邦楽新曲レビュー -14ページ目

光岡昌美『FREE BIRD』

FREE BIRD
TBSテレビ系「恋するハニカミ!」1月度EDテーマ。光岡昌美の5thシングル。虎舞竜『ロード』のアンサー・ソングでも話題となった彼女の、透き通るような歌声が堪能できる。
2005年にヴォーカル・ダンスユニット・Sister Qとしてデビューし、解散後はソロで活動しているチワワ系美少女シンガー、光岡昌美(みつおか まさみ)。今作は、壮大なデジタルロックテイストのサウンドに、可愛い高音のヴォーカルが刺さるミディアムナンバーに仕上がっています。一歩一歩前に進む力を信じていると歌う前向きなメッセージソング。
カップリング『Rainbow』は、迷いから開放される歌詞を優しいヴォーカルで歌い上げたポップナンバー。サビが耳に残ります。作曲はw-inds.等に楽曲提供しているT2yaが担当。通常盤のみ1stシングル『Hana』のPREMIUM PACKのみのボーナストラックのしっとり歌い上げたアコースティックバージョン『eternally(Acoustic Version)』を収録。狙ってると思いますが、全曲90年代っぽいサウンドで、やっぱり初期のAyuや愛内里菜を彷彿としますね。私は『eternally(Acoustic Version)』が1番良かったです。
GyaO 音楽でPVフル視聴できます。(~3/11)試聴はコチラです。2/11リリース。

JUJU『やさしさで溢れるように』

やさしさで溢れるように
「MTV meetalk with NEW NISSAN cube」CMソング。NYを拠点に活動する日本人女性シンガー・ソングライター、JUJUのシングル。切なさを感じさせる歌声で「ひたむきな想い」を綴った、感動のロック・バラードとなっている。
Spontaniaと歌った『君のすべてに』『素直になれたら』がロングヒットを記録し、一躍注目シンガーとなったJUJU(ジュジュ)。前作の『素直になれたら』の両A面曲『I can be free』に続いて、亀田誠治氏がプロデュースを担当。たとえ離れたとしても、いつまでも大切な人を愛し続けると綴った、ギターとストリングスが絡み合うドラマティックなロックバラード。これまでの切ないR&B系のバラードとは違う、幸せな温かみを感じる楽曲になっています。JUJUの伸びやかなヴォーカルに寄り添うような表情豊かなアレンジもさすがですね。
カップリングは、JUJU恒例のカヴァーソング企画として、竹内まりやの名曲をカヴァーした『元気を出して』を収録。月例のカヴァーライブイベント「ジュジュ苑」でファンと一緒に歌った時に「失恋したけど元気になりました」という言葉を貰って、今回カヴァーすることになったそう。シンプルなアコギのみから後半にピアノが加わり、ヴォーカルの素晴らしさが堪能できます。
GyaO 音楽(~3/4)やYahoo!動画(~3/10)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。2/11リリース。

木山裕策『Memorial』

Memorial
1 home
2 Good morning
3 ミックスジュース
4 桜並木
5 花火
6 イルミネーション
7 horori(with Kumiko Aizawa)
8 Lie
9 永遠
10 home(afternoon tea taste)
11 君という愛
木山裕策の1stフル・アルバム。ヒット・シングル曲『home』ほか、全曲とも多胡邦夫による書き下ろしのナンバーとなっている。音楽や歌うことにかける情熱が伝わる熱い1枚。
声を失う危険すらあった甲状腺の病を克服し、日本テレビのオーディション番組「歌スタ!!」の出演を契機にデビュー。2008年には紅白歌合戦初出場も果たした、現役サラリーマンの4児のパパである40歳の遅咲きシンガー、木山裕策(きやま ゆうさく)。初のオリジナルアルバムです。親子3世代が愛で繋がるロングヒットしたデビュー曲M1で始まり、夢と現実をさまよう爽やかなM2、妻との何気ない日常の幸せを綴ったM3やM6、母への感謝を綴るM4と、家族愛に満ちていますね。初恋を思わせる甘酸っぱいミディアムナンバーM5、同じ歌スタ出身の相沢巧弥子とのコラボした男女の喧嘩を歌ったポップなM7、不穏なピアノが面白いロックなアッパーチューンM8、テレビ東京系アニメ「スキップ・ビート」EDテーマで感動的なラブソングM9、M1の別バージョンでポップなアレンジによる紅茶味のM10、最後まで愛に包み込まれる美しいバラードM11で幕を閉じます。80年代的なセンスを漂わす素朴なアレンジがイマイチかなと思ってましたが、何気にリピートしていると幸せな気分になるポップな1枚。M7、M8、M9がお気に入り。
GyaO 音楽(~3/4)やYahoo!動画(~未定)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。2/11リリース。

