男性から深く愛される女性で世の中をいっぱいにします。
鑑定士・幸粋（コウスイ）です。
※こちらからお借りしました。
ドラマのあなたには帰る家があるの５話を見ました。
不倫ドラマかと思いきやテイストが
どんどんサスペンスコメディになってきておる（笑）
綾子（木村多江）は人妻ですが、
住宅展示場で知り合った、既婚の男佐藤秀明（玉木宏）
と不倫の関係になります。
この綾子が相当ヤバい女で、
不倫をこそこそするどころか、
不倫相手（玉木宏）の奥さんの会社にいきなり訪問して、
手作りのミンチカツを大量に差し入れをするんです。
（ちなみにミンチカツは、秀明の大好物である）
綾子の宣戦布告に怒った妻（中谷美紀）が、
綾子の家に乗り込んで、どういうつもりかと問い詰めるも、
夫が不倫するのには、奥さんに原因があるのでは？と言い放ち
（自身の）旦那に言うならどうぞと、涼しい顔をしている。
秀明の浮気は妻の知るところになったので、
秀明も反省して、罪滅ぼしに家のことを一手に引き受け
家事に家庭サービスにといそしむ毎日でした。
ところが綾子は、秀明一家の動向を常にリサーチしており、
急に決まった家族旅行にも、同じ日程で、
偶然を装って旅先で出くわします。
このように女から見て、相当ヤバい女である綾子は、
普通の女性には見抜けるものですが、
男はアホだから、
こういうヤバい女を見抜けなかったりして
すっかり騙されていたりします。
これ、現実にもあるあるなんですよね。
ヤバい女は一般的に、
男の理想である弱い女を演じる力に長けていたり、
涙などを駆使して、男心を揺さぶるのがお上手です。
茄子田綾子の旦那は茄子田太郎（ユースケ・サンタマリア）ですが、
この旦那のジメジメした陰湿さも、実に気味が悪いです。
「オマエの夫は俺の嫁を寝取ったのか」
とじりじり詰め寄るシーンは圧巻でした。
彼の言い分は彼の言い分で筋は通っているし、
浮気されて悔しい思いをしている真弓（中谷美紀）
の心情を心理分析する様子には、すきのない賢さが垣間見れます。
ちなみに私の場合、夫が浮気したくらいでは、
直接会いにいくことはありませんし、離婚もしません。
ただ、このドラマの綾子のようなヤバい女だった場合は
毒には毒で制するしかないような気もします。
妻を寝取られたと知った茄子田太郎（ユースケ・サンタマリア）が
真弓にこう語るシーンがあるんです。
「認めろよ、壊れたものは元には戻らないんだよ
あんたが大事に守ってきたものを、ぶっ壊したのは誰だ
綾子でもオレでもない。あんたの敵は自分の旦那だろ」
これは私は違うと思うのですよね。
自分本位にものを見れば、
浮気した旦那が悪いの一点になります。
でも、物事は多面的に見たら、まったく違う風に見えてくるのです。
浮気という現象は、単に、現状の修正サインというだけで、
何かを修正すべきだと、事象が知らせてくれてるだけだと思うのです。
そもそも、奥さんに満足して、
承認欲求が満たされている男性は浮気はしません。
自分が夫として、父親として、男として、必要とされていないと感じて居たり、
嫁や子どもから頼りにされているという実感がなくて、心の隙間ができていき
そこに別のもの（今回はそれがたまたま女だった）が流れただけだと思うのです。
結婚生活というのは、長い長い歳月のものですから、
完璧じゃないもの同士が一緒にいるのだから、
途中で間違えたり、道を踏み外すことだってあります。
妻にとって、だんだんと夫がいて当たり前になっていき、
傲慢になったり感謝がなくなっていくことだってあります。
それを気づかせてくれるきっかけが浮気という事象であり、
浮気したからと、そのたびに離婚や別れていたら、
どの人とも深い絆は作れないのではないかと思うのです。
もしくは浮気が絶対嫌なら、
誰も手だししないような、モテないもさい男と一緒になれば、
浮気の心配もなく安心ですけど、
そんな男は、ほとんどの女性は嫌みたいです（笑）
一回失敗したら終わり、
何かが壊れたから終わり、という考え方で生きると、
いつまでも作り上げていく幸せは
感じられないのではないかと思っています。
壊してはまた創り、また途中で壊れては終わらせ、
