邦楽新曲レビュー -15ページ目

植村花菜『BLESS/春にして君を想う』

BLESS/春にして君を想う
植村花菜2009年待望の第1弾シングルは、愛して止まない地元・関西限定リリース。女性のための新感覚のお酒「ハーブスピリッツ」のイメージアーティストに植村花菜が決定し、「ハーブスピリッツ」イメージソングも収録。
スピッツの『群青』でスキマスイッチの大橋卓弥とともにゲスト・ヴォーカル参加もしていた、兵庫県川西市出身のシンガー・ソングライター、植村花菜。関西限定シングルになっています。『BLESS』は、海外のアーティストの曲に恋する幸福感に満ちた日本語の歌詞を付けた、ハッピーな気持ちになれるラブソング。2月のMBS「おいしいうた(Suported by MPO !)」になっているので、関西ではよく流れてます。聴いてると笑顔になってしまう、伸びやかなヴォーカルと心地いいメロディ。木漏れ日のような温かさを感じさせるキラキラのサウンドは、生楽器だけではなくデジタル演奏で仕上げらているそう。
『春にして君を想う』は、プロデューサーに蔦谷好位置を迎えた、離れていても心にいる愛しい人へ送るバラードナンバー。壮大なサウンドに乗せて、力強く歌い上げています。そして、『ありがと。』は、「ハーブスピリッツ」イメージソング。昨年からFM802で頻繁に流れてましたが、めでたくFM802の2月のヘビロテになりました。そばにいなくても変わらない絆を描いたアップナンバー。素直な感謝を綴った温かい楽曲で、じわじわと響きます。彼女はデビューした頃からTVやライブで見掛けたことがありますが、可憐で美しい外見とは違って、親しみ易い関西弁なんですよね。関西以外の方は着うたフルで購入可です。3/25に、3曲が収録された全国流通のミニアルバム『春の空』をリリース予定。
GyaO 音楽でPVフル視聴できます。(~3/11)2/11リリース。

faith『faithful BEST』

faithful BEST(初回盤)(DVD付)
1 Love Song
2 SWEET WAY
3 2girls~in the sepiatone~
4 Precious Place
5 Feel
6 Seraphic
7 永遠の時間
8 アクセサリー
9 Love is Special
10 Two Futures
11 恋の天使~乙女の祈り~
12 I believe
13 Still Love~忘れない
14 DANGEROUS
15 fourseason`s
フィメール・ヒップホップ・デュオ、faithのベスト・アルバム。ヒット・シングル『Love Song』『2girls~in the sepiatone~』をはじめとした人気曲が満載。また、書き下ろしの新録曲も収められている。
R&Bにクラシカルな味付けをプラスした独自のサウンドを確立した、ピアノを弾きながらラップするJamとダンサーだったというヴォーカルのWEEVAからなるユニット、faith(フェイス)。2005年のメジャーデビュー以来、9枚のシングルと3枚のオリジナルアルバム、クラシックテイスト溢れるリミックスアルバムをリリースし、これまでの集大成となるベストアルバム。スマッシュヒットを記録したデビューシングルM1、ロングヒットで注目を集めた3rdシングルM3、 このあたりからWEEVAの風貌がオノヨーコ化したのが懐かしい(笑)力強いサウンドでfaith第二章の幕開けを飾った4thシングルM5、ポップなピアノとメロディアスな歌が溶け合う最新シングルのM12等のシングルや2008年春「カメリアダイヤモンド」CMソングになった、誰もが耳馴染みのあるバダジェフスカ「乙女の祈り」のフレーズをモチーフにしたラブバラードM11等の代表曲に加え、新たに書き下ろした新曲3曲として、WEEVAのキュートなヴォーカルとJamの賑やかなラップパートとの対比が面白いミッドナンバーM13、スリリングでドラマチックなストリングスが新鮮なアッパーチューンM14、切ない美バラードM15を含む、全15曲収録。新曲も全部イイ( ・∀・)!特にM13にグッときました。リリース順なので変化していく音楽性や改めて楽曲の魅力を知ることができます。faithのシングルって、クラシック要素を生かす為にメロディアスな曲が多いので、まったり楽しめました。ただ、個人的にはM14みたいなカップリングに入ってる実験的なビート感溢れるナンバーも好きだったりするので、ぜひ裏ベストも出して欲しい。初回盤は、全シングル曲のPVを収録したDVD付きのボリューム大の豪華2枚組なので、オススメです!
GyaO 音楽(~3/11)やYahoo!動画(~未定)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。2/11リリース。

