邦楽新曲レビュー -20ページ目

吉井和哉『ビルマニア』

ビルマニア
吉井和哉の前作『バッカ』から約1年1ヵ月ぶりとなるニューシングル。上京した際の想いを綴ったという、いわば原点回帰的なナンバーとなっている。
年末の武道館公演では、新曲のほかTHE YELLOW MONKEY時代の楽曲や『崖の上のポニョ』を熱唱するなどサービス満点のステージを繰り広げた吉井和哉。5thアルバムからの先行シングル。歯切れのよいギターのリフから始まるスピーディーなサウンドに、突き抜けたヴォーカルが映えるロックチューンに仕上がっています。都会で夢を掴もうとしている学生や新社会人、同世代に向けた応援ソング。タイトルを見た時は、半田健人とかの高層ビルが好きなマニアックな内容なのかと勘違いしてました(;^_^A曲を聴くと、普通にカッコいいですね。
カップリング『くちびるモーション』は、2007年にPUFFYに初プロデュース&楽曲提供した作品ののセルフカヴァー。PUFFYが出演したカネボウ「Lavshuca」のCMソングでしたね。吉井和哉バージョンを聴いてみたかったんです。ヘヴィなサウンドに乗せて、セクシーな歌詞をPUFFYより艶やかに歌い上げてます。ニューアルバム『VOLT』を3/18にリリース予定。
試聴はコチラです。1/28リリース。

Spontania feat.伊藤由奈『今でもずっと』

今でもずっと
「コラボレーション」をテーマに掲げた2009年の第1弾シングル。メンバーと親交のあるアーティストやリスペクトしているアーティストをフィーチャーしていくシリーズの第1弾で、本作では伊藤由奈との華麗な掛け合いを聴かせている。
Spontania feat.JUJU『君のすべてに』、JUJU feat.Spontania『素直になれたら』がロング・ヒットとなった2人組、Spontania(スポンテニア)。もともと交友のあった伊藤由奈を迎えた今作は、別れても忘れられない感情を歌った、究極に切ない失恋ソング。美しいストリングスとドラマティックなピアノに乗せて、伊藤由奈の歌唱力が映える壮大なバラードナンバーに仕上がっています。伊藤由奈とラップって、最初は合わないかなと思いましたが、悪くないですね。ドラマ仕立てのPVには、若手俳優・大東俊介と女優・奥田恵梨華が出演。実は恵梨華様のファンなので、嬉しいです。
カップリング『My Life』は、明るいグルーヴを持つオーガニックなサウンドに乗せて、小気味良いラップから雄大に歌い上げるアップチューン。途中から入るリコーダーの音がノスタルジックです。伊藤由奈は、TBS系アニメ「機動戦士ガンダム00」のEDテーマ『trust you』を3/4にリリース予定。
GyaO 音楽(~2/25)やYahoo!動画(~4/30)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。1/28リリース。

持田香織『雨のワルツ』

雨のワルツ(DVD付)【初回限定生産】
Every Little Thingの持田香織のソロ・デビュー・シングル。人気インスト・バンド、SAKEROCKとのコラボレーション・ナンバーで、よりパーソナルな部分が前面に押し出された作品に仕上がっている。
Every Little Thingの持田香織のソロ第1弾。彼女が敬愛するSAKEROCKが奏でる、温かでどこか切ないグルーヴ感漂うサウンドと、モッチーの柔らかいヴォーカルが重なり合った心地よいスローナンバーに仕上がっています。3拍子で展開するワルツのリズムに、ポエムや童話のような温かい言葉が織りなす不思議な世界観は、聴いてるとフワフワした夢心地になれます。一般受けはしなさそうですが、SAKEROCKを選ぶところはお目が高いですね。
カップリングは、佐藤製薬「BION3」CMソングで生音とエレクトロなテイストが絶妙な空気感を作り出しているミディアムナンバー『Drop』、おおはた雄一とコラボした、アン・サリーでお馴染みの名曲のカヴァーをシンプルなアコギのみで歌った『こころ』を収録。
GyaO 音楽(~2/18)やYahoo!動画(~未定)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。1/28リリース。

