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百年構想実現への努力

今回のテーマは「百年構想実現への努力」です。



今まで、Jリーグ百年構想 とそれに伴う具体的な取り組みについて取り上げてきました。
「理想のクラブを探して」では、その取り組みの成果をあげたクラブを取り上げました。
今回は、全クラブの百年構想への努力についてを話します。

Jリーグが誕生してから15年が経過しました。
百年構想まで残り85年ある訳ですが、百年構想の現在地はどこなのでしょうか?
まだまだ具体的な成果があがる段階ではありませんが、それでも理想のクラブを探して」で取り上げたクラブのように
成果を上げているクラブが存在します。

ですが、他のクラブはどうでしょうか?
なかなか進んでいないというの現状ではないでしょうか?
財政的な問題はわかりますが、それであるならば岐阜・甲府・湘南はどうなるのでしょうか?
百年構想を実現するというやる気が、これらのクラブと比べて低いように感じます。
総合スポーツクラブは、うちは財政的に問題があって出来ない。うちは規模の小さいホームタウンだから観客動員が難しい。うちはJ2だから百年構想へ取り組む余裕がない。
というのは前述のクラブたちの下、全く言い分になりません。
全てはやる気の問題です。

地域に根差さなければ、そのクラブが継続して活動していくことは非常に難しくなるでしょう。
地域に根差す努力をしなければなりません。
その上で地域に貢献する為、百年構想の具体的な活動が必要となります。
百年構想は、Jリーグに加盟する以上取り組まなければならない課題です

なかなか地域に根差すのは難しいというのは分かります。
成果で判断しているわけでもありません。
努力する姿勢さえ見せてくれば、そのようなことは言わないでしょう。
ただ、実際に努力していてもその努力が地域に響くものでなければなりません。
地元の関係を強化する為に、介護予防事業・学校訪問・スポーツ振興活動・下部組織整備などどのクラブも取り組んでいます。
これ自体はいいことですが、百年構想を実現するにはもう一段階上の努力が求められます。
たとえば、学校訪問といっても甲府のように選手が年に80回以上訪問しているでしょうか?
スポーツ振興とはいえ、湘南のように総合スポーツクラブの実現に動いているでしょうか?
大人の為のサッカー教室にどれだけのクラブが取り組んでいるでしょうか?


まだまだ、全てのJクラブは努力する余地が残っています。
努力する余地があるということはそのクラブには、それだけ可能性があるということにもなります。
身近に「理想のクラブを探して」で紹介したクラブという良い見本があるのですからそこを参考に努力することができます。
ですが、そのまま同じ事をしても地域に受け入れられるかは分かりません。
それを地域ごとにアレンジして努力していくことによって、地域に根差す道が開かれることとなります。

観客動員数は、そのクラブの努力でもあります。
どれだけ、地域に根差して・地域に愛されているかは観客動員数に一番表れやすいです。

そのクラブが好きならばスタジアムまで足を運んで応援してくれる。
それはつまり地域に愛されているということでもあります。
これは、単に人数の多さを言っているわけではありません。
ホームタウンごとに人口は違いますから、動員数は同じでも努力の違いが見て取れます。
地域に根差す努力をして、それが観客動員に繋がった時の喜びは大きいことでしょう。
その他にスタジアムに何らかの理由でこれない人でも、試合結果を気にしたりテレビなどで応援する人がいればそれは愛されていることになります。

湘南は、百年構想の実現へ向け努力していますが、サポーターの増加という面にはなかなか繋がっていません。
ですが、この湘南のように努力する姿勢は後々大きな財産となって返ってくることと思います。

成果を出して欲しいものですが、そのまえに努力する姿勢を示すことが、
百年構想では、何年目であろうとも重要なことであるとおもいます

現在百年構想が順調に進んでいるかはわかりません。
一部のクラブでは予定よりも早く順調に進んでいます。一方ではまだ始まったばかりで進んでいないというクラブもあります。
百年構想は日本中に、地域に根差したスポーツクラブ作るのが目標ですから、まだどちらともいえません。

「理想のクラブを探して」で紹介しなかったクラブ以外にも百年構想の実現へ向けて、必死に努力しているクラブも多く存在します。
ただ残念ながら、努力してはいるもののそれらのクラブほど努力していないクラブも存在します。
全てのクラブが百年構想の実現へ向けて、全力で頑張って欲しい。

そこが百年構想が実現していくため一番の原動力だとおもいます。


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理想のクラブを探して

甲府編  湘南編  岐阜編  千葉編  川崎編  大分編  新潟編  浦和編
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ラグビーをする環境の整備への案

