発達障害の部下に、
ちょっとした会話の「ズレ」を感じることはありませんか?
他にも
・仕事が全然進んでいない
・ミスが多いし、非効率で見当違いなことをしている
・業務上の指示に対して期待していたものとは違う結果になる
・仕事中にメモを一生懸命取るのは関心だけど、メモを書くのに時間がかかる
・仕事のやり方に強いこだわりがある
・会話がかみ合わず、丁寧に説明しても伝わらない
・約束を完全に忘れることがある
・電話対応など、予測不可能な仕事が極端に苦手
・さじ加減が分からない
などなど…
私たちにとっては当たり前と思えることが、
発達障害の部下はなかなか出来ないものです
一度や二度では「たまたま」と思えますが、
何度も続けば話は別です!
要領が悪く、同じようなミスを繰り返されては
管理職としてどう対応したらよいか悩みますよね
しかし
彼らは決してやる気がないわけではありません
彼らは
メールを1通送るにも、自分の気持ちや言いたいこと、聞きたいことなどの
下書きを何度も編集したうえで送信しているのです。
これって、私たちには超簡単なことです。
しかし、彼らにとっては膨大な作業なのです。
そこで
ちょっと考えてみてください
右足を骨折している人を想像してください
骨折をしている人が階段を100段のぼるのは、とても大変なことです
周りの人たちは目の前で困っている状況を見るので、何か助けてあげよう
という気持ちになりやすいですし、行動に移しやすいものです
同じように、
発達障害の人も「脳の中で骨折している部分がある」のです
だから
仕事でミスをしたり苦手な作業があるのは当然ですよね
周りの人たちにとっては、目に見えない骨折だから、
勝手に困っていないだろうと勘違いをしてるのです
しかし、
実際には彼らも助けが必要
助けが必要な状況で叱れたら、彼らは「思考停止」してしまいます
だから
「見当違いな行動をする部下だな」「何度言っても分からないのか」
と叱らないでください
それは、あなたのあいまいな伝え方が原因かもしれません
発達障害の方への対応方法は、次回記載したいと思います
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