三浦大知『Your Love feat.KREVA』

Your Love feat.KREVA(DVD付)
和製Ne-Yoとも囁かれる三浦大知の2009年第1弾シングル。日本のヒップホップ・シーンを代表するアーティスト、KREVAをフィーチャーし、豪華なコラボレーションを展開している。
かつてFolderのメイン・ボーカルとして弱冠9才でデビューした、卓越した歌唱力&ダンス・センスを誇る人気シンガー、三浦大知。約7か月ぶりのニューシングル。前作『Inside Your Head』に続き、安室ちゃんでお馴染みNao'ymtがプロデュースし、国民的RAPスターKREVAをフィーチャリングしたメロウなR&Bナンバー。Nao'ymtらしい和風のエレクトロなトラックに、大知君のスムースな甘いヴォーカルとKREVAの力強いラップが絡み合う、極上のコラボ曲に仕上がっています。恋にのめり込む切なさを表現したリリックとハートウォーミングな多重コーラスも心地いいです。PVは、KREVAの『くればいいのに』と同じロケ地っぽい。本人振り付けによるダンスもさすがでカッコいいし、くるくるパーマも可愛いです。本人が作詞・作曲の前シングルのカップリング『Magic』のリミックスをKREVAがプレゼントしたことから実現したのが、今回のコラボのきっかけだそう。そのリミックスは『Magic Remix (KREVA×三浦大知) 勝手にリミックスシリーズ Vol.2』としてKREVAの3ヶ月連続配信リリースの第2弾のひとつとして、同日に着うたフル(PC配信)リリースされてます。
カップリング『Spotlight』は、ギターの心地いいサウンドに乗せて、フロアで気になる子にアプローチする様子を軽快に歌ったアップナンバー。大人っぽいタイトル曲に比べると、カジュアルな一面が伺えます。本人が作詞・K-Mutoと共作で作曲。ちなみに、KREVAのツアーに同行してるラッパー千春の1/21リリースのアルバム『バカ正直』のリード曲『STOP!! feat.三浦大知』でもナイスなコラボを披露してます。
GyaO 音楽でPVフル視聴できます。(~3/4)試聴はコチラです。2/11リリース。

Salyu『コルテオ〜行列〜/HALFWAY』

コルテオ~行列~/HALFWAY
Salyuの両A面シングル。『コルテオ~行列~』は、カナダのスーパーサーカス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の第8弾公演「DAIHATSU Corteo(コルテオ)CIRQUE DU SOLEIL.」イメージソング。『HALFWAY』は、映画「ハルフウェイ」主題歌。
昨年11月に自身初のベストアルバム『Merkmal』をリリース、2009年2月には初の武道館公演も実現させたSalyu(サリュ)。単独としては約1年3ヵ月ぶり、小林武史プロデュースによる、Salyu×小林武史という強力コンビネーションでの両A面シングル。『コルテオ~行列~』は、小林武史の作詞・作曲・プロデュースによる、Salyuの伸びのある透き通ったヴォーカルの魅力を最大限に引き出したバラードナンバー。壮大なストリングスに乗せて、輪廻の世界を表現した儚げな歌詞と深遠な美しいヴォーカルが心地良く響きます。
『HALFWAY』は、北乃きい出演のKitKatのCMソングとしてお馴染みですね。青春の淡い恋心や別れを想起させる歌詞を淡々と優しく歌い上げたバラードナンバーに仕上がっています。アコギの牧歌的な温かなサウンドに乗せた、Salyuの神秘的なフォルセットに優しく包み込まれます。脚本家の北川悦吏子が初の監督を務めた作品の主題歌で、主演には北乃きい、岡田将生が抜擢。プロデューサーは岩井俊二が担当し、小林武史も彼と共に、音楽監督として映画プロデュースに参加。作曲を小林武史、作詞を小林武史、ERIKO(北川悦吏子)、Salyuの3人で手掛けています。雰囲気の違う2曲ですが、圧倒的なSalyuのヴォーカルは素晴らしいです。『HALFWAY』がお気に入り。
GyaO 音楽(~3/11)やYahoo!動画(~未定)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。2/11リリース。