前回はラグビーに関する質問を交えて話を進めましたが
今回は、私としての提案を書きたいとおもいます。
ラグビー人口の増加とレベル向上を狙いこのような策はどうでしょうか?
あくまで一個人としての案です。

日本ラクビーの実力を上げるには、まず底辺の選手層をあげないと向上には限界があるとおもいます。

学校にラグビー部がない人へのフォロー
現在、ラグビーをやろうとおもっても学校にラグビー部がないという学校が相当数あります。
このような場合、他競技へ流出し興味はあるもののラグビーに接することなく、ラクビーから離れしまうという
非常に勿体無い事態へとつながります。
この場合は、小学・中学年代にみられるようなクラブチームとしてのラグビーチームで
学校に関係なくラグビーを楽しんでもらうという方法があります。
これによって、どんなひとでもラグビーをやりたいとおもった場合の受け皿を作れます。
問題は、どれくらいの地域ごとにおくかですが、そこは各地域協会の連携で決めていくなど方法があるとおもいます。
特にこの問題は高校年代で、部活以外でできない状況を作るのは非常に勿体無いとおもいます。
ラグビーをやりたい人の為に環境整備が、ラグビー人口増加の第一歩だとおもいます。
できれば、クラブチームを学校チームが出場する大会へ出場できれば尚良いと思います。


ラグビー控え人口を少なくする
これはラグビー界だけの問題ではなく、日本スポーツ界全体の問題でもありますが、控え人口が日本は多いんですよね。
学校スポーツだとどうしても、強豪校にあつまりそこの強豪校では、質の高い選手が集まります。
そこでは当然競争が生まれるのですが、試合に出れるのはその中で一握りの選手のみ。
この競争自体はいいことなのですが、それ以外の選手が試合にでれなくなるのは非常に問題です。
他校ではレギュラーで公式戦に出れる選手であるにもかかわらず、高校3年間もしくは大学4年間試合に出ることなく、競技人生を終えてしまいます。
これは、改善すべきだとおもいます。

改善するには、○○校Aチーム・Bチーム・Cチームと選手に合わせて登録するチーム数を増やして
試合に出る機会を多くの選手に与えようとすることが、一番いいとおもいます。

もちろん明確にわけると一番強いAチームの選手層の薄さに問題が出てきますので
そこは必要最低限の人数のみ選手登録をし、現状のルールではベンチ外となっている選手をBチームで出場させるという案です。
問題は、


・このような大会を統括する団体が、1校から複数チームの参加を認めるか?
・その分増える試合とそれに伴う競技場の確保

ですが
球技場は、利用数が少ないという問題がありますし、まだまだ増やせる余地は残っているとおもいます。
ラグビーの他にアメフト・サッカーさらに陸上競技場ならば陸上と使えますし
多くのスタジアム建設の根拠にもなりえます。
まあ芝生のメンテナンスの課題がありますが。

欧州では、なるべく控えを作らないように考えクラブの選手登録数が一定数以上になった場合、
Bチーム・Cチームと選手数にあわせてクラブ内での登録チーム数を増やしていきます。

そうすることによって多くの選手に出場機会を与え、能力向上に役立っています。
その中で、試合でしか得ることが出来ない経験をすることによってCチームからAチームの主力になるケースもありえます。
日本の場合は有望な1年生が最初から試合経験を得られることにも繋がることでしょう。

また、将来社会人になってラグビーをやらなくなったとしても役時代のプレー経験を生かし
ラグビーに対する知識・理解の深い人間
が多くふえていき、ラグビーファンのレベル向上
にも繋がっていきます。
さらには、その中から指導者が現れ、若年層の育成に役立っていく可能性もあります。

そしてなにより、ラグビー界全体の選手層を厚くすることにもつながります。
試合でしか得られない経験はありますので、そこを多くの選手に経験させることによってレベル向上に繋がっていくとおもいます。

競技人口の中で密度が濃くなれば、人口の多い日本にとっていいアドバンテージになることでしょう。

ラグビー界だけの問題ではありませんので、全てのスポーツ界で協力して部がない高校の生徒へのフォローと控え人口の改善に取り組んでいて欲しいとおもいます。

ラグビーのプロ化とラグビーリーグとの交流

ラグビーについて調べてエントリーを作ろうとおもったのですが、どうしても分からない部分があったので質問を交えながら進めていきたいとおもいます。

《プロ化の進捗状況》
プロ化の進捗状況ですが、今どのくらい進んでいるのでしょうか?
実のところラグビーに関するエントリーはプロ化の是非論について書こうかとおもっていたのですが
どうやらプロ化の動きは既にあるそうなのでやめました。

