とスウェーデン人の母親との間に生まれ、国際色豊かな環境で育ち英語を含め様々な言語を使いこなすアーティスト、LEO今井。前作『TAXI』から約7カ月ぶりの4thシングル。今作は、ニューウェイヴな雰囲気漂うジャケですね。エレクトロ、ダンス、80年代サウンドを文字通りシンクロさせることで、都市生活者の喪失を表現した意欲作に仕上がっています。異邦人の視点で都会のライトやノイズの中で暮らしている人々を切り取った歌詞を、終始エフェクトの掛かったヴォーカルで歌い上げた不思議な曲です。LEO今井の曲って、日本人離れしたセンスに惹かれるんですが、今作は今までの曲に比べると普通かな。いや、充分変わってるんですが、いつもの癖になる気持ち悪さ(いい意味で・笑)がない気がしました。
カップリングは、チャイムの音や電子音が印象的なサウンドに、学生時代の思い出を歌った壮大でメロディアスな4つ打ちナンバー『School On The Hill』、タイトル曲の別バージョンとなるRie fuがコーラスで参加したアコースティックな手触りのするシンプルな『Synchronize(Synchronized Playing)』も収録。曲の長さとテンポが同じなので、3曲目と1曲目を同時再生(シンクロ)すると、 新たな「Synchronize」が生まれる仕掛けがあります。PCの2つのプレーヤーを使って、同時再生するのは意外と難しかったです。
GyaO 音楽でPVフル視聴できます。(~2/25)試聴はコチラです。MySpaceあり。1/28リリース。

森大輔『君へと続く道』

君へと続く道
高度な作曲センスと耳なじみの良いポップ・センスを併せ持つピアノマン、森大輔のシングル。彼には珍しいアコースティック・ギターのイントロから始まるナンバーで、どこか懐かしい雰囲気に満ちた仕上がりとなっている。
SMAPや久保田利伸への楽曲提供や編曲でも手腕を発揮しているシンガーソングライター、森大輔。久しぶりのリリースとなった前作『いつかもしも』から、3ヶ月で早くもリリースされるニューシングル。アコギの柔らい音色に乗せて、澄んだヴォーカルが心地よく響くミディアムナンバーに仕上がっています。倦怠期の恋人に贈る、大切な誰かにまっすぐ伸びた道を信じていたいと優しく歌ったラブソング。相変わらず清々しいヴォーカルで素敵な仕上がりです。
カップリングは、1stアルバムの収録曲から生演奏のライブアレンジによる『ここにいる(A Live Session)』を収録。ピアノで弾き語りする様子が浮かびます。
試聴はコチラです。1/28リリース。

KREVA『成功』

成功
2009年初頭から放つ、3ヶ月連続配信楽曲の第1弾を遂にリリース。「みんなの成功が自分の成功へ繋がる」という強い思いを込めたKREVA節炸裂メッセージソング。
KREVA MTV UNPLUGGED [DVD]昨年12月リリースのライブDVD『MTV UNPLUGGED』も好評なKREVA。『ストロングスタイル』以来、実に1年3ヶ月ぶりの新曲。3か月連続配信の第1弾として、1/7から着うたリリースされてました。昨年8月に「めざましテレビ」のイベントライブで披露し、「MTV~」で共演し、絶妙なチームワークを見せたさかいゆうをアレンジに迎えてレコーディングされた、流麗なメロと力強いグルーヴが堪能できるナンバー。揺れるエレクトリック・ピアノとシンセ・ストリングスがドラマティックなムードを演出してます。「♪お前の成功は俺の成功 俺の成功はどう?」という、新年らしいポジティブなパワーに満ち溢れたリリックも印象的ですね。実はDVD『MTV UNPLUGGED』は購入したんですが、まだ封も開けてない状態です…。2月の配信楽曲は、『I Wanna Know You』『Nothing』の新曲2曲と「勝手にリミックスシリーズ」から『Magic Remix (KREVA×三浦大知) 勝手にリミックスシリーズ Vol.2』『me & my kicks remix(KREVA×COMA-CHI) 勝手にリミックスシリーズ Vol.3』の2曲の全4曲を2/4からレコチョクで配信スタート予定。2/11リリースの三浦大知のニューシングル『Your Love feat.KREVA』も楽しみです♪
購入&試聴はmora win等で。KREVA Official Channel!!でPVフル視聴できます。(~未定)1/28着うたフル・PC配信リリース。

