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両親の老いについて 
また私が面した老いについて綴っています。



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年末に母が亡くなり
葬儀  四十九日の法要 納骨を終えました。



母が入院した約3年半前から
6つの病気があることや
一時 危篤状態になったこともあって
家族皆 少しずつ覚悟してきたので
母の死を落ち着いて受けとめられました。



ただ 「いざ お葬式!」となった時
ちょっとごたついたのは費用のこと。



父が前もって
斎場と契約していたのは知っていたけれど

「どんな形で 
   どのくらいお金をかけるつもりなのか」

は知らなかったのね。



母が病院や特養ホームに入所して
  
「その費用に毎月 
   2人分(両親)の年金以上のお金がかかる」

と聞いていたし
とにかく父は倹約生活をしていたから
私たち兄妹は

(母のお葬式も
   なるべくお金をかけない方がいいだろう)

と思っていたの。



ちょうど 妹と義弟が少し前から
終活のことを勉強していて
「お葬式のやり方にも色々ある」
という情報が入ったので 土壇場で

「なるべく費用をかけずに出来る方法があるなら
   父に勧めてみよう」

という話になったのね。



その情報について
すぐに父に話してみたけれど
タイミングがうまく合わなかった要件もあり
結果的には契約していた斎場で予定通りお葬式をすることに。



後で父とよくよく話をしたら
どうやら母の葬儀にはお金をかけたかったよう。


経済状況をあからさまに聞いたこともなく
知らなかったけれど 
母の葬儀のために父はお金を用意してました。



ただ 予想していたより 
実際には葬儀費用は高くなった とのこと。


父 曰く

一応 斎場の説明会の時に
色々話を聞いて 質問もしたけれど
その時はどうしても現実味がなく
話を詰めたら  よく把握していなかったり
気にしてなかったことにお金がかかったりして
細かい項目まで出してみないとわからなかった

と。



私も斎場との話し合いに立ち会ったけれど

(へぇー そういうものが必要なんだ)
(うわ! そんなにお金がかかるんだ)

と思った項目があったもんね。


エンバーミングとか。





でも  父も私たちも満足する形で母を送れたので
これはこれで良かった と思う。








葬儀が終わって 
ホッとしたのもつかの間
すぐに今度は四十九日の法要と納骨の準備。


・法要の予約
・お花や御供物の用意
・本位牌の用意
・墓標に戒名を刻印
・納骨の手配


お墓に入るまで 
やっぱり色々お金もかかるのね。



母の場合  
近親者のみの家族葬としたけれど

葬儀費用  
戒名などお寺へのお支払い
精進落とし
返礼品
四十九日の法要と納骨

諸々合わせて100万を大幅に超えました。



今から約30年前の祖父の時は
昔ながらのお葬式で 
家の前の通りにズラッと花輪が並び
弔問客も多く
兄や私の会社関係の方も来てくださいました。


かかった費用は
葬儀関係だけで200万以上だったそう。




もう時代も葬儀方法も変わってきているし
父はなんでも自分で把握しておきたい派。


「自分の葬儀は質素でいい」

「後に残る者が困らないよう
    決めておけることは決めておきたい」

と言うので
母の葬儀の記憶が新しいうちに
終活コンシェルジュの妹の知り合いの
終活認定講師の方に来ていただき

「父のお葬式をどうするか」

をメインテーマに
家族で話し合いをすることになりました。