このように
息子は
わたしの前では
多弁では
なくなっていった
そして
先日
息子は
半年ぶりに
行った
息子は
最近
まつやま絵画教室には
行っておらず
絵を描くときは
自宅で
描いており
だから
週に二回の
教室の日は今
松山先生とわたしが
話をする時間に
なっていて
でも昨日
8月18日から
約半年ぶりに
息子が
絵画教室に
行ったら
松山先生は
半年ぶりに見る
息子が
多弁ではなくなり
落ち着いていたことに
驚いていた
そして
前回は
ちょうど
絵を描き終わった
息子は
わたしと
先生の会話を
たまに
幼い
一方的な会話で
遮り
そして
松山先生と
わたしが
話している間を
立ち歩き
何度も視界も
遮っていたことを
思い出した
だから
この日
一切話さず
立ち歩かず
落ち着いていた
息子を見て
この半年の変化が
よくわかった
と先生は言われ
それは
半年ごとに
診察を受けていた
起こっていた
奇跡のようで
いや
世界一ハードな
脳障害の
リハビリプログラムを
持つ
その
研究所でも
限界があった
その先の
奇跡の続きが
ここにあり
泣いた