リストリーアンティーク家具修復の世界|名古屋 -19ページ目

リストリーアンティーク家具修復の世界|名古屋

アンティーク家具、ビンテージ家具の修理、椅子張替え・買い付け先海外情報・インテリア豆知識・星ヶ丘周辺のイベント情報・アウトドアレジャーなどなど。
・・・・星ヶ丘と一社駅から徒歩10分にあるショールーム&ワークショップからアンティーク修復士がご紹介・・・・


ビダーマイヤー、時代を映しだす家具。

 

 

とんでもない猛暑の名古屋。

梅雨明け宣言の必要もなくTHE太陽!THE夏!な7月7日七夕です爆笑

 

毎朝保育園への送りは私がちゃりんちゃりんと自転車通園していますが、今日は七夕ということで、娘ちゃんは保育園の七夕衣装を着て写真を撮るそうです。

きっとかわいすぎる1枚となるはず!早く焼き増しして下さいよ先生!

 

さて、「娘の彦星はイケメンに限る」と短冊に願いを綴るバカなお父さんが紹介しますのは・・・

 

ロンドンのRCAから依頼されたビダーマイヤー時代のアンティークセクレテールです。

Biedermeierとはドイツやオーストリアを中心にもっと身近で日常的なモノに目を向けようとして生まれた市民文化の総称です。

 

特に家具では1815年から30年頃のウィーン作品にビダーマイヤーと呼びますが、今回の品はスウェーデンの邸宅からでた作品です。

 

写真は既に全体の剥離作業が終わり、サンドペーパーで下地処理をした後の物です。

バーチ材特有の美しい木目と淡い黄金色が無垢な状態でも気品を感じますね。

 

 

BEFORE

 

 

化粧板の破損がひどい大きな箇所は周囲の木目に合わせ化粧板を張替えたり、細かな箇所はウッドフィラ(補修材)を使ってひとつづつ埋めていきます。

埋めたヵ所や周囲と違和感がある部分は色合いを整えたり、木目を描いたりして周囲と同化させます。

 

 

 

 

破損個所の修理が終われば家具全体の塗装に入ります。今回はプリカットラッカを使ったスプレー吹き付け塗装で仕上げていきます。

手入れを施した個所は塗膜を重ねる事に馴染み、目立たなくなってしまいます。

 

 

 

左の箱はセクレテール上段の外枠です。右がその中に収められている抽斗の部分になります。

その抽斗の部分を取り出すと、下の写真の状態になるのですが… このセクッションだけで15個も抽斗があるんですよ。

 

 

 

スプレーでの吹き付け塗装が一通り終われば、家具全体と細かなパーツをひとつひとつ流れるようにプルオーバーしていきます。

プルオーバーはフレンチポリッシュのようにタンポを使い、溶剤を染み込ませて表面を補正していく作業です。

 

 

 

この作業を行う事で、スプレー塗装特有の微細な粒や吹き溜まりを消すことができ、表面の滑らかさは吹きっぱなしの塗装に比べ、極めて美しく仕上がります。

 

 

 

AFTER

 

全てのパーツを収納し、上段、下段を重ねれば、ようやく完成です。

 

セクレテール
secrétaire

事務机と化粧だんすを兼ねた家具。 18世紀に発達した。初め椅子つきの読書机で引出しの多いものを意味したが,18世紀後半になって,机の板が戸棚の扉として上に折りたためるものになった。下部にも戸棚があるものが多いが,脚だけのものもある。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。ブリタニカ国際大百科事典より

 

 

工房にて撮影

 

 

 

 

依頼元のアンティークギャラリーに展示、販売しております。

工房での写真とは随分違う、落ち着いた雰囲気で長き時代を生き抜いたアンティーク家具の品格を感じさせます。

なかなかお目にかからないジャンルのアンティーク家具でしたが、いかがでしたでしょうか。

 

日本では語られることが少ないビダーマイヤー様式、生活をそつなく送ってきた時代の中で生まれたシンプルで飾り気の少ないフォルムデザインは当時のウィーンブルジョワ達の心情を表しているんですね。

 

 

 

 

 

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昨日、ここまで書いて倒れてしまいました。そう、熱中症です。

工房でクーラーも付けずに作業していたのがいけなかったのでしょう。熱が40度まででてしまい、インフル以来の超高熱、夜間救急で病院いきまして、点滴・・・あわや死にかけました。

現在も38度と頭がぼーっとすます。します。

みなさん、熱中症対策!絶対水分!クーラー必須!ですよ!あーポカリがおいしぃーあせる

 

 

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真鍮金具で深まる味わいと愛着。

 

 

