邦楽新曲レビュー -17ページ目

UNICORN『WAO!』

WAO!【初回生産限定盤】
日本コカコーラ「アクエリアス」CMソング。2009年に再結成を遂げたユニコーンの約16年ぶりとなるシングル。阿部義晴が作詞・作曲したナンバーで、メンバーの変わらぬ遊び心とそれぞれがソロ活動で手に入れた音楽的完成度が、高いポイントで結実している。
1993年の解散以来、16年ぶりに再始動したUNICORN(ユニコーン)。まさかの再結成でしたね。2007年に奥田民生の歌手デビュー20周年企画でユニコーンのトリビュートやらがリリースされてましたが、再結成はないねという雰囲気だったのに。ジュンスカの再結成が影響してるんでしょうか(笑)私はユニコーン世代でもないし、昔は奥田民生が嫌いだったので、全然詳しくないのですが、盛り上がってるので気になります。復活第1弾シングルとなる今作は、ユニコーンらしいヌケ感も存分に味わえる、阿部義晴の絶叫が炸裂するテンション高めなロックンロールナンバー。今回は、阿部義晴がメインヴォーカルで奥田民生はコーラスとギターを担当。奥田民生と手島いさむのギターも冴えてます。途中グダグダになる感じが面白いですね。こういう曲をカップリングとかアルバム収録曲ではなく、シングルで切れるって、ある意味すごい。
初回盤のDVDには再結成に至る過程をメンバーが語るドキュメンタリーも収録。シャンブル【初回生産限定盤】2/18にオリジナルアルバム『シャンブル』、3/18にファン投票によるリクエストベスト『I LOVE UNICORN ~FAN BEST~』もリリース予定。
GyaO 音楽(~3/4)やYahoo!動画(~3/31)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。2/4リリース。

CLIFF EDGE『ナミダボシ feat.詩音』

ナミダボシ feat.詩音(初回盤)(DVD付)
2MC&1DJスタイルのヒップホップ・ユニット、CLIFF EDGEの2ndシングルは、シンガーの詩音を迎えたラブソング。切ないメロディと甘くキュートなヴォーカルが見事に融け合う珠玉のナンバーが完成している。
昨年、映画「ホームレス中学生」主題歌『Here 天上智喜//CLIFF EDGE』で話題を呼んだHIP HOPユニット、CLIFF EDGEE(クリフ・エッジ)。数々のウェッサイ系アーティストとコラボしてきた話題のR&Bシンガー、詩音をフューチャリングし、恋愛中の素直になれない気持ちやすれ違いを美しい旋律とリアルなリリックで表現した切ないミッドナンバー。キラキラしたメロディアスなトラックに、詩音の伸びやかで甘いヴォーカルと力強く優しいラップの絡みが絶妙で、心地いいです。CLIFF EDGEは、女性アーティストとのコラボが上手いですね。でも、タイトルがちょっとダ(ry
カップリングは、ドープなループトラックにハードコアなラップを聴かせる展開がクールなブラックテイスト満載のHIP HOPチューン『ONE』、CLIFF EDGE & MAY'S名義でリリースした冬の定番ラブソングとなったナンバーの心温まるスウィートなリミックス『Dear...feat. MAY'S(Sweet Heart Remix)』を収録。カップリングもオススメ。
GyaO 音楽(~2/25)やYahoo!動画(~未定)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。2/4リリース。

チャットモンチー『Last Love Letter』

Last Love Letter
初のセルフ・プロデュースとなる、通算10枚目のシングル。キュートなヴォーカルと疾走感あふれる演奏が描き出すのは、ストレートに想いをぶつける力強いラブソング。彼女たちの強い個性がくっきりと現れている。
3ピースのガールズロックバンド、チャットモンチー。静謐かつエモーショナルな佇まいが大きな話題を呼んだ9thシングル『染まるよ』に続く2009年第1弾は、「MTV meetalk with NEW NISSAN cube」CMソング/日本テレビ系「音楽戦士 MUSIC FIGHTER」2月OPテーマに起用。ハードなサウンドと力強いメロディに、ベースのあっこが作詞した優しさ溢れる歌詞を乗せたシンプルなロックナンバーに仕上がっています。大切な人の幸せを願う気持ちを、キュートに歌い上げていますね。イントロのベースがカッコよくて、かなり期待するんですが、いまいちパンチがないかも。本人出演の日産のCMでサビを聴いた時はいいなと思ったけど、フルで聴くと単調だからか拍子抜けしました。うーん、タイトル曲をセルフプロデュースするのは早いか。
カップリング2曲はドラムのクミコン作詞で、チャットモが得意とするえっちゃんのヴォーカルが切なく突き刺さる『片道切符』、パワフルで小気味良いギターリフが全体をリードする、クミコンの実の妹に贈ったウェディングソングと思われるコキゲンでキャッチーなパワーポップナンバー『Good luck my sister!!』を収録。『片道切符』は名曲ですね。告白今回はカップリング含め収録曲全てをセルフプロデュースという意欲作になっています。3/4に待望の3rdアルバム『告白』をリリース予定。楽しみです♪
Yahoo!動画でPVフル視聴できます。(~3/4)試聴はコチラです。2/4リリース。