加藤ミリヤ『20-CRY-』

20-CRY-(初回生産限定盤)(DVD付)
加藤ミリヤの2009年第1弾シングルは、それまで「ティーン」の苦悩を描いてきた彼女が、等身大の20歳を歌ったメッセージ・ソング。「ねえ誰か助けて、どうしたらいいの」と、悩みや葛藤を叫んだ作品となっている。
20代の仲間入りをしてから初のアルバムとなるサンプリングベスト『BEST DESTINY』がオリコン初登場1位を獲得した加藤ミリヤのニューシングル。壮大な生音による温かいサウンドに、孤独で悲痛な気持ちをリアルに綴ったバラードナンバー。イントロから今までにないシンプルなギターで始まり、情感を込めた大人っぽく歌い上げたヴォーカルが痛々しいほど胸に突き刺さります。ケータイ音楽ドラマ「DOR@MO」主題歌にも起用。
カップリングは、ピアノの切ない旋律に乗せて、実らなかった恋を綴ったタイトル通り悲しい気分になるバラード『悲しみブルー』、過去の恋を忘れたいと切なく歌ったスローナンバー『Let'em go』を収録。全3曲すべて生演奏スタイルで本人による作詞・作曲。しっとり切ない系で統一されてますね。個人的にはカップリングの2曲の方が好きです。
GyaO 音楽で安室ちゃんの『SWEET 19 BLUES』をモチーフにした『19 Memories』のPVフル視聴できます。(~2/15)試聴はコチラです。1/28リリース。

スケルト・エイト・バンビーノ(SKELT 8 BAMBINO)『青春のうた』

青春のうた
1 夏恋
2 僕はB型。~A型の君に恋してる~
3 マイフレンド
4 友情ブラザー
5 冬唄
6 あらうんどTHEワールド! ~ALBUM VERSION~
7 神様がくれたもの
8 翼
9 手をつなごう
10 プライド
11 イーガービーバー
12 帰り道のミュージック
2006年に結成された5人組、スケルト・エイト・バンビーノの1stアルバム。「哀しいニュースが多い世の中、それを少しでも変えていけたら」という思いが込められた一枚。『冬唄』『夏恋』など、人気曲が多数収録されている。
歌ものからパーティーソングまで幅広いSTYLEをクリエイトする、男女のツイン・ヴォーカル、1MC、トラックメイカー兼ギターの2人からなる5人組、スケルト・エイト・バンビーノ(SKELT 8 BAMBINO)。ベッキー出演の’08夏「Beauteen」CMソングだった3rdシングルの爽やかな夏ソングM1、2ndシングルのノスタルジックな卒業ソングM3、ベッキーがPVに出演した4thシングルの切ない情感がたっぷりのウィンターバラードM5、メジャーデビューシングルの楽しいポップチューンM6の4枚のシングルの他に、M4、M7、M9、M12のぞれぞれのシングルのカップリング。リード曲なる今話題の血液型説明のゲーム版、ニンテンドーDS「みんなで自分の説明書~B型、A型、AB 型、O型~」のCMソングにもなっているコミカルな歌詞が耳に残るレゲエ調のアップナンバーM2、渋いラップとメロディアスなヴォーカルが響くダークなスローナンバーM8、ハートウォームなミディアムナンバーM10、ヘヴィなギターサウンドに乗せて早口ラップが炸裂する疾走感溢れるロックナンバーM11の新曲を収録。メジャーデビューから全てのシングルをチェックしてる者としては、新曲は4曲と少ないのが残念。でも、カップリングや新曲もキャッチーで聴きやすいので、初めての方にはお買い得な1枚だと思います。女子ヴォーカルがいるのでHYっぽいし、GReeeeNが好きな方にはオススメ。正直、最近の熱い青春ソングに飽き飽きしてたんですが、意外と幅広いので聴けますよ。
GyaO 音楽(~2/25)やYahoo!動画(~2/28)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。1/28リリース。