ひいらぎ『みず』

みず
北海道の女性3人組アコースティック・ユニット、ひいらぎのデビュー・シングル。正直で一生懸命な主人公を描いた詞と3人の絶妙なコーラス・ワークからなる音楽は、瑞々しい美しさにあふれている。表題曲は彼女たちの代表曲とも言えるナンバー。
純文学ならぬ「純音楽」を奏でる北海道発3ピースユニット、ひいらぎ。何げない日常の悩みを綴った歌詞に、温かみのあるメロディ、力強い歌声が札幌路上ライブで評判を呼んで女子高生やOLを中心に人気沸騰。哀愁溢れるハーモニカの音色から始まり、千晶の存在感溢れる歌声と、恵梨香・愛美の絶妙なハーモニーが絡み合うミディアムナンバーに仕上がっています。素直に生きることを歌った、サビの「♪泣きたい時は上を向かないで 道端に咲く花に泪のみずをやればいい」というフレーズが耳に残る素朴な楽曲ですね。
カップリングは、アップテンポの明るいラブソング『ピンクの空』、一発録りによる一緒に歌おうと力強く歌った『そして、これからも…<一発録れたて編>』を収録。
Yahoo!動画でPVフル視聴できます。(~2/15)試聴はコチラです。2/4リリース。

Dragon Ash『運命共同体』

運命共同体
Dragon Ashの2009年第1弾シングル。バンド・メンバーやファンはもちろん、運命をともにすることになった仲間たちと歩む「冒険」を祝福したナンバーとなっている。
先日MEGUMIとの間にかわいい「運命共同体」が誕生したKjが率いる、Dragon Ashの21thシングル。昨年リリースされた人と人の繋がり、友情をテーマにした穏やかにリスナーを感動で包み込む『繋がりSUNSET』に続き、ラテンテイストのゆったりした柔らかいグルーヴナンバー。軽快なリズムに彩られた陽の光を思わせる温かいサウンドに、前向きでストレートな歌詞を乗せた1曲。カリビアンミュージックでよく聴かれるスティールパンを取り入れたことで、音に高揚感、祝福感、開放感が加わってます。
カップリングはメンバーそれぞれのリミックス。タイトル曲のBOTSによるエレピが温かいリミックス『運命共同体 (BOTS REMIX)』、HIROKIによるアコースティックな浮遊感溢れるレゲエのリミックス『Velvet Touch (HIROKI REMIX)』、FREEDOM(初回限定盤)(DVD付)桜井誠による独特のビート感のあるテクノなリミックス『繋がりSUNSET (桜井誠REMIX)』を収録。3/4にニューアルバム『FREEDOM』をリリース予定。
BARKS(~未定)やYahoo!動画(~2/28)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。2/4リリース。

カルテット『ベストフレンド』

ベストフレンド
フジテレビ系アニメ「ミチコとハッチン」EDテーマ。「友達以上、恋人未満」のもどかしい心情が綴られたラブソング。
2006年11月にメジャー・デビューを果たした、nobodyknows+、HOME MADE家族等のSEAMO男塾イズム最後の継承者で名古屋発のHIP HOPグループ、カルテット。初のストリングスが入った壮大なサウンドに乗せて、三角関係の切ない気持ちを綴った究極の片想いソング。印象的なメロディラインに美しいハーモニーが加わって、より説得力のあるバラードナンバーに仕上がっています。カルテットってノリがいいというイメージがありますが、こういう泣ける歌モノもいいですね。ジャケ&PVに、若手お笑い芸人・しずる、そして雑誌「セブンティーン」モデルの剛力彩芽が登場してます。
カップリングは、ジャジーなピアノが印象的なトラックに渋いラップを乗せた、R&Bテイストを全面に押し出した『fly』、恋の瞬間を歌ったアッパーなパーティーチューン『ビッグ BANG!』を収録。
GyaO 音楽(~2/25)や特設サイト(~未定)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。2/4リリース。