HALCALI『Re:やさしい気持ち』

Re:やさしい気持ち
HALCALIの2009年第1弾シングル。CHARAの名曲『やさしい気持ち』を大胆にサンプリングしたラブソングで、高野健一がサウンド・プロデュースを担当。高鳴る恋心を素直に表現したハートフルな仕上がり。
2007年から2008年にかけて、海外リリースやライブを行い活動スケールを大きくしてきたHALCALI(ハルカリ)。矛盾する女心を歌い、今もなお愛され続ける97年のCHARAのヒットナンバー『やさしい気持ち』にHALCALIがレスを送るかたちの大胆サンプリングカヴァー。冒頭がCHARAのヴォーカルで始まるので、惹き付けられますね。前作『Long Kiss Good Bye』に続く、切な系ラブソング。原曲のふんわり温かい雰囲気を壊さずに、CHARAの甘いヴォーカルとHALCALIの20代突入の新境地となる大人のラップが巧みに絡んでいて、聴きやすいです。サウンドプロデュースにはpal@popこと高野健一が担当。
カップリング『Orange Sunset』は、アコギ主体のストリングスが美しいミディアムナンバー。歌詞が優しくて、柔らかいヴォーカルとラップが上手く乗ってます。メレンゲのクボケンジが作詞、Q;indiviの田中ユウスケが作曲・プロデュースを担当。カップリングもオススメ。
GyaO 音楽(~2/11)やYahoo!動画(~2/22)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。2/11リリース。

ストレイテナー『Nexus』

Nexus
1 クラッシュ
2 Little Miss Weekend
3 Ark
4 Lightning
5 Magic Blue Van
6 蝶の夢
7 Black Hole
8 Stilt
9 イノセント
10 ネクサス
日本を代表するロック・バンド、ストレイテナーの前作より約2年ぶりとなるアルバム。迫力のあるバンド・サウンドと、しっとりしたアコースティック・サウンドを併せ持つ彼らの、さらなる深化が窺える一枚。
昨年10月に元ART-SCHOOLのギタリスト大山純の加入を発表したストレイテナーの4人編成になって初となる5thアルバム。私も参加した4人となったツアーで披露された希望を感じる歌詞が強く突き刺さるカッコいいM1で始まり、先行シングルで攻撃的で重厚なバンドアンサンブルによる4つ打ちロックチューンM2、先行シングルで心地いいエレピに乗せて恋人を失った虚無感を表現したM4、ドキドキするストレートなラブソングM5、ライブで聴いてみたいグルーヴ感のあるサウンドとサビの高揚感がたまらないM6、大山純の正式加入発表と同時にリリースした配信限定シングルで徐々に加速するM7、ツアーで披露された爽快なロックチューンM8、美しいサウンドと歌詞がじわじわと染みるバラードM9、人と交わる時間の大切さを歌ったメッセージ性の強い歌詞にグッとくるM10で終わります。全10曲収録。サウンドも進化してるけど、心の奥深さを描いた歌詞の変化も感じます。テナーならではの激しさを残しつつも、ホリエテナーのヴォーカルがより伸びやかに、美しいメロディとダイナミックなバンドアンサンブルはさらに洗練されてます。いやー、しばらく聴き込むと思う名盤。次のツアーも参加予定なんですが、かなり期待できそう。Emotion Picture Soundtrack 2 [DVD]同日にPV集のDVD『Emotion Picture Soundtrack 2』をリリース。一緒に購入しましたが、まだ見てません。楽しみです♪
試聴はコチラです。2/11リリース。

