人生狂うほどの恋を一度はしておくほうがいい。 | 男性に深く愛されたい女性のためのLOVEセオリー・占い師コウスイのブログ

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鑑定士・幸粋(コウスイ)です。

 

話題の作品(というか話題の二人だね)観ましたよ。

 

二人の不倫報道があったことで、

 

こんな作品があることを知りました。

 

予告編を観たら、なかなか良さそうだったので観ました。

 

二人が不倫をしていたからという目で見てしまって、

 

怒りを感じたり、物語に集中できない

 

という意見もよく聞きますが、

 

私はそれはまったくなかったです。

 

二人はこのとき不倫をしていたのかもしれない。

 

でも、演技に私情が出ているとは、私は感じませんでした。

 

私生活がどうであろうと、

 

プロとして作品を創っていればいいんじゃない?

 

と思っています。

 

純粋にいい作品だと思いました。

 

ただ、これは好きか嫌いかに別れるかもしれないと思います。

 

ストーリーが良かったということではなく、

 

人間という存在を、生々しく表わしてる、

 

という点で私は良かったと思ってます。

 

人って愚かで、バカで、恋に狂った人は、どこまでもクズです。

 

そういうことが、ちゃんと描かれてるところが良かった。

 

プロとして作品を創っていると感じたので、いいんじゃないかと。

 

で、今日言いたかったのは、

 

この主人公の女の子、

 

朝子の気持ち、私はものすごく共感しました。

 

危険でつかみどころが無くて、

 

どこか怖くて、急にいなくなりそうな不安を感じる。

 

でも、どうしようもなく惹かれる男。

 

女はこういう男と恋に落ちます。

 

一緒にいると落ち着いて、安心して居られて幸せ。

 

そういう人は、好きかもしれないけど、恋には落ちない。

 

不安定と安定。

 

闇と光。

 

ともに生きるには、光がいいに決まってるし、

 

安定がいいに決まってる。

 

でも、闇と不安定が同居している異性というものは、

 

この上なく魅力的で、麻薬のような作用があって、

 

一度体に入れると、離れられなくなる中毒性がある。

 

これは体験したことがある人なら、共感できるでしょう。

 

人の魅力とはそういうものなんです。

 

中毒みたいになる相手は、必ず不安定だし、闇があるし、

 

いつか消えてなくなりそうな不透明さを持っている。

 

この仕事をしてからというもの、

 

30代、40代になっても、恋をしたことがないという人が

 

けっこう多く存在するということを知りました。

 

恋を(自然と)したことがない、というより、

 

無意識に避けてきて、結果、していない。

 

という人のほうがダンゼン多い。

 

恋って傷つくリスクが必ずあるから、

 

ずっとそこを避けて避けて生きてきたという。

 

生き方は人それぞれだから、自由でいいんですが、

 

個人的に思うことを言うとしたら、

 

一生に1度くらいは、狂った恋をしたほうがいいと私は思ってる。

 

人生を狂わせるほどの、頭イカれポンチになるような

 

後から振り返ったら、自分がバカでクズすぎる恋愛。

 

それをしたほうがいいって思ってるんですよね。

 

この物語の主人公のように。(ここからネタバレです)

 

朝子は、若い頃出会って恋に落ちた、

 

不透明でどこか闇を感じる麦(ばく)を好きになった。

 

ところがある日麦は、「パンを買いにいく」といって

 

家を出たっきり、突然消えていなってしまう。

 

朝子は、消えた麦のことを、心のどこかでずっと求めいて。

 

ある日たまたたま知りあった、

 

麦にそっくりな男、亮平に求められ、恋人関係になった。

 

亮平を好きになり、安定して楽しくて幸せな毎日を送っていた朝子だが、

 

突然、昔の恋人、麦と再会することに。。。

 

あの、不安定で気ままで、

 

いつまた消えるかもわからないような男、麦に

 

一瞬の判断で、亮平を振り切って、ついていくと決めてしまう。

 

二人で逃避行のドライブが始まって。。。。

 

一晩車中で寝て、翌朝起きた時、朝子が言うんです。

 

「私、亮平のところへ帰る」と。

 

男性のレビューで、

 

この朝子の心変わりがさっぱりわからない。

 

と書いているものがありましたが、

 

