8月30日<現実>後半
<現実日記>
8月30日(水曜日)
天候*曇→雨→曇→ちょい晴れ
東京では、昼ごろは空が真っ黒で、
雨が降ったり止んだりという感じだったのですが、
夕方になると、なんとか晴れて、落ち着いた感じ。
雨というか、傘が嫌いな僕としては、一安心。
ディズニーランドに行って傘をさす気には、
どうしてもなれません。
というわけで、昨日アップした写真の通り、
東京ディズニーランドに行って参りました。
ここで皆様に朗報。
ディズニーランドは、一人でも大丈夫。
確かに、行く前は、
「こりゃあ覚悟を決めていかないと、
かなり切ないことになるな」
と思って、実際覚悟を決めて、ポーカーフェイスで
出発しました。
【まめ知識】
舞浜駅を降りて、右がランド、左がシー
ところが、
18時半ごろ舞浜駅に降り立ってみると、
カップルよりも、家族連れや同性の集団のほうが
圧倒的に多いのです。
しかも、
一人で来ているっぽい外国の方もいるし、
夜のお台場に比べたら、まるで天国のようです(?)。
その安心感と、駅からランドまでの、
ディズニー側の見事で徹底した演出のせいで、
石のように無表情だった僕の顔も、自然とほころんでしまいました。
なんかね、
バスの窓の形がね、ネズ公の形なんですよ!(←なんなんだ)
いけないいけない。
本来の目的、「ネズ公に一泡」を忘れてはいけない。
気を引き締めて、バッグの中の、
ヤツをおびき出す為に用意したチーズ(穴の開いた三角のやつ)を
確認して、ランドに入園します。
ピクサー作品は大好き。
「カーズ」のマックィーンがお出迎え。
ヤツを殺る(!?)チャンスは、19:30分から始まる
「エレクトリカなんとかパレード」
しかないとふんだ僕は、
ひとまず「カリブの海賊」に乗って、モチベーションを高めます。
その後、僕のファーストチスの場所である
「カントリー・ベア・シアター」の前を通り、テンションを下げます。
我ながらベタな思春期。
よくわからない心理状態の中、パレードが始まりました。
ここで、ディズニーランドのドリーミーな雰囲気に、
普段とは違う表情になりながらも、決死の戦いに向かう
直前の僕の姿をどうぞ。
↓
どうですか。
意気揚々とした若武者のような僕の姿。
警備員の制止を振り切って、高いところから貧民(僕)を
見下ろしているネズ公に突進します。
そして、戦いが終わった直後の僕の姿をどうぞ。
↓
完全敗北。
まさかあの鼻に毒が仕込まれているとは。
ネズ王から、
「ここはよぉ、夢の国だからよぉ、
命まではよぉ、とらねえでやるよぉ」
という慈悲を受け、開放していただきました。
そのあとは、
「イッツ・ア・スモール・ワールド」に乗ったり、
「スペースマウンテン」に乗ろうとしたらメンテナンス中で
乗れなかったり、
外国の方に道を聞かれて、やむなく連れて行ってあげたり、
花火を見たりして帰りました。
多少の脚色はありますが、こんなかんじでございます。
最初にも書きましたが、
一人でもかなり楽しめると思いました。
・・・まあ・・・
二人以上のほうがもっと楽しめるかもしれないけどね。
「イッツ・ア・スモールワールド」の出口に飾ってある絵。
すごく平和な感じがして、ニヤニヤしてしまいました。
その場でしばらく見入っていたので、かなり邪魔だったと思う。
8月31日<先取り>
<先取り日記>
8月31日(木曜日)
天候*超快晴
とうとうこの日がやってきました。
8月31日です。
「24時間テレビ」なんか目じゃない、
「31日ブログ」
つまり、この夏企画の最終日でございます。
アッチョン( ゜∋゜)ブリケ
と、
全く意味のない顔文字を打ってしまうくらい、
僕の中では感慨深いものがあります。
現実の自分が、どれだけこの先取り日記に
忠実に生活することができたのか。
そしてできなかったのか。
というか、ちゃんと書けたのか。
また、この企画にここまでお付き合いくださった皆様、
先取り日記の如月麟より、御礼申し上げます。
本当にありがとうございます。
今日は、この一ヶ月の
感動のフィナーレ
ということで、
反省点や言い訳や後悔や思い出など満載の現実日記を
お送りいたします。
もちろん、
日本武道館(東京都九段下)
からね。
フィナーレといえば、やっぱり武道館でしょう。
だって「31日ブログ」ですから(しつこい)。
きっと感動の嵐を呼ぶ現実日記になること必至。
さっき御礼を言っちゃいましたけど、
もうちょっとだけ、この企画におつきあいください。
8月29日<現実>
<現実日記>
8月29日(火曜日)
天候*晴れ
各所を汗だくで歩き回って、新陳代謝が活発になっているせいか、
最近本当にお肌がキレイになっているのを実感します。
なんかつるつるしている。
ぼくがかく汗は、基本的に「迷った」ことによる
焦りから噴き出てくるモノですが、
デトックスと、そういうメンタル的な部分とは別のようです。
これをご覧の女性読者様に、
「先取り日記美肌術」を強くオススメします。
目の下のクマがすごくなること以外は、
何の問題もありませんので、ぜひ!