梅雨真っ只中、この季節になると外出よりも御自宅の中で過ごす時間が増えますよね。

冬の寒い季節もそうなのですが、インドア生活になりがちな季節にはインテリアを遊びたくなるのです。

 

今回ご紹介するのは以前にアンティークチェストの抽斗ストッパーを付けて欲しいとご依頼いただいたお客様から、同じチェストの抽斗金具を英国製真鍮プレートへ交換して欲しいとのご依頼いです。

 

 

 

BEFORE

 

 

 

 

 

普段使いの衣類収納に活躍しているアンティークチェスト

購入当初から変わらず使用している既存の取っ手金具は小さくてかわいらしくて、とても女性好みなデザイン、装飾の少ないシンプルな家具に似合っています。

 

そんなかわいらしい取っ手金具ですが、長年付き合っていますと、生活スタイルや美に対する感性も変わってくるもので、愛着があるからこその変化を楽しみたくなりますよね。

 

今回ご選択頂きましたのは、イギリスMartin社製の真鍮無垢プレート。

これまでのイメージを一新し、重厚な肉厚プレートがかわいらしかったアンティークチェストにどんな変化をもたらすのか、非常に楽しみです。

 

まずは既存の金具を取り外し、プレートを嵌め込む用にノミを使って取り付け部を掘っていきます。

 

 

このような木工作業が必要な金具取り付けは、アンティークショップでは受け付けて貰えない事があります。

アンティーク家具の修理も修復も、特別な技術が必要な場合とそうでない場合がありますが、どちらにしても、絶対必要なのはリカバリーできる技術と経験があること。

 

「やってしまった、ごめんなさい。他のを買って弁償します。」ができないのがアンティーク家具です。世界にひとつしかない品ですから、受ける業者にはしっかりと責任を持って対応して欲しいですね。

 

 

 

 

AFTER

 

 

 

 

 

 

全体のバランスに真鍮プレートの金具がベストマッチして、とてもカッコよい仕上がりです。

これまでの可愛らしい、女性らしい表情から一変、英国家具が持つスマートで高級感のあるスタイルへ生まれ変わりました。

 

これまでのイメージとは違った姿にお客様には大変喜んでいただけ、これまで以上に深い愛着を持っていただけた事と思います。

 

家具のリメイクやリフォームというと、形を作り替えたり、色を塗り替えたりと大掛かりなイメージがありませんか?

今回の金具交換のように、ちょっとした事でも大きな変化を感じる事ができますので、皆様のご自宅で使われている家具にも、ぜひこのようなイメージチェンジを検討されてはいかがでしょうか。

 

 

英国製鍮金具への交換をご希望の方は、リストリーへお問い合わせください。

多種多様な金具サンプルをショールームにてご用意しておりますので、実際に見て、触れて、ご選択頂けます。

 

 

真鍮金具について詳しく紹介しております。こちらもご覧ください。

 

 

 

 

 

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本日、今年初となる蝉の鳴き声がきこえました!

なっつがく~るぅ~♪きっと なっつはく~るぅ~♪・・・ うん、大黒摩季だね。

 

 

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木目を活かすペインティング

 

 

先週いっぱいかかりきりになっていた内装リフォームが終わり、ようやく通常業務に戻りました。

今回のリフォームではマンションの廊下の幅木と内ドアを新規製作して取り換え、玄関に備えつけられていた靴箱を撤去し、新たにサイズアップした大容量の靴箱を製作設置しました。

 

仕上がりの写真を撮り忘れまして、さらっとした紹介記事になりそうですが、お付き合いくださいあせる

 

タイトル通りの説明ができるかわかりませんが、ペンキを塗る方法は大きくわけて2つ。

好みにもよりますが、薄く塗って木目を上手に見せるペンキと、厚く塗ってTHEペンキな塗り方にわかれると思います。

 

今回のペンキは幅木やドア枠は厚塗りのTHEペンキ塗り、新規製作のドアは薄く塗った木目を見せるペンキ塗りで仕上げました。

 

 

BEFORE

 

今回塗装した内装トビラは木目のはっきりとした突板を使用し、サンメントのモールディングで装飾を施したものです。

 

家具の塗装と異なり、少々荒っぽい塗り方が「味」となるペンキですが、出来る限り丁寧に、美しく仕上がるように手間暇かけて塗っていきます。

 

まずは下地処理

 

家具もそうですが、基本的に木製品はすべて下地処理で塗りの良し悪しがきまります。

今回のドアも同じで、なるべくささくれや毛羽立ちが無いように整えておきます。

 

 

続いて下塗り

 