URATA NAOYA(浦田直也)『TURN OVER』

TURN OVER(初回生産限定盤)(DVD付)
1 Intro
2 TURN OVER
3 Baby Bang!feat.SPHERE
4 I think I'm in love
5 Ecstasy feat.YUKALI
6 Too Late
7 HOT LIKE FIRE
8 voice of mind
9 anything about sex
10 Starting all over
11 Like a tatoo
12 White lie
新進気鋭のヴォーカリスト、URATA NAOYAが強力プロデューサー陣と多数のフューチャリングアーティストと共に満を持して1stアルバムをリリース。先行配信限定リードシングル『Baby Bang! feat.SPHERE』を含む全12曲収録。
AAAのヴォーカル&リーダーの浦田直也が、URATA NAOYA名義でソロデビュー。POPフィールドを中心に活躍しているアイドルユニットAAAから、一歩踏み出した時に見せる「裏の顔」をテーマにしたブラックテイスト溢れるアルバムになっています。いずれは、バラ売りされるとは思ってましたが、浦田くんからとは思いませんでした。今井了介率いるTinyVoice,Productionがプロデュースし、SPHERE、Full Of Harmony、HI-D、田中ロウマ、LEO、YUKALI、JtoS、KURO from HOME MADE 家族という豪華アーティストが作曲・作詞・コーラスでバックアップ。リード曲となるM3は、ZEEBRAの実弟であるバイリンガルラッパー、SPHEREをフィーチャリングに迎えた、ファルセットで展開するセクシーなヴォーカルが映えるダークな4つ打ちのアッパーチューン。セクシーなリリックやサウンドは好みなんですが、この曲でのファルセットヴォイスが苦手。だから、あんまり期待してなかったのですが、なかなか良かったです。JtoSが作詞したエロくてクールなダンスチューンM4、田中ロウマ、YUKALI、UTAと制作したという囁くような低めのヴォーカルが印象的なM5、FOHが作曲・作詞・コーラスもしている大人の恋愛をしっとり歌ったミッドチューンM6、シンセを多用したクールなダンストラックM7、甘いヴォーカルが心地いいアコースティックなバラードM8、オートチューンを導入したアッパーチューンM11、KUROが作詞したウェット&スムーズなソウルナンバーM12と、R&B好きにはオススメの濃い1枚。M6、M7がお気に入り。
GyaO 音楽でPVフル視聴できます。(~2/18)試聴はコチラです。1/28リリース。

AZU『いますぐに…』

いますぐに・・・(初回生産限定盤)(DVD付)
AZUの2009年第1弾シングルは、恋をしているすべての人に贈る、切ない歌詞が心に突き刺さるナンバー。
SEAMOやHOME MADE 家族を生んだ東海のHIP HOPシーンが誇る歌姫、AZU(アズ)。約7ヵ月ぶりとなる5thシングル。前作『時間よ止まれfeat.SEAMO』を継承する切ない歌詞が共感を呼ぶ、スムースで艶やかな歌声が映えるミッドチューンに仕上がっています。「♪今すぐに会いたくて」という恋の衝動をストレートに綴ったAZUによる歌詞が印象的な恋する女性の応援ソング。着うたで人気のようです。前作に続いて、AI、CHEMISTRY、HOME MADE 家族を手掛ける藤本和則氏の作曲・プロデュース。PVでは、月9ドラマ「ヴォイス~命なき者の声~」に出演中の佐藤智仁とAZUが共演してます。
カップリング『恋におちて -Fall in love-』は、小林明子の名曲のカヴァーで、AZU自身が初めてプロデュースした意欲作。ライムライトのKOJIがアレンジを担当。ラバーズレゲエ風のアレンジが新鮮で、ハスキーな歌声で軽やかだけど繊細に歌い上げてます。歌詞がタイトル曲と共通する感じで、いいですね。
試聴はコチラです。1/28リリース。