MEG『FREAK』

FREAK(初回限定盤)(DVD付)
MEGの2009年第1弾シングル。イギリスのニューレイヴバンド、Hadouken!によるプロデュースで、カップリングには同曲の国内クリエイターによるリミックスなどを収録している。
02年7月に岡村靖幸との共作『スキャンティブルース』でデビューし、自身がトータルプロデュースを手掛けるブランド「CAROLINA GLASER」のデザイナー、モデルとしても幅広く活躍している、MEG。通算13枚目のシングルとなる今作は、ここ数年プロデュースを一手に引き受けていた中田ヤスタカ(capsule)の手から離れ、イギリスで大人気のHadouken!(ハドーケン)がプロデュース。イギリスからの波動につき動かされた未来進行形エレクトロサウンド。今までのポップアイコンとしてのMEGとは違う、荒々しくてクールな楽曲に仕上がってます。攻めの姿勢を感じる超アゲアゲの高速レイヴチューンで、ガーリーなコーラスのループが耳に残ります。中田ヤスタカだけじゃなくて、変化があっていいですよね。個人的には好きです。次は『House☆Disney』でコラボしたQ;indiviを迎えたりしたら、いいかも。アミーゴもm-floの☆Taku Takahashiプロデュースだし、中田ヤスタカも小休止かな。
カップリング『TOXIC』は、けだるいセクシーなヴォーカルが印象的なロッキンで攻撃的なアッパーチューン。そして、エレクトロのシーンで国内外からオファー殺到中のTHE LOWBROWSによるリミックス『TOXIC(THE LOWBROWS Gimme Five Remix)』を収録。このリミックスが1番聴きやすいですね。
Yahoo!動画でPVフル視聴できます。(~3/10)試聴はコチラです。MySpaceあり。2/11リリース。

青山テルマ『LOVE〜THELMA LOVE SONG COLLECTION〜』

LOVE!~THELMA LOVE SONG COLLECTION~(初回盤)(DVD付)
1 そばにいるね / 青山テルマ feat. SoulJa
2 大っきらい でもありがと
3 何度も
4 守りたいもの
5 好きです。
6 このまま ずっと
7 Last Letter
8 LOVE(DJ KAWASAKI REMIX)
9 again
人気シンガー、青山テルマによる珠玉のラブソングを収録した企画アルバム。大ヒット曲『そばにいるね 』など耳なじみのあるシングル曲に加え、新録曲も収録されている。
昨年社会現象さえ巻き起こしたR&Bシンガー、青山テルマ。バレンタインシーズンをかなり意識したラブソングばかりを集めたアルバム。SoulJa『ここにいるよ』のアンサーソングとして大ヒットした2ndシングルM1、ドリカム書き下ろしのフジテレビ系「あいのり」主題歌の5thシングルM2、本人出演の任天堂「大合奏! バンドブラザーズDX」CMソングの3rdシングルM3、フジテレビ系ドラマ「チーム・バチスタの栄光」主題歌の4thシングルM4という代表的なシングルに加え、新曲としてサントラ収録の映画「恋極星」主題歌M5、モー娘。の高橋愛主演のNHKドラマ8「Q.E.D. 証明終了」主題歌でEXILEの『ただ…逢いたくて』を手掛けた春川仁志氏が作曲した切ないミッドナンバーM6、そして、1stアルバム収録のM7、DJ KAWASAKIによる3rdシングルのカップリングのハウスリミックスM8、初の洋楽カヴァーとしてJanet JacksonのカヴァーM9を収録。初回盤はシングル4曲のPVを収録したDVD付き、スリーブケース仕様。配信購入していたM5がオススメですが、個人的にはM8も良かったです。やっぱり、ハウスとの相性いいですね。ベストアルバム的な感じの内容。ファンとしては新曲2曲で、アルバム買うのはキツいです。でも、初めて聴くには手っ取り早いかな。チョコと一緒にプレゼントしてくれってことでしょう(^▽^;)
試聴はコチラです。2/11リリース。