早速そこで質問ですがトップリーグが誕生して以来選手のプロ化が進んでいるようですが、全体の何%くらいがプロ選手なんでしょうか?
チーム全体でプロのクラブとはなっていないようですが、ラグビー部の選手規模ではプロ化が進んでいるようですね。
完全にプロのクラブとなると金銭面での課題が出てきますので難しいとおもいますが
スタッフ・経営にいたるプロがどの程度進んでいるのかがわかりませんでした。
おそらく、選手の何人かがプロ選手として活動し、スタッフも含めたクラブと残りの選手は実業団チームのアマチュア選手・社員として所属しているとおもいますかその辺がどうなっているのかご教授いただければ幸いです。

(読者様からの情報によりますと、プロは1割で残りはセミプロもしくは社員だそうです。)

ラグビーはトップリーグの誕生を機にいろいろと変革をしている最中ですが、これがうまくいってもらいたいものです。
トップリーグが軌道に乗れば南半球のクラブチームとの試合をシーズン中に行えば強化のうえで有益だと思います。

ラグビーワールドカップでは、日本は1分したものの世界との差を痛感するものとなりました。
その差は、そう簡単に破れるものではないなと感じたのですが
「プロ化」が世界と戦う上でのキーワードとなるとおもいます
世界的なプロ化容認によって、各国でプロ選手が誕生し強豪国の更なるレベルアップに貢献しています。
「日本もこのプロ化を推し進めるべきだとおもいます。」というようなエントリーを作ろうとおもったわけなんですが
ラグビー界もいろいろと動きを模索しているそうですね。

日本がワールドカップで躍進することがラグビー人気の起爆剤になりえるかもしれませんが
そこで躍進する為にはプロ化が不可欠ではないかと考えています。
そして人気の起爆剤のきっかけにも繋がるとおもいます。
プロ化が現在の日本ラグビー界が追うべき最大のテーマではないかと考えます。

アマチュアでこそラグビーという風習が昔からありましたが、世界でもその流れは変わりつつあります。
現在ラグビー界で起きている変革これが最終的に、ラグビーの発展につながることでしょう。


《ラグビーリーグとの交流》
日本で一般に親しまれているラグビーは、ラグビーユニオンで世界ではその他にラグビーリーグという競技があるそうですね。
ラグビーファンの皆さんは、このラグビーリーグについてどのような見解をお持ちでしょうか?

ラグビーリーグは、昔からプロ化に寛容でして、強化に役立ってきたようですが
近年ユニオンとの交流があり、ユニオンワールドカップでもリーグ側の後方支援で躍進する国多くなってきているそうです。
正直全く知りませんでしたが、2つのラグビーの融合・交流によってより一層競技レベルが向上できるといいですね。

バレーボールの国際大会の多さについて

「バレーボールの国際試合について」の意見をお聞かせください。

バレーボールは大きく分けて3つの国際大会があります。
世界選手権・ワールドカップ・オリンピックです。
その他、ワールドリーグワールドグランプリ日本では知名度の高いワールドグランドチャンピオンズカップがあります。

私の意見で、申し訳ないですが、正直多すぎるのでは?とおもいます。

世界レベルの試合を強豪国以外にも多く経験させることで世界全体のレベルアップというメリットはありますが。
それであれば、三大大会でその役目は十分果たしているとおもいます。

代表戦だけで、バレーボール界は動いているわけではなく当然所属するチームというものがあります。
ここまで国際試合を増やすと、チームでの活動がおろそかになり全体のレベルアップにも影響を及ぼす可能性があります。
さらにこの前述の大会以外にも各大陸の選手権もあるわけですし、数があまりにも多すぎると感じています。

本当にこれほど必要なのでしょうか?

日本だけの問題ではないのでなんともいえないですが
もっと国内リーグを重視すべきだとおもいます。

全日本は非常に人気がありますが、日本バレーボール界を底辺で支えているのはやはりVリーグ・プレミアリーグです。
ここの充実を果たせば、全日本にも普及するわけですし、もっとVプレミアリーグに比重を少し傾けるべきではないか感じています。

バレーボールファンの皆さんはこの国際試合の多さに関して、どう感じていますでしょうか?

bjとJBLが融合する道

今回のテーマは「bjとJBLが融合する道」です。

皆さんご存知の通り、現在日本バスケット界は混迷を深めています。
人事案などをめぐって協会で、流会が連続するなど協会内部でもいろいろありますが
JBLとbjリーグ
この話題をなしには語れません。