さて、
29日は「やり残したことをやる日」ということで、
僕にとってはまさに天の恵みのような日です。
というのは、
今月のミッションの数々の中で、
ほとんどのものは軽やかにこなしてきた僕に、
唯一(ってわけでもないけど)、心残りがあるからです。
それは、やっぱり『メイド喫茶』
今月、なんだかんだで二度、メイド喫茶に足を運んでいますが、
一度目:
本来、秋葉原のメイド喫茶に行く予定が、急な打ち合わせで
中野のメイド喫茶もどきに行ったものの、全く癒されず。
むしろ傷ついた(大げさ)。
二度目:
大阪旅に同行していただいたt氏の粋な計らいによって、
日本橋のメイド喫茶に行くも、
「造りが甘い」「ていうか癒されない」「微妙だなー」などなど、
二人でダメ出ししまくってしまった。
メイドより、むしろt氏に癒されてしまった(萌えはしない)。
まあ、
結果はどうあれ、「メイド喫茶」という場所にはちゃんと
行っているのですが、「のどの渇き以外が癒されていない」
というところが悔しくもあり、不満なところ。
やはり、
メイドの聖地・秋葉原に行かなくてはならないのではないか。
秋葉原という、競争率の激しい場所でもまれたメイドなら、
僕の目の下のクマを取り除いてくれるのではないか。
というわけで、
半分意地になりながら、会社帰りに秋葉原へ行ってきました。
秋葉原駅を降りてすぐのところに、
いつも行列が出来ているメイド喫茶があることは確認済。
メイド喫茶『ぴなふぉあ』
(どういう意味か)へ。
(サイトを見る限り、ちゃんとしてそうでしょ?←何が?)
やはり5人ぐらい並んでいる。
駅近くなので人通りが激しい中、意を決して行列に加わります。
最近エンドレスで聴いている「南太平洋」のサントラの、
「Happy Talk」が終わったあたりなので、30分ぐらいでしょうか。
ようやく店内へ入ることが出来ました。
「さあメイドよ、俺を癒し給え!」と胸中で叫ぶ僕。
そんな僕に、秋葉原メイドがかけてきた言葉は、
「いらっしゃいませー」
「喫煙席でよろしいですか?」
「ご注文お決まりのころに伺います」
・・・・・・・・・・・・。
絶句ですよ。いい歳した男が絶句です。
ここでも「ご主人様」って呼ばないんだ・・・
絶望感からか、口から泡を吹きながら、
アイスカプチーノなんぞを注文します。
それを飲みながら気を落ち着け、店内のウォッチングをはじめます。
客は男ばかりなんだろうなと思っていましたが、
意外に女性の集団客や、家族連れが多い。
フードメニューを見ると、
「親子丼(コンソメスープつき)」とか、
「鶏のピリから炒め丼(味噌汁つき)」とか、
なかなかおいしそう。
「コンソメスープか味噌汁に統一すればいいのに」と
思えるぐらいに冷静になった僕は、いよいよメイドさんを
嘗め回すような視線(ポルノアイ)でウォッチングします。
気づいたのは、
メイドさんのエプロンが、
ケチャップなどですごく汚れていることと、
メイドさんの片付けたりする動きが速いこと。
エプロンの汚れ具合は、中華料理屋の皿洗いクラス。
自分たちでフードも作っているってことなのかしら?
動きの速さは、繁華街のチェーン系居酒屋の店長クラス。
テーブルをふく動きは、お母さんのように効率がいい。
さらに観察してみると、客に話しかけられたりしたときの
言葉遣いもきっちりしているし、子供にすごく優しい。
結果として、「癒し」や「萌え」は全く味わえなかったし、
おそらく二度と行くことはないと思われますが、
「普通の喫茶店」として、なかなか好感が持てる感じでした。
僕としては、スタバのソファーで充分です。
んー・・・メイド喫茶ってこういうものなのかなあ・・・
これで自分の中で結論付けていいのかなあ・・・
ポイントカード(1000円で1ポイント)を作るために、買ってしまったライター。
アイスカプチーノ600円+ライター400円で1000円ね。
人前で使うのにはかなり勇気がいるシロモノ。
「二度と行かない」と言いつつ、どうしてポイントカードを
もらったのかって?
