男性から深く愛される女性で世の中をいっぱいにします。
鑑定士・幸粋（コウスイ）です。
60歳のラブレターという映画を見ました。
（Amazonプライムだと無料です）
------------------
（あらすじ）
日本全国80万人以上が涙した、9万通の愛の実話が紡ぎだす感動作！―――
住友信託銀行の人気キャンペーン「60歳のラブレター」で全国から集まった9万通の愛の実話、
感動の映画化！ 中村雅俊＆原田美枝子、井上順＆戸田恵子、イッセー尾形＆綾戸智恵という実力派、
個性派俳優陣による、3組のカップルのリアルな愛の形に誰もが共感！
「おくりびと」のモントリオール映画祭 Ｗorld Greats部門出品作！
---------------
熟年層の夫婦、恋愛を描いた作品です。
けっこう良かったですよ。
40代以上の方におすすすめかなって思います。
（年齢が若過ぎると見ても共感しづらいかも）
3組の夫婦（およびカップル）が出てくるんですけどね。
中村雅俊＆原田美枝子→夫婦
井上順＆戸田恵子→カップル（恋愛）
イッセー尾形＆綾戸智恵→夫婦
という構成で、
それぞれの人生が同時に進行していく感じです。
全体的には良い作品なんですけど、
１点だけ難癖をつけたくなる箇所がある（笑）
物語の主軸になる夫婦のストーリーに。
中村雅俊（夫）＆原田美枝子（妻）が夫婦で物語が進みます。
この夫がね、定年退職をし若い愛人を作るんです。
（ここからネタバレ）
長年夫に仕えてきたおとなしい妻は、
話し合って夫と離婚することになりました。
離婚後、妻には新しく恋人になれそうな男性（石黒賢）が登場し、
戸惑いながらも、離婚後の人生を謳歌しようとしていました。
一方夫は、愛人（原 沙知絵）の経営する会社？
に引き抜かれ、定年後も、
バリバリ活躍するつもりでいた、のですが。。。。
想定したようにうまくはいかず、
若い社員ばかりの会社で、完全に浮いた存在になり、
やることなすことうまくいきません。
定年退職前は、大きな会社の重役的な立場だったみたいで、
退職してから、過去に取引のあった会社に交渉をしにいくのですが、
「私が取引していたのはあなたじゃない。あなたの（バックにある）会社です」
と、バッサリ斬られて関わってすらもらえない。
退職したただの普通のオッサンである自分は、
（会社の看板を背負っていない自分には）
なんの力もなかったのだ・・・
ということを思い知らされることになっていくのです。
（おじさんあるある）
退職してからも、女に仕事にと、
これまでどおりバリバリやるつもりだった夫でしたが
その想定はことごとく崩れ去ります。
失敗ばかり繰り返したあげく、
元いた家がなつかしくなったのか、
妻のいる元自宅付近をうろついていると
（ストーカーやないか！と突っ込んだわ！！）
恋人らしき男（石黒賢）の車に乗った妻と遭遇します。
この夫が、別れた妻に向かって
「あの男は誰だ！！」と怒りながら聞くんですよ。
もちろん妻はこう答えますよね。
「誰でもいいでしょ！もう関係ないじゃない！」
すると夫がこういうんです。
「おまえのような世間知らずに、男を見る目なんぞない！！」
「俺はおまえが心配だから言ってる！」
これ、男性あるあるだと思いませんか？
過去記事に書いたパターンと同じ。
（自分の浮気が原因で別れた妻が外出するとき
誰とどこへ行くのかとしつこく聞こうとするシーンがありましたね）
男は別れた女をいつまでも、自分のものだと思っているんです。
女の感覚からしたらアホちゃう。って思うけど。
でね、私が難癖つけたいのはクライマックスです。
結局、このオッサン
（夫のこと。なんかムカついてるからオッサン呼ばわり）
新婚当初から、妻と結婚した理由は、
社長の娘ってことで結婚したのですが、
（ようするに仕事の昇進のために結婚した）
愛もなく、妻のことなどほったらかしで30年。
あげく愛人をつくって離婚したのに、
最後、とあるきっかけを元に、
妻の長年の愛にはたと気づくんです。
で、どうしたと思います？
妻にもう一度やり直そうと、必死でアピールしはじめるんです。
新婚当初、妻が連れて行って欲しいと願っていた
北海道のラベンダー畑には、
