午前中、所用で忙しなく動いてから、お昼過ぎに新宿へ。今日の午後は都内で音楽会。
古典派の知られざる室内楽曲を求めて
vol.4 モーツァルトの隣人たち
ムラマツホール
15時~

フラウト・トラヴェルソ:新井 道代
ヴァイオリン:宮崎 桃子
ヴィオラ:廣海 史帆
チェロ:野津 真亮
プログラム
🎵J.C. バッハ:フルート四重奏曲 ハ長調 W.B.58
クリスチャン・バッハの音楽をたくさん聴いているものの 聴き覚えのない曲でした。フルートとヴァイオリンとヴィオラの対話が明瞭で わかりやすい作品で、私好みの明るく清々しい音楽が素敵てした。
🎵J.B.ヴァンハル:フルート四重奏曲 イ長調 作品7-5
ヴァンハルらしい、古典派の色で埋められた4つの楽器がしっかり呼応した充実の作品。Allegroの両端楽章のがっちりとしたソナタ形式の音楽は、古典派音楽の想定内の展開で、初めて聴いてもしっかりと消化できました。
🎵P.ヴラニツキー:フルート四重奏曲 ホ短調
今日唯一の短調作品。新井さんがヴァンハルの前にお話しされた「交響曲につながるような作品」を示すような、ダイナミックな響きと推進力を持った、ロマン派の空気が感じられる音楽が聴けました。
🎵J.B. ヴェンドリング:フルート四重奏曲 ト長調 作品10-1
この1年、ヴェンドリンクをはじめとするマンハイム楽派のCDを良く聴いていたので、私的今日の期待はこの曲でした。
新井さんが「この作品はフルートがソロのように活躍します」と。
最初から最後まで、華麗なフルートの舞いを堪能できました。第1楽章は冒頭からフルートソロが引っ張っていきましたが、ソナタ形式で反復なし。提示部をその前に弦楽器だけで(旋律を補充して)演奏したならば「完全に弦楽器とフルートの協奏曲じゃん」という私好みの音楽。特に第2楽章が短調で明暗の対比も鮮やかで めちゃ素敵てした。
🎵モーツァルトではない:プレリュードとフーガ ニ短調 K.404a-1
弦楽三重奏での演奏。
モーツァルトの作品番号が付いてはいるものの、真作ではないらしい。J.S.バッハの 平均律の第1巻第8番のフーガを弦楽三重奏に編曲。それに新たに前奏曲を作曲して繋げたという作品。面白いとは言えない作品でしたが、弦の3人のアンサンブルは緻密に響きあい、なかなかの好演でした。
ディヴェルティメント『誕生日』から第三者により編曲された作品。私は中学生の頃、原曲より先にこの編成のLPを買って聴いていたので、馴染み深いのがこの編成。
フルートと弦楽器の音色が 良い具合にマーブリングされて、とても心地好く聴くことができました。
第4楽章の主題と8つの変奏曲では、それぞれの反復を前半のみ実行でしたが、今日の演奏では スコアの音の通りに演奏をしていたので、このスタイルがフィットしていました。私的には 積極的に反復時にヴァリアントや装飾を加えて、ワクワクさせて欲しかったです。
今日は私の一番好きな、小さなホールで聴く室内楽。古典派作品をピリオド楽器で聴けて 満足でした。4人のアンサンブルでは、ヴィオラの廣海さんが しっかりと 今つくべき楽器に完璧に合わせた(一切飛び出さないバランスで)響きを作り、完全に頭一つ飛び出した演奏を聴かせてくれました。
演奏会のあとは新宿駅から一気に横浜駅まで🚃💨
18時半から予定通りに1時間遅れて仕事に入れました💪