この写真が撮りたかったから。
東西の横綱(?)が揃ったわけですな。
上:29日に行った秋葉原のメイド喫茶のポイントカード
下:大阪日本橋のメイド喫茶のポイントカード
ちゃんと「如月様」って書いてあります。
8月30日<先取り>
<先取り日記>
8月30日(水曜日)
天候*晴れ
昨日の時点で、この先取り日記に書かれた
ほとんどのミッションは、無事に遂行できているはず。
僕の人生において、2006年の8月に悔いはありませんか?
このブログをご覧の皆様は、いかがですか(うるさい)?
この日記を書くのも、今日を入れて2回。
思わず表情もゆるむというものです。
ところが!
見逃せないやりのこしというか、
この夏の心残りが
なんと7月に存在したのです!
まだ、表情を緩めている場合ではないようです。
7月24日の記事「海へと」 から抜粋
唯一あった予定、
『男6人で行く、東京ディズニ○ランドで
ネズ公に一泡吹かせる旅』
も、「いい歳をした男だけでディズニーラ○ドに行くのは恥ずかしい」
だとか、「実は俺、ネズ公嫌いじゃないんだよね」などという
内部分裂があって中止になってしまいました。
しょんぼり。
なぜ今まで、このことに気づいていなかったのか。
ま、まさか、
鬼の所業をウリにしてきた、先取り日記の僕が、
見てみぬフリをしていたのか。
ひょっとすると、無意識下で、
「さすがにディズニー系に一人で行くのは・・・」
という自己防衛が働いたのかはわかりませんが、
企画のクライマックスで発覚した、致命的なミス。
これを見過ごしたまま終わっては、
自分の中での企画達成率は7%程度です。
というわけで、
今日の仕事帰りに、ちょっくら
東京ディズニーランドに
行ってきます!
ちゃんとチケットを買って、中に入ってきます!
今までで一番しんどいミッションのような気がするけど、
待ってろよ!ネズ公!!
8月28日<現実>
<現実日記>
8月28日(月曜日)
天候*曇り
人間とは変わるもので、
少し前だったら
「めんどくせえ、息をするのもめんどくせえ」
(軽く七五調)
が口癖だった僕ですが、
この企画のおかげなのか、
外出するのがおっくうではなくなってきました。
というかむしろ、「今日は○○に行くんだー」
と、ちょっと楽しみになるほど。
しかし、28日ばかりはしんどかった。
当直の日だったので、時間のやりくりに
かなり苦心しました。
仕事が19:20に終了。
会社からお台場までの移動時間を調べてみると、
ゆりかもめ線・台場駅まで、約1時間20分。
本当なら、仕事終了から朝まで当直室に
いなければならないところなのですが、
「22時半には戻るから!」
と同僚に代理を頼み、返事も聞かないうちに駅まで走ります。
僕の精密な計算によると、
19:20 会社からお台場へ移動
↓
20:40 お台場着→撮影
↓
21:10 お台場発→会社へ
↓
22:30 会社到着
え、滞在時間30分!?
遅刻しそうな朝だってこんなに走ることはないってぐらい、
乗換え駅の間を走りました。
JR新橋駅から、東京臨海新交通臨海線(別名:ゆりかもめ)
の新橋駅に行くのに迷ったり(またか)しながらも、
なにしろ時間がありません。
とりあえずフジテレビとかショッピングモールなどは
スルーして、
急いで海が見える場所、お台場海浜公園へ。
公園に着いてみると、どことなく空気がピンク色。
カップルばっかりなんですよねー
中には同性の集団なんかもちらほらと見えますが、
8割がたカップル。
オナラでもして、せめて自分の周りだけでも黄色い空気に
してやろうかと思いましたが、泣いちゃいそうなのでやめました。
間違いなく、男一人で行くところではありません。
カップルに辟易する僕の姿。
↓
よし、撮影終了。
なんだかんだで時刻は21時ちょいすぎ。
台場駅まで走ります。
駅に走る途中。フジテレビ。
暗くてわかりづらいけど、
イベントのあとらしきオブジェが多数。
とても虚しい感じ。
ニューヨーカーのような慌しさでお台場を
後にして、なんとか22時半に帰社。
同僚に「どこ行ってたの?」と言われても、
「うん・・・ちょっとね・・・」としか言わず、
しばらくぐったりしてしまいました。
久しぶりのお台場に行って思ったこと。
「ゆりかもめのクーラーがぬるい。
こっちがどれだけ汗かいてると思ってんだ」
どんどんやさぐれていく僕なのでした。
足どころか、全身を洗いたいぐらいよ。