松下優也『LAST SNOW』

LAST SNOW(初回生産限定盤)(DVD付)
「神の子の声」とも称される松下優也の2ndシングル。独特のオーラを感じさせる柔らかなヴォーカルとピアノが甘く溶け合う珠玉のウインターラブソング。
昨年リリースしたデビューシングル『foolish foolish』が各地で話題となった18歳の次世代のR&Bシンガー、松下優也。大阪のスクール時代は清水翔太と同じヴォーカル&ダンスユニットSUGERで活躍していた、イケメンのEPICイチオシ新人です。「和製Ne-Yoという呼び声」って、前作が『So Sick』と似てるだけなのに… (。・x・)ゝ今作も柴咲コウやEXILE、東方神起らに楽曲提供をしているJin Nakamura作曲・プロデュースによる、儚い恋心をしっとりと歌い上げたドラマティックなラブバラードに仕上がっています。昨年末からラジオでよく聴きますが冬の空気感が伝わる曲で、とても好きです。切なくも優しいヴォーカルと悲しい冬の物語が響きます。
カップリングは、共作で作詞にも挑戦した、ライブのオープニングのハイライトを飾るアップチューン『Close to you』、クールなトラックやエフェクトが掛かった気だるいヴォーカルがループする、大胆なタイトルでミステリアスな『I'm Sexy』を収録。
GyaO 音楽(~2/18)やYahoo!動画(~2/22)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。1/28リリース。

Miss Monday『The Light feat.Kj,森山直太郎,PES』

The Light feat.Kj from Dragon Ash,森山直太朗,PES from RIP SLYME
豪華ゲストを迎えた、Miss Mondayのシングル。Kj(Dragon Ash)の色が反映されたメロディ、森山直太朗の伸びやかな歌声、PES(RIP SLYME)の独特の世界観。各人の個性がしっかり活きた仕上がり。
HIP HOPとレゲエを自由に行き来し、ストリート&クラブ・シーンから絶大な支持を受けている女性ラッパー、Miss Monday(ミスマンデー)。約1年3ヶ月ぶりのニューシングルは、Kj from Dragon Ash,森山直太郎,PES from RIP SLYMEと奇跡のコラボが実現した、優しさに包まれるミディアムナンバー。Kjがプロデュースした全て生音による温かいトラックに乗せて、稀代のマイクリレーで「明けない夜はない」というテーマでそれぞれの言葉で綴られた希望の光を感じるメッセージソングになっています。冒頭のPESの優しいメロディラインとKjのフロウ、このメンバーでは異色の森山直太郎による繊細でキャッチーなサビと、全員が素敵です。メインのマンデーは2分以上経たないと出てこないですね。
カップリングは、レゲエのリズムとアコギが心地良く響くサウンドに「♪悲しくなるほど人を好きになってもいいさ」と背中を押してくれる切ないラブソング『純愛百景』、ニュージーランドのNo.1 HIP HOPグループNesian Mystikが手掛けた人気ナンバーのリミックスで、ラップでNesian Mystikも参加している『シアワセの種 Nesian Mystik remix』を収録。CD-EXTRA仕様でPVも入ってます。『純愛百景』もお気に入り。カップリングもオススメです。
BARKS(~2/28)やYahoo!動画(~2/9)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。1/28リリース。

中村優『Questions?』

Questions?(初回限定盤)(DVD付)
アニメ「ドルアーガの塔~the Sword of URUK~」OPテーマ。テレビ神奈川「saku saku」のMCも務める中村優がシュールでポップでヘルシーな感じでCDデビュー。
「ミスマガジン2005審査員特別賞」に輝き、グラビアアイドルとしても活躍。2006年からは木村カエラに替わってテレビ神奈川「saku saku」のMCもつとめている1987年生まれの中村優。デビューシングルとなる今作は、新年の幕開けにふさわしい、元気一杯のチアな掛け声が入ったロックで爽快なアッパーチューン。パワフルでエネルギッシュな歌声は、元気を与えてくれそうです。伸びやかな歌声は、元リンドバーグの渡瀬マキに似てるかも。
カップリング『Today』は、優しい歌声が印象的な何気ない日常を歌ったポップナンバー。エレキギターのアレンジがうるさいのがイマイチ。今後、木村カエラに続くのか注目ですね。
GyaO 音楽(~2/25)やYahoo!動画(~未定)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。1/28リリース。