私はすごくこれ、わかりますけどね。

 

理屈じゃないんですよ。麻薬だから。

 

麻薬で痺れてしまったから、

 

一緒に逃げたいと思ったんです。その瞬間は。

 

でも、一晩寝て、麻薬が切れかけたとき、

 

あ、違うんだ。

 

とふっと気づいて、自分の戻る場所をはっきり認識したんですよね。

 

それで亮平のところへ、のこのこと戻っていく朝子。

 

似てる顔の男に一瞬で狂って、

 

今付き合ってる彼(亮平)を捨てて逃避行したのに、

 

平然と戻ってくるあたり、まぁ、究極のクズですよね。

 

でもね、この狂った状態をね、

 

人生で一度は経験しておく(できるだけ若い時に)

 

ほうがいいって、私は思うのですよね。

 

自分がどこまでクズなのかを、自分の器を知るうえでも

 

体験して知っておくほうがいいと思っています。

 

どれだけ正しさを振りかざして生きてたって、

 

狂うほどの相手に出会ったら、

 

人間、ありえないくらいクズに成り下がりますから。

 

そうなってしまったとき、正しさという尺度は、なんの効力も持たないのです。

 

恋は傷つくから怖いって、

 

逃げて逃げ切れるものではないと思うのですよね。
 

30歳、40歳と年を重ねた時、

 

人は、自分がやり残したことがあることに、

 

じわじわと気づいて焦りだす。

 

自分がそれを、やれなかったのではなく、

 

(実は避けて)やらなかったのだ、ということに気づくとき、

 

いたたまれない感情に苛まれはじめるのです。

 

今の若い子は「恋愛はめんどうだ」とかなんとかいって、

 

ごまかして避けている人が多いみたいだけど、

 

それ、一生貫けませんからね。

 

言うとくよ。

 

年取ってからフラれて傷つくのは、若い頃の非じゃないから。

 

プライドなんて粉々のズタボロですから。

 

若い頃だとね、理由もなく未来が明るいからさ。

 

若い頃だと、よほどのことでなければ、

 

若気の至りで済まされるんです。

 

少々傷ついても、若い頃なら回復も早いわけ。

 

だからね、これを読んでくれてる若い子たちで

 

傷が怖くて恋を避けてるとしたら、

 

先に行くほどに、後悔する可能性が

 

ものすごく大きいと思う、ということを伝えておきます。

 

このね、自分が狂うほどの恋をするとね。

 

恋愛や人の感情というものを、「正しい、間違ってる」で判断しなくなります。

 

正しさで判断することが、なんの意味もないって気づくんです。

 

恋ってそもそも、正しいも間違いも無いものなんだってことを、

 

経験でわかるからです。

 

経験でわかるって、実はものすごい大きなことで、

 

頭でわかってるのとは、180度世界が違うんです。

 

恋愛の不条理をみたときにね、

 

「これは正しい、これは間違ってる」の

 

一点だけの尺度で計ろうとする人って、

 

狂おしいほどに、誰かを好きになったことも、

 

おそらく無いのだろう・・・と思うのです。


狂うほど誰かを好きになった時、自分がいかに、

 

狭い尺度で世界を観ていたのか?を知ることになります。

 

自分が本当はおろかで、クズで、どうしようもないアホだって知るんです。

 

でも、自分の一番底を知る人間は、ある意味強い。

 

自分という人間をよく知ってるということは、

 

やっぱりいかなる場合も強いわけです。

 

生き抜くという意味においては。

 

そして人生は、正しい、間違ってるだけで、

 

解決しないことのほうがよほど多くて、

 

それを知ってる人のほうが、人生を有意義に生きられるし、

 

人のこともやわらかく観ることができる。

 

結果、正しさで自分も他人も縛らないから、

 

楽に生きやすいわけです。

 

正しさだけでジャッジする傾向が強い社会ですが、

 

やれ正しい!やれ間違ってる、といってるその人の顔見て。

 

楽しそうに思えます?あんな風に生きたいって思える顔してますかね?

 

苦しい苦しいっていいながら、

 

相手も自分もジャッジして、

 

ずっと苦しいループを抜けようとしない。

 

そんな風に今の社会って観えるんですよね。

 

お疲れ様なことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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