一度たりとも連れていく事をしなかったのに、
奥さんの彼氏候補（石黒賢）と奥さんが、
旅行に行ったラベンダー畑まで追いかけて来て
必死にアピールしてくる老いぼれた夫。
で！！！！ここで、最後、奥さんが、
このオッサンとよりを戻すというオチなんですよ！！！
ありえん！！ ありえんわ！！！と発狂しました。
これ、ほんまに実話か？？
脚色加えてない？？
これ、ゼッタイ男が作ったストーリーやろ！！って思って
調べたら、やっぱりそうだった。
監督も脚本も男性なんですよ。
ほんま、男ってアホ。
３０年もほっておいて、自分が困ったら戻ってきて
ストーカーまがいの行動のあげく、必死のアピール？？？
そんなんで戻る女なんておらへんわ！！！！
こんな女性像は、男の作り上げた妄想でしかない！！！
他の夫婦の話はすごく良かったのに、
この最後のオチがもう、興ざめしてもうて。
女は港で男は船？のつもりか？
知らんけど、男の妄想の中ではさ、
自分が戻ったらいつでも待ってくれてるのが女だ・・・・
とか、アホな妄想繰り広げてくれちゃってるけどさ。
言うとくけど、んなもん、どっかの港に行きまくって、
30年して戻ってきたって、そんな港は廃港してるわい！！
ほんまにね、男のこういうロマンチックバカな部分は、
マジでなんとかしてくれって思ってます。
だからね、いつも言うてるように、
男の犬になるんじゃないよ！
ってのは、この話に通じるんです。
この奥さん、ずうっと旦那さんに尽くして、
待ち続けていた妻なのよ。
夫の犬ですよね。忠実な犬。
私はその奥さんの在りかたにも問題があると思うんですね。
この奥さん、ずっと旦那さんに文句ひとつ言ったことがなくて、
30年たって離婚したあと、
はじめて旦那に文句を言えたってシーンがあって。
遅いねん！！！！
そんな何十年たってから言うんじゃなくて、
嫌なモンは嫌、ムカつくモンはムカツクと、
ちゃんと伝えないとアカンと思うのですよ。
浮気して腹が立つなら、
家の鍵変えて締め出すなり、
おかずにタバスコぶち込んで出すなり、
夫のカードで限度額いっぱい使いまくってやるなり、
なんぼでも、腹いせはあるやない？
なんでもいいから、嫌だという意思表示をするとか、
ストライキ起こすとかしたらいいんですよ。
夫が何をしても、ちゃんと食事を作って、
ちゃんと主婦して、ちゃんとおとなしく待っている。
ってバカなの？？
その態度が、夫をどこまでも
つけ上がらせた部分もあったと思うのです。
妻は妻で、ちゃんと意思表示していたら、
30年もほったらかされたままにならかったと思うんだわ。
男は妄想バカなところがあるから、
過ちに気づかず調子に乗りすぎたら、どっかで脅して、
やばい！と思わせる必要があると思うのですよ。
夫婦ってのは、どちらかだけが悪いことはほとんどなく、
夫がおかしな行動であるのは、
ある意味妻がそうさせているし（無意識も含め）
妻がおかしい場合も、
夫がある意味そうさせてる（無意識も含め）。
私はそのように思うのですよ。
これは何も夫婦に限らず、恋人同士でもそうだし、
もっというならば、自分の環境も
実はすべて自分のせいなんです。
自分がその嫌な環境をなんとかしてこなかったことが
すべての責任じゃないかと思うのです。
そりゃあ、言い訳はいろいろあるでしょう。
言ってもダメだったからとか？○○してもダメだったとか？
お金がなからできませんとか？
○○が揃わないからできませんとか！！
あれがない、これがない、あれがダメ、これがダメ、と
言い訳をしているうちは、なんにも変わらないんです。
本当は突破口は必ずあるはずなんです。
それを面倒だからあきらめて、
しんどいから見ないフリして
エネルギー使うのが大変だから放置している・・・・
だけ。ってことも多いかなと。
まぁ、たかが映画のストーリーではあるんですけどね。
けっこうリアルでも起きてる事象だったので、
今回は取り上げて見ました。
Amazonプライムの会員の方は、
無料なので興味あれば見てみてくださいね。
最後のオチ以外はとても良いストーリーです。
ご予約フォームはこちら→★★★
恋愛スキルがアップする男性心理のお勉強♪↓
メルマガ「たおやかLOVEセオリー」（登録無料）はこちら
