千田 恵吾(センダ ケイゴ)

はり師(第156452号)・きゅう師(第156199号)

(鍼灸師歴・10年)
公認心理師(第31101号)

(心理師歴・37年)

 

 

 

鍼灸師になった目的
日常の心理相談で診ているうつ病やパニック障害、睡眠障害、その他のストレス疾患が重症化する前に身体に起きている、自律神経のバランスの乱れや疲労感を解消できるエビデンス(科学的根拠)のある方法はないかと考えていた時に、鍼灸であれば可能ではないのかと考え専門学校に3年間通い資格を取得。

 

専門は
『うつ病等の
ストレス疾患』/『自律神経関連疾患』
ストレスや自律神経状態の影響を強く受けることが知られている『疲労』/『不妊症』/『疼痛障害』


 

鍼灸の方法としては、現在医学的鍼灸治療を行っております。
鍼を刺入すると、身体の反応がどのようになるのか、身体のどこに影響を及ぼすのかなど現在医学(エビデンスがある)でわかっている方法を中心に行っております。

鍼灸治療には大きく分けて、『現在医学的鍼灸』と『経絡治療(日本発祥)』、 

 『東洋医学(一般の人がイメージしている方法)』の3つがございます。
 その鍼灸師によってやり方が違ってきます。


 

心理療法の専門は、

心理師としての専門心理療法は、認知療法・認知行動療法/夫婦・家族療法/セックスカウンセリング・セックスセラピー

 

 

治療については、以下の3つの方法を症状や状態によって変えております。
1、鍼灸治療だけで行う方法:身体症状(脳神経も含む)が主となっている問題
●効果があるのは、急性期(症状が起きてすぐ)や自律神経が何となく乱れているなと感じたり、うつ病などでも早い段階が効果的です。
●長期間、痛みが続いているが一か所のみの痛みであれば慢性痛も有効です。(例、肩こりのみや腰痛のみの場合)
 

2、鍼灸治療と認知行動療法を併用して用いる方法:身体症状に加えて認知(物事の捉え方)が症状に影響を及ぼしている場合
●ちょっと説明が難しいのですが、鍼灸治療単独ではむつかしい場合に用います。うつ病などのストレス疾患や自律神経失調症、心身症、慢性痛など症状が

起きてから6か月以上経過している場合に用います。
 

3、認知行動療法のみで用いる方法:身体症状はあるが身体の問題ではなく、認知(物事の捉え方)が起こしている症状や問題
●ストレス疾患や自律神経の問題が長期間にわたっている、慢性疾患、慢性痛など慢性化が進んでしまっている場合は、鍼灸治療は有効な方法(効果はほとんど期待できない)とは言えません。

この場合は、認知行動療法を優先的に用いてまいります。
ただし、サポートとして鍼治療を用いる場合もある。

 

重要
様々なストレッサー(一般的にはストレスと呼んでいる)によって、自律神経や脳が影響を受けるのですが、それが図の『身体化(身体の症状)』が主であれば鍼治療が有効です。

上記の1と2

ただ、症状があるのに治療やケアをしないでいると慢性化してくるわけですが、その時には図の『認知』や『行動』『気分』にも影響が及んでいます。

上記の2の一部と3


症状が慢性化するとは、脳内のネットワークや記憶の問題となってしまうということです。
なので、慢性化した状態を解決するのには、認知や行動の変化を目的とした認知行動療法が必須となります。

 

 

 

 

資格を取って6か月後には精神科医の協力のもと『鍼刺激によるうつ病患者の脳(前頭前野)の血流量の変化』の研究を1年6カ月にわたって行いました。

(写真はその時の模様、掲載許可済み)

 

 

専門分野

ストレス関連疾患

うつ病、産後うつ病、疲労(全身倦怠感・脳疲労)、心身症、睡眠障害

 

鍼治療では、脳の機能回復を目的に行います。

また、必要に応じてエビデンス(科学的根拠)のある認知行動療法を用いる場合があります。

産後うつ病においては、訪問治療も行っております。

 

詳しい内容はこちらをご覧ください

抑うつやうつ病で困っている方と鍼灸治療と認知行動療法-PART1-
抑うつやうつ病で困っている方と鍼灸治療と認知行動療法-PART2-

 

産後うつ病の鍼灸治療と認知行動療法によるプログラム

 

 

自律神経関連疾患

自律神経失調症、不定愁訴症候群、その他自律神経が影響を受けている疾患
 

治療前には、自律神経検査などを用いて現状の自律神経を調べたりします。
(写真は患者さんにお渡ししている検査結果)

 

ストレス等で自律神経が緊張すると抗重力筋(姿勢を保持する筋肉)が緊張するのでその緊張を鍼で緩めることで自律神経の調整を行うことができます。

また、問題解決には、エビデンス(科学的根拠)のある認知行動療法を用いる場合があります。

 

詳しい内容はこちらをご覧ください。

ストレスによる疲労と自律神経のバランスの乱れと鍼灸治療

 

 

不妊症・妊活
不妊症については、鍼治療による自律神経の調整と子宮や卵巣への血流改善を目的に行います。

 

治療前には、自律神経検査などを用いて現状の自律神経を調べたりします。


 

必要に応じて不妊症に対してのエビデンス(科学的根拠)のある認知行動療法を用いる場合があります。
また、性生活に問題が生じる場合があるのでセックスカウンセリングを併用する場合もございます。

不妊症をサポートするうえで必要な方法は、鍼灸治療・認知行動療法(リラクゼーションを含む)・セックスカウンセリング(性差の違いのレクチャーなど)の三本柱です。

 

詳しい内容はこちらをご覧ください。

不妊症のサポート-鍼灸治療/認知行動療法/夫婦療法(セックス・カウンセリングを含む)-

 

妊活・不妊症と鍼灸治療

 

 

痛み(疼痛症)

筋肉の急性痛においてはトリガーポイントを用います。
慢性痛においては、鍼治療と
エビデンス(科学的根拠)のある認知行動療法を用いる場合があります。

 

慢性痛は、エビデンス(科学的根拠)で考えると鍼治療より認知行動療法が効果的です。

日本では千葉大学が慢性痛の認知行動療法プログラムをホームページにアップしております。

 

詳しい内容はこちらをご覧ください。

慢性腰痛や慢性の肩こりなど、慢性痛で困られている方へ-最新の鍼灸治療等の治療方法-

 

 

お申込み等は以下のサイトでご確認ください。

なお、スマホ対応サイトに移行中のため、現在のサイトはスマホ対応になっていませんのでご了承ください。

 

 

鍼灸師と心理師の視点で治療を行っております。

 

新横浜の鍼灸治療室

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千田 恵吾