おはようございます。

 

下北沢囲碁教室のお手伝いに行ってまいりました。

 

通勤途上、渋谷駅、銀座線から井の頭線へ乗り換える広いコンコースに並ぶ柱には、大型の液晶モニターがついていて、3分間ほどの動画広告が繰り返し流されています。

 

ちょっと近未来SF映画みたいな景色です。

毎週通っているけど、今までいっぺんも同じ広告が2週続いているのを見た覚えがありません。

 

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今週の渋谷駅の動画広告は、馬でした!

 

 

馬!

 

 

緑の草の上を元気に走る馬。

仔馬が親馬に馬面 (長い) をこすりつけて甘えたり。

 

思わず立ち止まって3周分くらい眺めちゃた。

 

馬映像の間はこれがなんの広告か一切情報が出てこない。

きれいな馬の映像で人目を引きつけておいて…

 

 

今週末の日曜日の日本ダービーの宣伝でした。

らったった~。

 

 

これなんだろう、気になるなあ。

あと、動物の顔に眉毛を書くといっぺんに擬人化が進むなあ。

 

 

ぶれなく本命党のりくのらの狙いはもちろんサートゥルナーリア。

皐月賞で勝ったけど、あの時点ではまだ全然馬体が完成していないんだって。

成長途中のあの馬体であの走りで勝つ馬なら、ダービーでだってきっと素晴らしい走りを見せてくれる、という細江純子師のご意見です。

 

そういうものか、とパドック映像を穴のあくほど眺めても、完成した馬体と、未完成の馬体の見分けがちっともつかないりくのら…

 

あ、でも、最近、冬毛が伸びてる状態ってのがわかるようになったよ!

 

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囲碁の話を書くんだった。

 

 

今週はいろんなご都合や巡り合わせで男性生徒様方しかご来場でない。

男子会、と言うか、英国紳士が集うご婦人禁制の倶楽部みたい。

 

下北沢囲碁教室でりくのらがしているお手伝いは、

 

朝いちばんに会場に行き、鍵を開けて電気と空調を付け、お茶の用意をしてから指導碁席を作り、教材をコピーしてから、生徒様おひとりおひとりにお渡しする添削棋譜を仕分けして対局カードをクリップで留める。

 

う~ん、囲碁が全然打てなくてもできる簡単なお仕事です。

 

皆さんお揃いになり、講義が始まると手が空くもんですから、こそっと一番後ろの席に座って一緒に習っております。

 

 

以下、しばらく囲碁呪文です。

 

右下小目の黒に白がカカリ、黒がコスんで受けて、白が二間に開いたところ。

黒は右上のシマリがあるので、この白に迫りたい、その時にはぜひ一間に詰めて打ちましょう、という解説です。

 

例えるなら 「車幅間隔は一台分で!」。

 

あんまり近くに寄るとなにかされるかも、と恐れたり、

こんなに広く間が空いてると、逆に入ってこられてちっとも地になりゃしない、ともったいながったりして、

 

 

車二台分とかそれ以上間隔をあけるのは、実は却って怖いんです。

 

まず想定される最初の怖いことは、「手を抜かれる」。

白に厳しく迫っていないので、白の方も即対応しなくて良いもんだから、手を抜いて他の大場に先行してしまう、ということです。

 

初級者さんのうちは、相手に手を抜かれると 「ああ良かった、なにもされなかった、他の所へ行ってくれた」 なんてホッとしたりしちゃいますけど、強くなってくると、「しまった、相手されなかった、ぬるかったか~!」と悔しがるようになります。

 

相手が手を抜いてきたからと言って、続けてここを打とうとしても、相手の石との間が二間で微妙に離れているもんだから、特別厳しいこともやっていけない (だから手を抜かれるわけですが)。

 

ああ、こんなことだったら一間に詰めてれば、打ち込みとかやっていけたのに、となる (だから一間だったら手を抜かれないわけですが)。

 

一間に詰めて、右上シマリとの間隔が広いと、後から白に入ってこられて… という懸案事項については、

 

「入ってこさせなさいよ、いいじゃないですか。」  

 

だそうです。

 

広く開いてそこが全部自分の地だと思うから、入ってこられると嫌あな気持ちになる。

点々と守備兵を配置した警戒エリアに敵がのこのこと入り込んできた、さあ、攻めちゃうよ~! とわくわくしながら待てば良い、ということのようです。

 

 

講義の後は教室対局。

おひとりかおふたりは長谷川喜弘先生の指導碁です。

 

生徒さまの人数がちょうどでない時には、りくのらも混ぜてもらって対局します。

この日は生徒さまに3子で教わりました。

 

水曜日教室の方だと、たぶん、いらっしゃっている生徒さまの中でりくのらが一番弱いんだ…

 

 

 えんぴつ りくのら朝学習プリント えんぴつ 

 

今までのりくのら朝学習プリントをダウンロードできます。

No.1 ~ 99 はこちらのページからどうぞ リンク

No.100 ~ はこちらのページからどうぞ リンク

 

No.140 長さを測ろう リンク  ( ものさし、帳面、えもんかけ )

No,141 思い出して描こう リンク  ( 小学校の周年行事 )

No.142 お話を作ろう  リンク ( プールで金魚すくい )

No.143 動作の言葉 リンク  ( ヴィトゲンシュタインの言葉 )

No.144 定規を使わずに リンク  ( しっぽの赤リボン、たてがみの三つ編み )

No.145 いろんな食べ方  リンク ( ハインラインは猫が好き )

No.146 数のイメージ  リンク ( 数には色がついている? )

No.147 手を描こう リンク  ( 恐怖を知らない人たちが発見された )

No.148 ご飯とパン リンク  ( ベジマイトとヌッテラ )

No.149 色のイメージ リンク  ( 共感覚 )

 

No.150 遊び方を教えて  リンク ( 家庭学習はのんびりやろう )

No.151 何をしまっておこうか  リンク ( 小学生の机の中には )

No,152 おいしそうなパフェ リンク  ( HTML文字数制限との戦い )

 

 

 

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