ペンキは通常いちど塗りで済ませるものです。べちゃっと一発、分厚く塗りつぶすのが当たり前ですが、そうするとせっかくの木目が台無しです。

内ドアだって人目に付きますし、美しい木目がでてミルクホワイトの扉なんてきっと綺麗でしょう。

そんな木目の美しさを楽しむには、道管をつぶさない塗膜の薄さが重要です。

毛束5mmの仕上げ塗り用ローラーを使用し、薄く、手早く転がします。ムラができても大丈夫です!後でちゃんと修正できます。

これが意外と難しく、なかなか全体に塗料がいきわたらないので、勇気とスピードが必要ですが、慣れてくると一発で全体に塗料を運ぶことができます。

 

先にも言いましたがこの時点でムラができても大丈夫ですよ、最後は綺麗に仕上がります。

 

 

乾いたらサンディング

 

めんどうな事かもしれませんが、ここで紙やすりでサンディングをするかしないかで、ムラが残るか、美しい仕上がりになるかが決まります。

番手は荒く、120番で十分です。軽くなでるように、さらさらざらざらボロボロとサンディングしてください。力を入れてゴシゴシする必要はありません。

優しくやってください。強くこすると下地が顔をだし、それこそムラの原因となってしまいます。

 

 

最後に仕上げ塗り

 

この段階が最も緊張する場面ですが、勇気をだして一気に塗りましょう。夏場の塗装の場合、もたもた塗っているとあっという間に乾いてダマリができてしまいます。

下塗りの時と同じように薄くローラーをかけて塗りますが、最後の仕上げはまっすぐに上から下へ転がし、上へ戻らないように心掛けましょう。ローラーを一方向に塗り去ることで、仕上がりが格段に美しくなります。

 

そんな方法で塗り上げたのがこちら・・・

 

 

 

AFTER

 

 

モールディングの細かい角っこや溝のなかは刷毛を使って塗りつぶしていますが、面の木目が見える部分は薄く薄く塗り重ねていますので、しっかりと木目が活きていますね。

 

 

 

 

木目が見えているのは道管が完全に埋まっていない証拠で、この道管を埋めてしまう厚塗りが、通常のTHEペンキ塗りの仕上がりになります。

 

今はやりのバターミルクペイントを使用すると塗料の伸びがいいので、簡単に薄くムラのない仕上がりを目指せますが、全く艶のないマットな仕上がりになりますので、今回の様な程よい艶のある質感がほしい場合は、通常のアクリルペンキをとにかく薄く塗り重ねるしかないです。

 

イギリス時代は家一軒ペンキで塗り上げたことがありますが、完全にベタ塗りで、コベッコベのベタッベタに塗り重ねて、とにかく厚みをもたせる仕上げを好まれました。

 

ペンキはその塗膜が厚ければ厚いほど耐水性、長寿命と信じられており、何百年の歴史で何十層ものペンキの層が地層のように重なっているものです。

 

よくステンドグラスなんかをアンティークショップで見かけると思いますが、大体木の枠に収まっていますよね?

あの木枠も何層ものペンキがコベコベに塗られているので、もし機会があれば塗装の割れ目をのぞいてみてください。

 

その家の歴史がいろんな色の色層となって目に見えます。これもまた浪漫。

 

 

 

 

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来週はリフォームの最終チェックで再訪するので、完成写真とってきますね!

やっぱり写真がないと締まらない。

月初めに植えた「ふうせんかずら」がもう腰の高さまで成長しています。程よい雨と強い日差しでぐんぐん大きくなっていく。それを見る娘に萌え~(*´ω`*)

 

 

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触れる程に艶めく肌。

 

 

春頃から店先に出した「大切な家具なおします。」の立看板が思いのほか好評で、道ゆくお客さんを呼び寄せてくれるようになりました。

 

こうしたアイキャッチはわかりやすいし効果的です。

今までのリストリー看板は全部英語表記のカッコつけ看板しかなかったので、オープンしたての頃はRESTORYの表記を見て「今日のランチは何時からですか?」なんて聞かれる程でした。レストランとスペル似てるけどRESTAURANTじゃないのよ。

 

そんな何屋かもわからなかった。リストリーもアンティークショップとして随分認知されてきた気がします。名古屋はもちろん全国のアンティークファンに愛されるお店になれるよう今日も頑張って作業に取り組みます爆笑

 

さて、今回ご紹介しますのは美しいフォルムのアンティークキャビネット。

20年程前に購入されたお品ですが、いつの頃か家具移動した際に誤って倒してしまい、ガラスと押さえ縁がダメージを受けてしまいました。

 

予算の都合上フルリストレーションではなく、メンテナンスの範囲で美しく蘇らせていきます。

 