TWICE『DISTANCE』

DISTANCE
テレビ大阪系「ナイトクルージング」2009年1月度OPテーマ。姉弟ユニット、TWICEのデビュー・シングルは、ヒップホップやR&Bなどのエッセンスを取り込んだ切ないラブソング。
弟のMASAと姉のKAZUMIの実の姉弟からなる鳥取県米子市在住の二人組ユニット、TWICE(トゥワイス)。 様々なエッセンスを取り込んだトラックと美しいメロディに乗せて、MASAの甘いヴォーカルとKAZUMIの切ないラップが心地良く響くバラードナンバー。そばにいるのに感じる心の距離を男女の掛け合いで上手く表現しています。しっとり歌い上げる男性リードヴォーカルとHALCALI並のゆるい感じの女性ラップという新鮮な組み合わせにも注目ですね。覚え易いサビだし、印象に残ります。
カップリング『キミが好き!』は、エンジン音から始まる、歯切れの良い女性ラップが印象的なハッピーなアップナンバー。二人共、ラップ、歌、ソングライトもこなすマルチプレイヤーだそうです。
Yahoo!動画でPVフル視聴できます。(~3/3)MySpaceあり。試聴はコチラです。2/4リリース。

電気グルーヴ『The Words』

The Words(DVD付)
コーセー「ファシオ」CMソング。電気グルーヴの2009年第1弾で、アルバム『YELLOW』よりのリカットシングル。DVDでは、初商品化のPVなどファンにはたまらない映像が楽しめる。
昨年はアルバムを2枚もリリースするなど精力的な活動を展開した、電気グルーヴ。今作は、10月リリースのアルバム『YELLOW』に収録されていた、CMソングをシングル化。オリジナルの英語詞からほぼ同意の日本語詞に変え、新たに録音したニューバージョンになっています。ニューウェーブ色の強いダンスナンバー。英語Ver.の方がカッコいいけど(^_^;)
カップリングは、そのCMに出演する上戸彩のボイスをフィーチャーしたCMバージョンですが、あっという間に終る『The Words(CM Mix 15sec)』、アルバム『J-POP』の冒頭を飾ったナンバーのオルタネイト・バージョン『完璧に無くして(Alternative Version)』、関東のみで放送されたTDKの企業CMソングだった『YELLOW』の冒頭を飾ったナンバーのフルバージョンで不気味な雰囲気を醸し出している『Mojo(Full Length)』を収録。新曲はないので、旧バージョンと比べたりすると面白いかもしれませんね。電グルらしいユラユラできる気持ちいいサウンドが詰まった1枚。完全限定生産。
試聴はコチラです。2/4リリース。

My Little Lover『音のない世界/時のベル』

音のない世界/時のベル(DVD付)
TBS系愛の劇場40周年記念番組「ラブレター」主題歌。女性ヴォーカリスト、akkoのソロ・プロジェクトとなったMy Little Loverの2009年第1弾シングル。ドラマを切なく美しく彩るナンバー。
アコースティック・ライブツアー「acoakko」を経て、約10ヶ月ぶりとなる通算22枚目となる両A面シングル。山下リオ、鈴木亜美が主演を務める昼ドラの主題歌になっていますね。akkoの透き通った儚げなヴォーカルと、耳触りのよいギターストロークが印象的な切なさ溢れるミディアムナンバーに仕上がっています。冒頭のコーラスからふわふわとしたキーボードのフレーズに合わせてサビに向けて盛り上り、サビの壮大なメロディにグッときます。akkoらしい切ない歌詞もいいし、コバタケがいなくてもマイラバの世界観を壊さない素敵な曲です。作曲はマイラバではお馴染みになってきた松浦友也さん。
『時のベル』は、松雪泰子が出演するダイハツ「ミラ」CMソング。「♪ルリランラン ルリランラン」というキュートなフレーズが耳に残る、軽やかなポップナンバー。浮遊感溢れるキラキラしたサウンドだけど、可愛いだけじゃない後半の間奏にあるギターサウンドも注目です。カップリングは、昨年12/5に赤坂BLITZで行われた「My Little Lover Live#5 acoakko」よりライブ音源として、壮大なストリングスで大人っぽい雰囲気の『Hello,Again~昔からある場所~(acoakko Live ver.)』とヴォーカルがストレートに響くほんわかした『愛と平和(acoakko Live ver.)』を収録。昨年10月リリースのアコースティック・スタイルでセルフカヴァーした配信限定アルバム『acoakko』にも『愛と平和』は、なかったので貴重ですね。
試聴はオフィシャルで。2/4リリース。