SWEET BLACK feat. MAKI GOTO『Fly away』

Fly away
後藤真希が「好きなことして生きていたい」女の子を応援する、mixiで話題のプロジェクト「SWEET BLACK」に参加した、配信限定シングル。
再始動した後藤真希のavex移籍第1弾シングル。20代女性のリアルな姿をテーマに気鋭の女性クリエイターがオリジナル作品を制作するメディアプロジェクト「SWEET BLACK」に、ごっちんが作詞とフィーチャリングボーカルとして参加。4つ打ちのR&B色が強い爽やかダンスチューンに仕上がっています。ハロブロにはなかった曲で、カッコいいです。この曲は、同じく同プロジェクトに参加している作家の金原ひとみによる短編小説「マンボ」と連動してるそう。「マンボ」で書かれた「妄想と現実」のテーマをヒントに自ら作詞し、作曲はBoA、Crystal Kay、山田優、倖田來未を手掛けるHIRO(from Digz)が担当。PVでは、大人っぽい表情やダンスを披露していて、avexもなかなか力を入れてますね。でも着うたリリースというのが残念で、せめてPC配信して欲しいです。レーベルメイトになった倖田來未の『TABOO』と作曲が同じなので、その昔エロ路線になったごっちんに敵意むき出しだった倖田來未としては、複雑な心境だろーな。
GyaO 音楽(~2/18)やYahoo!動画(~未定)でPVフル視聴できます。オフィシャルでは、再始動する後藤真希に完全密着したWEB番組「Unrecorded」も公開中。1/21着うた配信リリース。

ghostnote『アイデンティティー』

アイデンティティー
1 I、愛、会い
2 キラキラキラ
3 サディスティック サイエンティスト
4 TOKIOメトロに乗って
5 孤独のナイトウォーカー
6 パッションヌ
7 ひねくれているのであります
8 東京
9 精一杯、僕らの歌
10 桜道
11 おはよう日本
12. スタート
3ピース・バンド、ゴーストノートの1stアルバム。映画「フライング☆ラビッツ」の挿入歌『精一杯、僕らの歌』をはじめ、アニメやドラマの主題歌、CM曲などを多数収録。むき出しの純粋な感情が詰め込まれている。
静と動が絶妙に入り乱れたメロディラインとストレートなギターサウンドで人気を集める、岡山発3ピース美メロバンド、ghostnote(ゴーストノート)のメジャー1stアルバム。テレビ東京系アニメ「銀魂」EDテーマになった3rdシングルで疾走感溢れるロックチューンM1で始まり、配信先行リリースしていたライブで一番人気のキャッチーなM2、カップリングだった電車の音で始まるポップナンバーM4、ゆったりした感じで始まりサビで弾けるM5、激しいサウンドで疾走するM6、ノスタルジックなミディアムナンバーM7、伸びやかな高音のヴォーカルが印象的なスローナンバーM8、テレビ東京系ドラマ24「ウォーキン☆バタフライ」OP&映画「フライング☆ラビッツ」挿入歌の熱く語りかける2ndシングルM9、キャッチーなメロディが耳に残る桜ソングM10、ウキウキ楽しいアップチューンM11、専門学校「日本工学院」CMソングだったインディーズからの人気のメジャーデビュー曲M12と、剥き出しで純粋な思いを詰め込んだ全12曲を収録。またライブを見てみたくなる仕上がりで、なかなか濃いめのポップな1枚。
GyaO 音楽(~2/16)やYahoo!動画(~2/27)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。1/21リリース。