Diggy-MO'『JUVES/VEGA』

JUVES/VEGA(初回生産限定盤)(DVD付)
3人組ヒップホップ・グループ、SOUL'd OUTのメインMC、Diggy-MO'によるソロ第2弾シングル。超絶なラップのスキル、メッセージ性溢れるリリックとメロディフロウに魅了される。
2003年1月のデビュー以来、日本のHIP HOP/R&Bミュージックシーンで不動の地位を築き上げている3人組ラップグループ、SOUL'd OUTのメインMCであるDiggy-MO'(ディギー・モー)。ソロ第2弾は両A面シングル。『JUVES』は、実力派ラッパーとしての腕を披露したアッパーなエレクトロチューン。巻き舌の高速ラップも健在です。ただ、歌詞カードが付いてないので、歌詞は分かりません(爆)「♪イン トレビア~ン」(注・トレビアンとは言ってないと思う)の高音で歌い上げるところで、頭の中でナベアツ(ムッシュ・ピエールではない)が出てきて、アホになってるとしか思えなくなりました(笑)他に「♪カッカッカッカッ」とかツッコミどころが多過ぎ。
『VEGA』は、新境地を拓くストリングスが美しいトラックに乗せて、ゆったりメロディアスに歌い上げた歌モノのミディアムナンバー。渋いヴォーカルだなと改めて思いました。あのジャジーな曲は、今回は収録されてないんですね。初回盤のDVDは、初のソロLIVEとして11/25にわずか200名のマイミク限定で行ったプレミアムLIVEを収録。
試聴はコチラです。2/4リリース。

Naifu『恋心 輝きながら』

恋心 輝きながら
日本テレビ系アニメ「名探偵コナン」EDテーマ。4人組バンド、Naifuの3rdシングル。ヘヴィかつエモーショナルなサウンドに、キャッチーで人懐こいメロディを乗せた完成度の高い仕上がりとなっている。
昨年7月にリリースしたメジャーデビュー曲『Take The Wave』がテレビ東京系アニメ「ゴルゴ13」OPテーマに起用され話題となった全員がヴォーカルのバンド、Naifu(ナイフ)。前作『Mysterious』に続き、人気アニメ「名探偵コナン」に起用されています。今作は、Naifuの新たな一面を感じさせる、哀愁漂うメロディアスなラブソング。 もの悲しさ漂う美しいメロディに乗せたストレートなメッセージのロックナンバーに仕上がっています。コーラスで宇浦冴香が参加。サビはキャッチーなんですが、前作のようなインパクトはないシンプルな楽曲ですね。歌謡曲風の古臭いメロディラインや往年のビーイングっぽい単にソリッドなギターサウンドというのがイマイチ。タイトルも古(ry
カップリング『Anchor Shock』は打って変わって、Naifu史上最も攻撃的なラウドサウンドによるエッジの利いたロックナンバーになっています。Naifuにおいては初となるGt./Vo.森下志音のリードヴォーカルナンバー。サビの全員で歌う感じが懐かしさを感じます。
Yahoo!動画でPVフル視聴できます。(~2/20)試聴はコチラです。2/4リリース。

AI『YOU ARE MY STAR』

YOU ARE MY STAR(初回限定盤)(DVD付)
AIの2009年第1弾シングルは、アグレッシヴな歌唱を聴かせる久しぶりのアップ・ナンバー。カップリングは、映画「ララピポ」主題歌/「神戸コレクション2009 SPRING/SUMMER」テーマ・ソング。
ソウルフルな歌声と、ゴスペルクワイアーで鍛えた本格的な歌唱力で聴く人を魅了するR&Bシンガー、AI(アイ)。映画「おくりびと」のイメージソングとEXILEのATSUSHIとのコラボを収録した『おくりびと/So Special -Version AI-』から約5カ月ぶりとなるニューシングル。プロデュースは『So Special』に続き、UTAを起用し、BPM125オーバーながらR&Bの質感を取り入れた楽曲。ハンドクラップで始まり、アコギの心地いいトラックでメロディアスに歌い上げたと思ったら、哀愁シンセが入り4つ打ちビートへと目まぐるしく展開するアップチューンに仕上がっています。ダンサーを夢見てオーディションを受け、不合格だった時に、AIのお母さんが掛けてくれた言葉を基に完成させた「♪あきらめないコト 教えてくれた君が YOU ARE MY STAR」と、頑張っている人へエールを送ってくれる前向きな応援ソング。間奏のブレイクやエモーショナルなヴォーカルもクールでカッコいいです。効果的なハンドクラップによって、気分がアガります。
カップリング『people in the World -Movie's Short Ver.-』は70年代ソウルを思わすトラックに、AIの豪快なヴォーカルが乗る自身初のディスコ・チューン。コーラスワークも冴え渡ってますね。初回限定盤は、このシングルに収録される2曲のライブパフォーマンス (AI CLUB TOURより)をいち早く収録したDVD付き。3/4にニューアルバム『VIVA A.I.』をリリース予定。
試聴はコチラです。2/4リリース。