 

BEFORE

 

 

 

バラバラになったガラスはまさかのガムテープで接着固定されており、その粘着がべっとり付着していました。

ガラス面はクリーナーでスッと取れちゃいますが、木部はね、簡単にはいかないでしょう。

 

 

 

 

右側面の上部が… ん?なんかが埋まってますね、パテ埋めされています。しかもめちゃくちゃ下手くそに。

木パテも破損してるのは理解できるが、残った欠片の仕上がりは素人としかおもえないクオリティ。

これも綺麗に元どおりにしていきます。

 

 

 

この状態になってからおよそ10年、どこも直してくれない為、ご自宅の倉庫でただただ時を過ごしていたキャビネット。

夏は厳しい暑さで、倉庫は温室。冬になればキンキンに冷えた冷凍庫状態に極度の乾燥が襲います。

 

そんな状態で過ごした年月は家具をカッサカサなドライアンティークにしてしまいました。

 

パーツの復元から全体のメンテナンスまで、予算内で可能な限り努めましたのでご覧下さい。

 

 

 

AFTER

 

 

ガラス面はフレームの復元に相当な時間がかかってしまいまして、というのも家具全体がかたいでいるような状態でその影響から扉のフレームにも変化が起きていたようです。

微調整を繰り返しながらバッチリ収まりました。

 

 

 

 

右側面の木部破損は接合部が全くわからないレベルまで復元。

木パテは使用せずマホガニー材を形に合わせて彫り出したのでフレンチポリッシュでの仕上がりで周りのパティナに雰囲気を合わせる事ができました。

 

 

 

いかがでしょうか。バラバラだったガラスもフレームにぴったりと収まり、全体の色、艶、全てが活き活きと深呼吸している様に、元気に健康的な姿に蘇りましたね爆笑

 

メンテナンスの範囲を完全にオーバーした処置でしたが、一度預かってしまうとどうしても気になり過ぎてしまってアレもしたいコレもしたいと時間を惜しまず使ってしまいます。

 

ビジネスマンとしては全然アウトな判断ですが、職人の追求度イコールお客様満足度だと理解しているので、職人としてはOKでーす。

 

 

 

 

 

 

 

 

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こちらのお客様、他にもたくさん眠っているアンティークがありまして、それを順にリストリーで修理して美しい状態で楽しみたいそうです。

その為に家具専用の別邸を敷地内に建設中。

...建設中。マジかよ、凄いな。

 

 

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光に吸い込まれる中国アンティーク。

 

 

慣れないペンキ塗装で手が真っ白な梅本です。

先日からドアの製作をする傍ら、設置現場のドア枠を塗り続ける日々・・・ そんな時に限って、名古屋は驚異の32℃。ホコリが舞わない様に締め切った室内は地獄サウナでした滝汗

 

 

そんな辛いドア塗装も今日で落ち着いたのでようやくブログ更新です。

 

今回ご紹介しますのは、中国骨董家具、19世紀のアンティークフラワースタンドです。

 

BEFORE

 

 

ちょっとわかりづらいですが、足元の接合が外れ、全体がグラグラと揺れています。

倒れるいっぽ手前でした。

1930年代生まれのお客様が「祖母から頂いた」とおっしゃっていましたので、おそらく清の時代の花台だと思われます。

 

 

 

乱雑に扱っていたわけではないですが、長年の使用で状態は良くありません。

 

天板にも無数の墨染みやキズ、輪染み等の水垢など、今回の修理で全体の組み直しと、再塗装を施し、150年の時を蘇らせます。

 

 

 

AFTER

 

 

 

色、艶、全てが蘇った様に、美しく、凛とした趣に仕上がりました。

一度全てをバラバラに解体し、釘ひとつない、組み木を組上げ直していくのは大変難しい作業の様に思えますが、実に正確に掘り込みがしてあり、何度でも容易に組み直せる作りの良さでした。

 

中国のアンティーク家具は大陸や歴史の長さと反して数が少なく、世界でも「まがい物でない」骨董家具は高く評価されています。

 

こうした中国骨董も今のインテリアに取り入れて楽しむのもオシャレでカッコいいですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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中国骨董には全然興味なかったですが、最近依頼も多く、よく触るようになったからか、カッコよく感じてきまして、シンプルで飽きのこない良いデザインです。欲しいんですけどねー高いんですよ本物の中国骨董は。たまたまネットで中国のオークションサイトを見ていて驚いたんですが、明代のカービングテーブルがまさかの1,100,000,000円で落札ですよ。0の数間違ってませんよ。驚異です。中国アンティーク。

 

 

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