前回の記事で、働いている人の半数以上が「職場の人間関係」で
ストレスを感じていること&ストレスを放置することの危険性について取り上げました。
(詳しくはこちらの記事:「人間関係のストレス」を放っておくのは、今すぐやめてください!)
しかし、たとえ、ストレスを溜めないよう早めに対処できたとしても、
つい職場でイライラしてしまうことありませんか?
イライラの程度に限らず、毎日何かしらにイラ立ちを感じるのは
精神的に健康的ではありませんよね
そこで、
今回は、人間関係でストレスを溜めない「考え方」について3つ紹介したいと思います。
①相手に何も求めない
相手に期待するから、ストレスが溜まるのです。
・これくらい言わなくても分かるよね
・前回は自分がコピーしたから、今回は誰かがやってくれるだろう
というように期待しすぎてしまうと、何もしてくれなかったときに、そのギャップで相手のことを悪く思ってしまいます
「詳しく説明しないと自分が後でフォローしないといけない」、
「コピーしないと、自分が困るからする」というように主体的な考え方ができるとストレスは感じなくなります
②相手の考えは受け入れる
上司、同僚、部下と意見が食い違い、言い合いになった経験はありませんか?
言い合いになった場合は、まず相手の意見を一旦受け入れることが大切です
人は誰でも、相手に承認してもらいたいという思いを抱いています
相手の意見はあくまでも「相手の意見」なので、あなたがその考えを変えることはできません。
相手が考えを変えてくれるときは、「納得したとき」なのです。
つまり、相手のことを受け入れもせず「あなたは間違っている」と伝えてしまうと、
「相手が納得する」という状況にもっていくのが難しくなるのです。
だから
まずは一度相手を受け入れ、話を聞くところからです。
傾聴する機会をつくることで、相手は「この人は信頼できる人だ」と感じやすくなるので、良好な関係を築きやすくなります。
③自分に否がないか考える
話し合いで雰囲気が悪くなった時に、「自分に悪い部分はなかったか」と振り返りましょう。
一度、冷静になって考えると
・言い方が悪かった
・自分の考えに間違いがあったのではないか
と考えることがでます。
悪い部分があれば、相手に自分に否があったことを認め、正直な気持ちを伝えていくことが大切です。
いかがでしたでしょうか?
仕事をする中で、少しでも人間関係のストレスを少なくするために、「考え方」を少し変えてみると無駄なエネルギーを使わずにすみます
普段から相手の話をよく聞いてから話すことを心がけ、信頼に基づいた関係を作り上げるよう努めましょう