らっぷびと『All Day,All Night』

All Day,All Night
動画投稿サイトなどで話題となったラップ・アーティスト、らっぷびとの1stシングル。「新世代インターネット・ミュージック」と称されるユーモアあふれる世界観は、完成度の高いメロディと絶妙なリリックで成り立っている。
ニコ動発のラッパー、らっぷびとがメジャーデビュー。2007年、アニメ「さよなら絶望先生」のOP曲『人として軸がぶれている』(大槻ケンヂと絶望少女達)にラップを乗せた『人として軸がぶれているらっぷ』をニコ動で公開、話題をさらう。初のアルバム『RAP BEAT』はオリコンインディーズチャートで3位を獲得しており、アルバム収録曲『When They Cry』は有線問い合わせチャートで1位を記録。何かと話題ですが、私はニコ動には疎いので、友人のススメで『RAP BEAT』は聴きました。今作は、TATE&MARKIE『Stand by me』の哀愁溢れるメロディアスなトラックを使った、人が成長していく風景を歌った温かいメッセージソング。元ネタとなるタテマキの曲はお気に入りだったので、初めて聴いた時は似てるのにびっくりしました。元ネタの温かい雰囲気は残してるので、安心しました。KICKやRHYMESTERが好きというだけあって、影響が分かりますね。
カップリングは、デビューのきっかけとなったゲーム「ひぐらしのなく頃に」をモチーフにしたオリジナルの人気ナンバーをシンプルなピアノの切ないトラックに乗せたリミックス『When They Cry(Piano ”SAYONARA” remix)』を収録。CDは3/10までの期間限定出荷。特典として、期間限定公開サイト「ネットラップ入門ホームページ」にアクセスできるコンテンツをCD-EXTRA仕様で収録。
試聴はコチラです。2/4リリース。

lego big morl『Quartette Parade』

Quartette Parade
1 その時のこと
2 FROM 12 TO 4
3 三月のマーチ
4 ユリとカナリア
5 ワープ
6 所詮、僕は言葉を覚えたばかりの猿
7 Ray(Album Ver.)
8 Noticed?
9 マイアシモト
10 nice to
11 cinderella syndrome
12 A
13 OPENING THEME
ウーロン・レコーズとエイベックスの共同レーベル、ORSの第1弾アーティスト、lego big morlの1stアルバム。映画&TVドラマ「赤い糸」の挿入歌『Ray』などを収録している。
昨年6月にリリースされた1stミニアルバム『Tuesday and Thursday』で一躍注目を浴び、夏フェスやイベント出演に次々と出演を果たしてきた大阪発の次世代4ピースバンド、lego big morl(レゴ・ビッグ・モール)。avex傘下になったコバタケのレーベルで、PhilHarmoUniQue、My Little Lover、レミオロメンなんかのアーティストがいますが、さすがにミスチルは入らないですね。心臓や水の音から始まる瑞々しいM1で始まり、渋いサウンドがカッコいいM3、心地いいグルーヴを聴かせるファンクナンバーM4、1stミニアルバムのリード曲でiTS無料ダウンロードやTSUTAYA無料レンタルになっていたM5、突き抜けるヴォーカルが印象的なM6、タワレコ&TSUTAYA限定シングルで壮大で柔らかい印象になったアルバムバージョンM7、ACIDMANのあの曲に似てる静と動が混在したM9、1stミニアルバム収録の人気ナンバーM10、楽しそうな掛け声で始まるキャッチーなロックチューンM11、完成度の高いイントロに惹かれる静かなスローナンバーM12、何故かオープニングになりそうなタイトルのポップなM13で終わります。全13曲を収録。変化の多いリズムや転調と、伸びやかなメロディの不思議なバランスの曲が揃ってます。1~2回聴いた時点で、何も感じないと思ってましたが、5回ぐらいからじわじわと良くなってきました。繊細なヴォーカルが魅力ですね。『Tuesday and Thursday』『Ray』と聴いてきましたが、青いイメージが変わりました。
Yahoo!動画でPVフル視聴できます。(~未定)MySpaceあり。PV視聴はオフィシャルで。1/28リリース。