日本に2つもリーグが存在するということになっています。
これはプロ野球のような、2リーグ制ではなくまったく別団体のリーグとなっているわけですが。

分裂した経緯を考えると、JBL・bj双方とも歩み寄るというのは考え難いですよね。

JBL・協会側は、bjとの一切の関与を拒絶していますし、この姿勢を見ただけでも何か大きなことがない限り、bjに歩み寄る・認めるということはないでしょう。
ましたや、協力・融合というのは難しいかもしれません。


一方bjとしても、日本初のプロリーグとしてこの体制を停止するわけには行きません。
プロチームであるということは、ブースター・地域と共に歩んでいるということです。
もう後戻りはできません。
既にそのチーム・リーグに愛着を持っている人がいる以上やめるわけには行かないですしね。



融合するという道があるとすれば
bjのチームがその体制のままJBL(協会管轄という意味で)に入り、日本新リーグが立ち上がるしかありません。
JBLはbjを認めせんし、bjも現状にJBLの体制では納得しないでしょう。

JBLも新たな体制でスタートしましたが、レラカムイ以外は前の体制とそれほど変わらないというのが現状だと思います。
実業団チームが多数ですし、協会管轄のプロリーグが誕生したとはいえないでしょうね。

一番可能性があるのはJBLが、全チームプロ化をとげ、かつJBLがbjを認めるということにつきると思います。
その可能性については、前述の理由もあり実現しそうにないですが。




私が考える、融合が実現する道として
大前提に「JBLがbjを認めるということ」にあると思います。

ですが、JBLをbjを認めるということは考え難い。
であれば、「JBLがbjを認めざるをえない」状況を作ればいいと考えます。

日本国内で、そのような状況を作るのは非常に難しいかもしれません。
bjリーグがJBLを大きく超える人気になれば話は別ですが、協会管轄でない以上
厳しいものがあることは間違いないでしょう。

しかし、国外に道を開けばわかりません。
bjは、将来的なユーロリーグとの提携を模索しています。
最終的には欧州のクラブチームとの親善試合→欧州王者とbjとの試合→
ユーロリーグへの参戦。
という道にいけば、世界でbjというものが認知されていくとおもいます。

まあユーロリーグへの参戦は現実的にありえないですが、欧州王者の試合は可能だと思います。
(現在の韓国王者との試合のような感じで)
そこで、欧州との交流を深めれば選手としても刺激になるでしょうし、ブースターとしても
非常に楽しみが増えることと思います。

欧州のクラブチームは、FIBAから関係性はあるものの
別組織のULEBという団体がユーロリーグなどを運営しています。
これはつまり、FIBAと関係なく欧州と接触できるということです。
代表では、協会管轄でないbjから選手を招集できず、国際試合ができなくても
bjにいながら、国際試合・世界との戦いができるということでもあります。

そしてこの関係を強化していけばJBLよりも
bjのほうが国際経験がつめるということにもつながります。
そうなれば、bjに魅力を感じる選手も多く出るかもしれません。
そのためにも、現在は韓国王者と国際試合を行っているしているbjですが、
アジアやロシア(地理的に)のチームと、頻繁に試合をすることを考えてみるといいかもしれません。
ULEBは、これから世界中のリーグ・クラブを仲間にしていくつもりのようですし、
独自にbjが世界とのネットワークをできるかもしれません。

もし、アジアなどの国と試合が活発化すればbjは国際色豊かになり、そこで良い成績を収めれば
外国がbjを認めるというに繋がると考えられます。
bjが国際的な関係があり、JBLが協会管轄であり代表で試合には出れますが
その面で大変不利になる。
そうなると協会としても、bjの存在に悩まされることになります。
「内部でかわらなければ外圧で変えてしまえ」ということです。

そうなれば、JBLがbjを認めて、協会管轄のリーグとして
JBL・bjが融合し新リーグの立ち上げ そして、代表に選ばれかつ国際試合が多くふめるというJBL・bjの融合リーグが誕生し 日本バスケット界の発展に大いに貢献していく。 という流れにに繋がっていくかもしれません。 他には、bjが全都道府県にチームを誕生させ全国的な盛り上がりを作り JBLにプレッシャーをかけるという方法があります。 これは、実現すればJBLが認めざるを得ないという状況になるでしょう。 現実に実現する可能性があるのは、こちらのほうかもしれませんね。 bjの国際化と日本全国へのチーム拡大 が、私の考える融合する一つの道だと思います。 本当は、協会・JBLがbjを認めるのがいちばん簡単で効率的なんですけどね・・ 皆さんは、なにかこうなれば融合に進んでいくのでは?というのはありますか? あれば遠慮なく書き込んでください。 世界的に非常に人気・レベル共に向上してきているバスケットボール。 この流れに、日本も乗っていて欲しいと思います。 双方のリーグのプロリーグとしての発展が一番近い融合の道だと思いますしね。