タカチャ『「オマエ」は俺の太陽』

「オマエ」は俺の太陽
1 「オマエ」は俺の太陽
2 アリガト
3 金曜日
4 冬の言い訳
5 酒よ
タカチャのメジャー初のミニ・アルバム。彼にとって最上級の二人称である「オマエ」をキーワードに、大切な人への想いを描いたラブソング。不器用だけど真っ直ぐな男心が温かなムードを醸し出している。
SMAPへの楽曲提供でも知られる青森は八戸出身のレゲエ&ブルースシンガー、タカチャ。ACOをフィーチュアしたシングル『ナミダ』から、約10ヵ月ぶりのリリースとなるミニアルバム。随分久しぶりの気がしますね。リード曲となるM1は、テレビ東京系「流派-R」1月度KILLER TUNE。ゆったりしたレゲエサウンドが心地よく響く、特別な人だけに向けた感謝が詰まったプロポーズソング。PVではブログが人気の杉浦太陽が女装を披露したことでも話題ですね。2006年に配信限定でリリースされたライブで人気のストレートな感謝ソングM2、「♪飲め 飲め フライデー」とゆるーく歌ったM3、優しい歌声が響く心温まるウィンターソングM4、前回の『Everything』に続き、ニコ動で大ブームを巻き起こしている吉幾三のヒット曲をレゲエでカヴァーした、エコー具合が気持ち悪い(笑)M5の全5曲を収録。M4が1番良かったです。
GyaO 音楽(~2/18)やYahoo!動画(~2/22)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。1/28リリース。

FUNKY MONKEY BABYS『雪が降る街』

雪が降る街
今年デビュー3周年を迎えるFUNKY MONKEY BABYS。CDリリースに先駆け、DVDシングルをTSUTAYA RECORDS限定でリリース。
人気HIP HOPユニットとしてその地位を確固たるものとしたファンモンことFUNKY MONKEY BABYS初のDVDシングル。今作は未発表音源のPVで、初回生産限定販売のみ。DVDシングルって、あんまり聞かないですね。TSUTAYA online公式モバイルサイトで、着うた、着うたフル、ムービーを独占配信するということでダウンロードしました。恒例の顔ジャケシリーズで、PV&ジャケに登場するのは、今やバラエティ番組などでも大活躍の日本一セクシーな女性タレント、杉本彩。成功を収めているはずなのに胸につっかえている想いを確かめに、想い出の地にふらりと足を運ぶ女性の心情を白銀にきらめく雪の中、見事に表現してるそう。キラキラした打ち込みとアコギの柔らかい音色によるシンプルなサウンドに乗せて、切なく歌い上げた冬のミディアムナンバーに仕上がっています。ファンモンらしいキャッチーなメロディが印象的な失恋ソング。後半に、エフェクトの掛かったコーラスが入るのが、新鮮でした。2/18に10thシングル『桜』、続く3/4に3rdアルバム『ファンキーモンキーベイビーズ3』をリリース予定。シングルにこの曲が入るのか不明ですが、いい曲です。聞いた事あるタイトルだなーと思ったら、ユニコーンの曲は『雪が降る町』でした。
PV視聴はオフィシャルで。1/28リリース。