倖田來未『TRICK』

TRICK(2DVD付)【初回限定TRICKプライス】
1 INTRODUCTION FOR TRICK
2 TABOO
3 show girl
4 Your Love
5 stay with me
6 This is not a love song
7 Driving
8 Bling Bling Bling feat.AK-69
9 That Ain't Cool (倖田來未 feat. Fergie)
10 Hurry Up!
11 Moon Crying
12 JUST THE WAY YOU ARE
13 Joyful
14 愛のことば
15 Venus (English Version) ※ボーナストラック
アップ・チューンからスロー・バラードまで、変幻自在のサウンドが楽しめる7thアルバム。珠玉のバラード『Moon Crying』やブラック・アイド・ピーズのFergieをフィーチャーした『That Ain't Cool』などを収録している。
前作から約1年ぶりとなる「変幻自在のエンタテインメントSHOW」をコンセプトにしたニューアルバム。デビュー当時からお馴染みのD.Iこと今井大介よる、フルバージョンで聴いてみたいパワフルなオープニングM1で始まり、クールに決めたダンサブルなR&BチューンM2、リード曲となるサーカスをイメージする展開が面白いM3、トステム住宅研究所「フィアスホーム」CMソングとしてOA中の優しいミディアムナンバーM4、au「LISMO」CMソングと小栗旬出演のSony EricssonのCMソングになった冬のバラードM5、エレクトロなダンスチューンM7、名古屋ウェッサイ界のキングAK-69を迎えたファーギーたんの『London Bridge』を彷彿とするゴージャスなM8、そのファーギーたんがメインヴォーカルのM9、ハンドクラップとヘヴィなサウンドで展開するクールなロックナンバーM10、復帰第1弾シングルとなったテレビ朝日系ドラマ「パズル」主題歌の静かなバラードM11、男性目線で歌ったポップナンバーM13、ボーナス・トラックとして「ジレット ヴィーナス」のCMソングだったバナナラマがカヴァーして大ヒットしたM15等の全15曲収録。HIP HOP/R&Bやバラードはもちろん、ロックやエレクトロなど、いままで以上に多彩なジャンルのナンバーを網羅。10曲が新曲ということで、最近のアルバムでは1番いいかも。M4、M6、M7、M10あたりのクールな感じが好きです。TRICKプライスとか、いろいろ批判もありますが、地道にやって行って欲しいなと、デビュー当時からこっそり応援してきた者としては思いました。2枚組DVDには新曲2曲を含む全6曲のPVに、一夜限り伝説のライブ「"Dirty Ballroom"~One Night Show~」を完全収録したプレミアム盤。早くも43rdシングルが3/4にリリース予定。
GyaO 音楽(~3/1)やYahoo!動画(~未定)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。1/28リリース。

UNISON SQUARE GARDEN『マスターボリューム』

マスターボリューム
テレビ東京系「JAPAN COUNTDOWN」1月度OPテーマ。抜群のポップネスとエネルギッシュなパフォーマンスを凝縮したメジャー2ndシングル。独特のトゲを持つ歌声と、3ピース・バンドとは思えない音の重圧感が魅力。
透明感溢れる斉藤宏介のヴォーカルとコンビネーション抜群なバンド・アンサンブルで、邦楽ロックシーンのネクストジェネレーションをリードする3ピース・バンド、UNISON SQUARE GARDEN(ユニゾン・スクエア・ガーデン)。今作は、一度聴いたら忘れられないサビのメロディ、爆発的なバンドアンサンブル、エッジの効いたハスキーなヴォーカルで聴かせる疾走感溢れるロックナンバー。初期衝動と攻撃力に溢れたメッセージとハードでヘヴィなサウンドが、勢い溢れてますね。3ピースバンドとは思えない音の重圧感を、エンジニア・渡辺省二郎によるスキルフルなエンジニアリングで表現。荒削りなヴォーカルが空気を切り裂いていくよう。とてもエネルギッシュで、振っ切れた感じがカッコいい。
カップリングは、内省的な歌詞を繊細に歌い上げたノスタルジックなポップバラード『一人思うは雨の中』、1st Demoに収録されていた初期の名曲を新録した美メロのミディアムロックチューン『スノウリバース』を収録。昨年1月リリースの2ndミニアルバム『流星前夜』の収録曲の別バージョン『MR.アンディ-party style-』を配信限定シングルとして3/4にリリース予定。 2008年の注目バンドとしてちょうど1年前にマスドレとかと紹介してたけど、ライブ見てないな。
GyaO 音楽(~2/18)やBARKS(~未定)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。1/28リリース。