nobodyknows+ feat.シゲルBROWN『Fallin'』

Fallin’
ヒップホップ・クルー、nobodyknows+の2009年第1弾シングル。シゲルBROWNこと松崎しげるをフィーチャーし、切なさと寂しさをたたえたウィンターラブソングに仕上げている。
紅白出場も果たした名古屋発の4MC+1DJのHIP HOPグループ、nobodyknows+(ノーバディーノウズ )。約半年ぶりとなるニューシングル。褐色のソウル王こと松崎しげるをフィーチャーした、別れた人を思い出す冬の寂しさ、切なさを歌い上げた「愛のメモリー」ソング。どこか懐かしいトラックのスローナンバー仕上がっています。冬の情景と寂しさが目に浮かぶ歌詞を切ないメロディに乗せて、松崎しげるの渋く深みあるヴォーカルでソウルフルに歌い上げています。叙情的なラップも違和感なくて、絶妙に融合。
カップリングは、元ネタとなった20年前に一夜限りで歌われた幻のライブバージョン(という設定)『フォーリン(Live at 今池オープンハウス in 1988) / シゲルBROWN & The Spice Stars』を収録。松崎しげる単独バージョンなんですが、女性コーラスと生バンドとの絡みが心地良くて、松崎しげるのヴォーカルとシャウトにも圧巻です。冒頭に長めのMCが入ってますが、『愛のメモリー』を披露した初めてのライブで実際に話したMCなんだそう。臨場感があって、楽しめました。
GyaO 音楽(~2/28)やYahoo!動画(~2/27)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。2/11リリース。

阪井あゆみ『悲しみを愛しさで』

悲しみを愛しさで
テレビ朝日系ドラマ「特命係長 只野仁 シーズン4」主題歌。ファッション雑誌「CanCam」のモデルとしても活躍する阪井あゆみが歌手デビュー。作詞を秋元康が手がけている。
モデルである阪井あゆみのデビューシングル。今作は、妻や恋人がいる男性への切ない思いを綴ったラブバラード。シンプルなサウンドに、綺麗なファルセットも聴かせてくれる素朴なヴォーカルな心地いいです。一応「CanCam」読者なので、小柄の奥様モデルとして「CanCam」で活躍してたのは知ってますが、モデルとしては女子に人気はなさそう。しかも離婚を発表。歌手デビューをきっかけに、モデルとしても飛躍するといいですね。PVでの美しさは認めるけど、紙面で見掛ける感じは好みではないです。
カップリング『re-set』はエレクトロとアコースティックが融合した変わったトラックにゆるく歌い上げたレゲエ調のミディアムナンバー。コーラスの入ったイントロでは期待したんですが、やたら可愛いらしい歌い方が微妙かな。
試聴はコチラです。2/11リリース。

KEN THE 390『届けたくて…feat.青山テルマ』

届けたくて・・・feat.青山テルマ
フリースタイル・バトルで好成績を収めてきた男性ラッパー、KEN THE 390のメジャー1stシングル。「思い切って気持ちを伝えること」をテーマに、男女のもどかしい想いを表現したメッセージソング。
昨年10月にミニ・アルバム『FANTASTIC WORLD』でメジャーデビューを飾ったRAP界の貴公子、KEN THE 390(ケン・ザ・サンキューマル)。今をときめく青山テルマをフィーチャーし、クラブ・シーンや洋楽ファンからも絶大な支持を得るR&B界の王子DJ KOMORIがプロデュースした夢のコラボソング。DJ KOMORI&UTAといえば、初の邦楽R&B MIXCD『WHAT'S R&B』のリード曲『Flash feat.CHiE(Foxxi misQ)&EMI MARIA』も良かったですね。今作は、お互い伝えられずにいる男女間のもどかしい気持ちを綴った、二人の掛け合いがラブリーなHIP HOPチューン。DJ KOMORI&UTAによる美しいストリングスが響く壮大なトラックに乗せて、青山テルマによるフックのメロウなヴォーカルが心地いいですね。スマートなKENのラップも聴きやすいです。流行のR&Bにラップが加わったお涙ちょうだい系ではなく、しっかりラップを聴かせるのは、媚び過ぎてないので好感が持てます。ラッパーっぽくないビジュアルとKREVAに似たラップなので女子に人気なんですよね。うん、確かに爽やか(ノ´∀`*)
カップリング『タイトロープ』は、TARO SOULやKREVAも手掛けるトラックメイカーALI-KICK(Romancrew)がプロデュースを担当。ジャジーでビートが効いた落ち着いたトラックに、歯切れの良いラップを乗せたHIP HOPナンバーに仕上がっています。
GyaO 音楽でPVフル視聴できます。(~3/4)『FANTASTIC WORLD』のPVフル視聴はYahoo!動画で。(~未定)試聴はコチラです。2/11リリース。