女であること ２.

『””女であること １.””』

そして今

そのときの子どもたちは

長女が２８歳

次女が２６歳

息子が２３歳となり

子どもたちの父親とは

離婚した

そして

出産という

子どもを産みだすという

肉体的な創造は

地上天国や奇跡を

産みだす、創造するという

現実的だけど

感覚的なものになり

『地上天国への道 １.』

『奇跡 ⒏（登校時の息子に起こったこと）』

子どもたちの

栄養の源である

母乳を与えるという

肉体的な行為は

このように

人間、存在の源である

無条件の愛を与えるという

精神的で神聖な状態となり

『りんとの対話 １３.』

『愛すること ２.』

セックスという

異性、同性と

肉体的にまぐあうという

肉体を分かち合う行為も

自分の中の

男性性と女性性が統合し

自分と神と統合し

その結果

この世の全ての存在が

神であるのを

示すかのように

このように

異性、同性、人間、肉体、存在

という枠を越えて

誰とでもどこででも

現実的だけど精神的に

分かち合い、統合するという

奇跡が起こるように

変わってきた

『セックス ５.』

『統合するということ １.』

『統合するということ ２.』

だから

出産、母乳、セックス

というのは

有限だったが

地上天国と奇跡

無条件の愛

統合というのは

無限で

今、毎朝

出産した

あの日の朝のように

いや

あの日どころではなく

全てが

痛いほど眩しく

全てが

嗚咽するほど

狂うほど

深く輝いていて

今それが

日常で

これからもこれが

無限に続くこともわかり

今は

物質的な母ではなく

精神的な母、両親と共に

ああ、

神になったな…

神に還ってきたな…

と感じている

『還る ５.』

そして

この夢からは

もう醒めなくていいんだ…

とホッとし

今までが夢で

これが現実か…

と思い

当時

３人の子どもを産んだ

自分へのご褒美に

髪の毛が少なく

おっぱいばかりを飲んでいた

第三子の息子と重なり

ピカソの母性という絵を　

購入し飾っていたが

その後

脳障害障とを負った息子が

今はアーティストとなり

この世のものとは

思えないほど

美しく緻密で爆発的な

絵を描くようになり

今は

その絵を飾っている

女であること １.

『””女であること １.””』