瀬戸内国際芸術祭~4日目後半:女木島 と 感動の高松空港(の作品) | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

前半↓の続きです。
 



 大島からの船は時間通り13:55に到着。14:00発の女木島行きの船はまだ旅客を受け入れている。これはいけそう、と、チケット売場に直行。しっかり間に合いました。午後は女木島行きに決定🚢💨

女木島は3年前に訪問している島。その時の日記は↓
 



女木島に着くと、たくさんのカモメのお出迎え。といっても これがアート
mg01:カモメの駐車場~木村崇人


2方向の堤防と、波よけの壁の上にたくさん並んでいました。ところで本当のカモメはどこにいる?

女木島は逆まわりで歩きました。

mg18:家船~KOURYOU
廃墟を笑える面白さに、派手にディスプレイ。


受付担当の方に「昨日 直島にいましたよね!」と(競技用短パンだから目立つ)。アルバイトさん、てっきりひとつの島を担当するのかと思いきや、日々転々とするんだ!大変だぁ~

mg15B:不在の存在~レアンドロ・エルリッヒ
自然に白砂に足跡ができたり、鏡に映る傾いた茶室を見ようとすると、その中に入れたり…
錯覚か?と 思わせる仕組みが楽しいところ。
でも見学は2箇所だけ。図書室もあるのですが、時間が無くて すぐに移動は残念でした。
ここは写真撮影禁止。

少し歩いて
mg17:段々の風~杉浦康益
前回の印象が強い作品。


斜面に造形作品を置いたもの。

mg14:女木島名画座~依田洋一朗


レトロな名画座。流れていた作品も前回と同じでした。


会期期間外は閉じているのかなぁ?

mg13:女根~大竹伸朗
休校中の女木島小学校を利用した作品。
3年前よりはペンキを入れたようで、綺麗にはなっていたものの、いまいちは変わらず。



次に行ったところが、今回新たに製作されたところ。廃業した民宿を利用したもの。部屋毎と 中庭を利用。一部は飲食を提供したりと、活発な印象。スタッフが全員、中国系だったのは この展示の作者によるためかな?
mg07~09,11,12
タイトルと作者名は省略します。
入って一気にテンションが上がりました。まるで縁日みたいな明るさ。1階入口わきと中庭に、卓球台があるのですが… 


↑7人用卓球台

↑7人用の得点ボード

↑左右にゆっくり傾く卓球台

他には
無料でできる占いの機械。
コインランドリーを模した、コインランドリーがまわっているような映像作品。


もう1つは、マッサージチェアの部屋という、1つは普通のマッサージチェアがあるのですが、もう1つが『心をほぐす』というアート作品。これはちょうど座ってくれる方がいたので それを見ているだけで、めちゃ笑えました。


2階の客室は、そこを中国風に設えたり、女木島の夫婦の写真を その出会いの経緯から紹介したりという、パネル作品。
新しい展示だったのでとても新鮮。愉しめました。

お隣、海岸沿いにあった喫茶店も、作品。
mg05:カフェ・ドゥ・ラ・プラージュ~ヴェロニク・ジュマール
ジェラートも気になったのですが、私は水分補給のため、
『河内タンカンサイダー』
暑い身体に、スーっと入ってきて、気持ち良かったです。 

少し港の方に歩いた 海岸沿いの松林の中の空き家を利用したのは
mg04:BONSAI~平尾成志/瀬ト内工芸ズ
前回とは盆栽、部屋の中の仕様も大きく異なっていて、新鮮な目で楽しめました。


ただ、観賞スペースのど真ん中で、大きな声で商談?している 瀬ト内工芸ズのスタッフ(というより、その相手のうるさい女性。自慢話にも聞こえた)はどうにかして欲しかった。美術観賞の環境ではなかった💢😠💢

最後に
mg03:MEGI HOUSE~愛知県立芸術大学瀬戸内アートプロジェクトチーム
前回も訪問した記憶があるのですが、ここもちょっぴり新しくなっていました。
欄間のところに団扇をびっしりと貼ったのは、笑えました。



あとは海岸沿いにある作品
mg02:20世紀の回想~禿鷹墳上
野外に置かれた作品なので、色の褪せが気になるけれど、スピーカーからの音はしっかり出ていました。

あとはフェリーの待合室へ。隣の鬼の資料館。もう少し明るく整備できないものかと思いました。備えられている衣装(岩手の鬼剣舞もありました、が、標記の場所と離れていて、これだとどれがどれだかわからない!)や、絵本も充実しているのに、とっても残念でした。

17:20のフェリーを待っていたら、16:40頃に臨時のフェリーが(空で)到着。積み残される危険から回避されました。

実は女木島、前回 洞窟に行っての印象が悪くて、今年はパスするつもりでしたが、昨日(大島の情報を聞くために)行った高松の案内所で、担当してくれたお姉さんが、今年は女木島がおすすめと。前回のよろしくない印象を言ったら「今年は新作もあり、違うよ~」と。そのアドバイスによって今日、訪問した次第。行って良かったです。
洞窟に行かなければ、良い島かもしれませんね。
でも、でも盆栽の騒がしいのは最悪。やっぱり印象が悪いまま終わりました。女木島、相性悪いのかな…

高松駅前で早い夕食は、やっぱりうどん。
すだちが半分入るぶっかけ大盛り。香ばしいうどんで今回のお出かけを締めました。

今夜は高松港で花火大会🎆 ところが台風接近で15時頃に中止の(女木島の有線)放送。市内には浴衣姿の若者がいっぱい。的屋もたくさん。
ところが18時で 微風の吹く、花火日よりの好天で中止はあり得ない!準備した方たち、かわいそう。明日に順延って感じでもないし…
事故が起きないように…との予防線でしょうが、これは酷すぎる、と思いました。

高松空港に行くと、トリエンナーレの作品がひとつ!

tk19:ウェルカム/ファニーブルー~ヴェロニク・ジュマール

金のセロファン?箔?を2階から垂らした作品なのですが、2階に上がると 隣の窓に青色のシートが。ちょうど夕日が沈む時間だったので、そのシートを通しての太陽の光がシートに当たり、その色の綺麗なこと!
今日一番感動したのは、この作品かもしれない。

↑上から下まで金色のシートですが、2階の窓からの夕日を青くした窓からの光を反射して、このように✨

高松空港から、ほぼ満席のJALの最終便で羽田に21時半前に到着しました。
東京に着くや、ジメジメは勘弁😵💦