木村カエラ『どこ』

どこ
木村カエラの2009年第1弾シングルは、渡邊忍(ASPARAGUS)によるプロデュース作。シングル曲としては自身初のバラードで、美しいメロディを情感豊かに歌い上げている。
今年いよいよデビュー5周年を迎え、スチャダラパー+木村カエラ名義の『Hey! Hey! Alright』でも注目の木村カエラ。繊細なメロディと美しいストリングスに壮大な大サビも全て備わっている、忘れられない想いを歌った甘酸っぱくナイーヴな歌詞が胸に刺さるバラードナンバー。これまでに『You』『Yellow』『TREE CLIMBERS』等を手掛けた、カエラのバックバンドでギターも務めるお馴染みのグッドメロディメーカー、アスパラのシノッピこと渡邊忍が作曲・作曲と全面的なプロデュースを担当。カエラちゃんの奥に潜む独特の強さや優しさのあるヴォーカルに、思わず引き込まれるドラマティックで不思議な雰囲気のある作品に仕上がってます。
カップリング『Phone』は、本人が出演するポッカコーポレーション「キレートレモン」CMソング。跳ねるピアノが心地いい、女の子の気持ちをストレートに歌ったカラフルでポップなアップチューン。こちらもシノッピが作曲し、作詞をカエラちゃんと共作。爽快で疾走感溢れるキラキラしたサウンドとガーリーなヴォーカルとよく合ってます。相性抜群のシノッピが両方手掛けたことで、統一感のある1枚になってます。
GyaO 音楽(~2/25)やYahoo!動画(~2/20)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。1/28リリース。

UNCHAIN『Music is the key』

Music is the key(初回限定盤)(DVD付)
1 Good Morning
2 Across The Sky
3 Turn Off The Light
4 Brighter Days
5 stillness in the wind
6 Fly In The Blue Moonlight
7 All Sincerity
8 Farewell blossom
9 Tonight's The Night
10 Places In The Heart
京都出身のロック・バンド、UNCHAINの2ndアルバム。従来の卓越したメロディ・センスとアレンジに加えて、本作ではソウル/R&Bの要素をふんだんに取り入れたアダルトな魅力も垣間見せている。
音楽サイトindiesmusic.comのセールス・チャート1位を獲得、2007年にメジャーデビューしたUNCHAIN(アンチェイン)。昨年11月からスタートした日本語詞3部作シングル3ヶ月連続リリースを経て、1stフルアルバム『Rapture』から約10ヶ月という短期間で完成された待望のニューアルバム。洋楽テイスト溢れるサウンドで知られる彼らが、初の日本語詞に挑んだシングルとして、ポップなメロディがキラキラと弾ける1stシングルM2、エヴァーグリーンなメロディに心躍る3rdシングルM4、哀愁漂う2ndシングルM5以外に、日本語詞楽曲として和テイストのシンプルなM7、哀愁溢れるメロディが立った歌謡ロック風のM8、女性かと思った優しいヴォーカルのジャジーなM10も日本語詞の良さが最大限に活かされてます。また、英語詞楽曲では、爽やかな空気感でUNCHAINの新たな幕開けを予感させる朝を描いたM1、グルーヴ感に溢れたUNCHAINらしさ全開なファンキーなギターカッティングとメロディアスなベースで変拍子に展開するM3、ポップなラブソングM6、70年代風のファンキーなビートに谷川さんのファルセットヴォイスがセクシーに絡むスティーヴィー・ワンダーを彷彿するM9と、非常にバランス良く仕上がった全10曲を収録。ソウルやファンクを基調としたタイトな独自のグルーヴ、洗練されたアレンジ、よく伸びる谷川さんのハイトーン・ヴォイスと、全部が気持ちいいですね。今までのUNCHAINにないM8とかも気に入りました。全曲サラッと何度も繰り返し聴きたくなる1枚。
GyaO 音楽(~2/18)やYahoo!動画(~未定)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。1/28リリース。