また新たに作っては壊されて、そればっかり何度も
繰り返す人生になるように思うんですよね。
そうこうしてるうちに、あっという間に寿命が来て、
作り上げる人生を体験できないのでは？と。
「私の人生、いつもいつも全部壊れた」
という感想の人生の最後になる気がしています。
夫婦というものは、浮気に限らず、
様々な試練を乗り越えた先に
他人が入り込めない関係性が
出来上がっていくのではないかと感じていて、
結婚というものは、そのような地味な幸福を感じる世界なのでは？と
おぼろげながら、思うようになりました。
最近は世間でも、一度失敗した人は許さない。
という風潮が強いように思いますが、
その考えだけで生きたら、一番苦しいのはご自身だと思うわけです。
話は少し違いますが、恋愛でうまくいかない人というのは、
根底で親を許していない人が多いです。
親の失敗をいつまでも許せないのです。
子どもの頃の自分への親の在りかたや、
親がしてくれなかったことについて、
いつまでも許せないでいるのです。
もう幼い子どもではなく、30年も40年も長く生きた
いい年齢の大人になっているのに、まだ、
親を許したくないとかたくなに生きているんです。
もちろんそれはご本人の自由なので、かまわないのですが、
そうして親をずっと許さないことで、恋愛がうまくいかないのであれば
いい加減、許した方がご自身が楽になれるのですけどね、と思うわけです。
親のことと恋愛は関係ないという人もいますが、
実際に親と腹を割って話をして、
親を許せた人は、もう顔つきが違っています。
そして、異性に勝とうとしたり、異性を負かそうとしたり、
まるで親への復讐を代替えして、異性に復讐をしているかのような態度が
がらっと変わって、異性のことを柔らかく、優しく見られるようになっていくのです。
異性の愛を心から信じられるように変化していきます。
親の愛を信じられたから、
他人である異性の愛も信じられるようになったのでしょう。
親を許したことによって、
これだけ親から愛されているのだから、異性からも愛されて当然だ。
という信念に塗り替わったのだと思います。
親を許せないという場合、それはすなわち
自分を一番愛してくれている存在である親の愛を
信じていないわけですから、
（私は最も愛されるべき人から愛されていない、
親すらも愛してくれないのだから、他人が自分を愛してくれるわけがない、
愛されるわけがないという信念に通じている）
身内以上に薄い関係の異性、
という他人の愛なんて、到底信じられるわけもなく、
男性が、十分してくれているのに、足りない足りないと思ってみたり
何もしていないのに、勝手に浮気を疑ってみたり、
とくに何もしていないのに、彼は心が離れたのではないか、
どうせいつか心が離れていくのではないかと
常に心配で心配で気持ちが休まる間もないのです。
もう、ここまでくると理屈ではどうしようもない世界で、
ご本人がその呪縛をどこかで許していくのが一番早いのですけど。
もしくは、徹底的に、データ量として、男性に愛された、
とことん愛された経験を数多く（何十回という数は必要）して、
「これだけたくさん愛されたのだから、私は愛されるべき人間である」
と納得していくしかないのではないかと思います。
ただ、何十人の人に愛されまくる実体験をするにも、
すぐ相手を疑ったり、どうせいつか離れていくと
強迫観念を持ったままお付き合いすると
結局男性もそれに付き合いきれなくなり、
疲れて去っていくので、
なかなか実績だけを作るのは難しいみたいです。
親を許すのに大金がかかるわけでもないのだから、
生きてるうちに許したほうがいいと思うんですけどね。
あと、親を許して何か具体的に害ありますかね？
何もないんですよねー（笑）
その絶対許したくない！！という心のこだわりが、
あなたの人生を邪魔していると思いますよ。
こだわりのない素直な心の人は、女性でも男性でも愛されます。
愛されたいなら、愛される土壌を作ることです。
チャンスは親がこの世に存在するうちだけですよ。。。。。。
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