Jリーグを観に行こう! -15ページ目
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サッカークラブはすべて繋がっている。

前回の続きです。


徐々に上へあがっていくにつれて、必ず直面する問題があります。
それはチーム運営費で、楽しみ為に作ったサッカーチームでは解決できない問題に直面します。
これ以上は上へいけないと思うかもしれません。

ですが、ここで市や県のサッカー協会や何かしらの企業からスポンサーを集められたとします。
または地元の地域から暖かい援助をいただいたと。
そうすると上へ当然目指せます。
支援体制を整え、ついには県リーグ昇格、そしてその上の地域リーグへいったとしましょう。
そうすれば、県のサッカー協会から積極的な援助があるかもしれません。
(具体的には国体強化やJリーグ入りをめざすためのチーム母体とされることがあります。)
またはどこかの企業からさらにスポンサーがあるかもしれません。
そして、どんどんチームは強くなっていく。
ついにはJFLという日本の3部へ到達したとします。

もうJFLまでくれば、目指すのはそうJリーグ!
そこで地元の緊密な支援体制を築きあげ、Jリーグを運営するだけの予算や支援体制ができ、Jリーグの加盟条件を整えて、チームのJFLでの順位もJリーグ昇格圏内であれば
ついにJリーグ昇格です。

この時点で、誤解しないよう言っておきますが。
これは困難といいますか、かなり無謀なことです。
Jリーグ加盟までで起きる、困難で解決しがたい問題は数多く発生します。
普通は、JFL・地域リーグどころか県リーグに参戦するだけでも・・・もっといえばさらに下のリーグであったとしても、かなりきついでしょう。
それにまずスポンサーというのはつかないものと考えた方がいいです。

ですが、強かったらとことん上を目指せるのがサッカーです。
それまでチーム運営と言う大変な問題が発生しますが、可能性は0%ではありません。
解決は難しいですが、それを乗り越えれば一気に上へ可能性が開けてきます。
今現在Jリーグに所属しているチームでも一部にはあらかじめ上のリーグに所属していたチームを買収したり
JSL(Jリーグ誕生前の全国リーグ)に最初から参加していたチームなどはありますが
県リーグから上がってきたチームは存在します。
私の応援している大分トリニータも県リーグからスタートしました。

そしてJリーグ昇格、もうチーム運営の大変さについてはいいましたので、カットして話を進めます。
J2で戦力を強化していき、何年か後にJ1へ昇格できたとしましょう。
そして、J1で残留争いからJ1定着を経て、ついには優勝争い。
そしてJ1を優勝。
昔は町のちっぽけな草サッカーチームだったのがJ1優勝を成し遂げる。そんなことができる可能性があるのがサッカーです。
例えば、日本のプロ野球のようにプロチームが制限されていたり、アマチュアとプロが別組織になっているというわけわけではないんです。
町の草サッカーチームからJ1チャンピオンまで繋がっている。
これを日本のサッカークラブは可能なんです。

今私は日本のサッカークラブといいました。
これには意味があります。
サッカーにはまだ続きがあるのです。国内リーグで完結しません。
次に目指すはアジア!アジアの各国リーグのチャンピオンチームが集うAFCアジアチャンピオンズリーグ(以下ACL)が存在します。
J1優勝チームはこれに出場できます。
(※正確に上位チームでも出場できます。それについては今回は省略させていていただきます。)

それでは下に「クラブの挑戦世界編」を書きます。
トップページからご覧の方は続きを読むをクリックしてください。
このページをご覧の方はそのまま下をご覧下さい。





図に示しますとこんな感じです。







アジアの厳選された15ヶ国(レベルに差があるのでそれ以外の国のチームはそれよりグレードの
低い大会に出ます)のチャンピオンあるいは上位だけが出場を許されるACL。 ここでは4チームでホームアンドアウェーの予選リーグでを戦い、1位チームのみが決勝Tに進出し 各予選リーグを勝ち抜いた、7チームと前回王者を合わせた8チームで決勝トーナメントを行い。 その優勝者がアジアのクラブチームのチャンピオンとなります。
ここで勝つということは15ヶ国の、多くのチームの王者になったということです。 アジア制覇といったほうがいいかもしれませんね。 そしてここでアジア王者になるとクラブワールドカップに出場できます。 今度の相手は各国王者というレベルではなく、各大陸王者です。 サッカーは、全世界規模で普及していますから、そのクラブチームの数は数知れず。 そこで各大陸王者と対戦するわけですが。 南米や欧州のチームとも対戦可能です。
欧州のほうが知名度がありますので、欧州で説明しますが、欧州のあの高レベルの激しい争いを
勝ち抜いたチームと対戦できるわけです。 最初を思い出してもらいたいのですが、町のちっぽけな草サッカーチームから始まりました。 そのチームが、Jリーグチームどころか、世界の強豪と対戦できる。 可能性は限りなく0に近いですが、0%ではないんです。 他大陸王者も上で書いたACLのような各国王者が集まる大会を勝ち抜いてきたチームな訳です。 ここで優勝したとします。 そうするとなんと世界制覇です。 最初に書いた日本のピラミッドシステムは世界各国にあります。 そしてサッカーは全世界規模で普及しています。 そう考えればどれだけの数のチームの王者であるか分かると思います。 サッカーはどこから先は、どうやってもいけない境界ということはないんです。 ただ楽しみだけだったチームが上へ行くにあたってぶち当たる、チーム運営費という壁。 それを捻出する様々な困難。さらにはプロ化、チーム強化。 国際レベルで強いチームへ、地道な普及活動等々。 「頑張れば」という言葉で片付けられない苦労ですが、頑張れば世界制覇だって可能なんです。 可能は限りなく低い、でも0%ではありません。 都道府県リーグ→J1の先には→アジア→世界へと道はつづきます。 そう考えると、J1はアジア・世界へ行くための日本予選と考えることができます。 J1は毎年ACLへの出場権を争っている。 そう考えれば、J1に対する見方が変わると思います。 そしてそれ以下の下部リーグに対しても。 小さな草サッカーチームから世界王者までつながっている。 それがサッカークラブなんです。

サッカークラブと日本サッカーピラミッドシステム



サッカークラブについて語りたいと思います。
(フットボールクラブと書こうかとおもいましたが、こちらの方が分かりやすいでしょうからそうしました。)

サッカークラブと一口にいってもいろいろあります。

まず、プロのサッカークラブ。これはJリーグのクラブがそれに当たります。 
その他、普通のサッカークラブ、、一企業の社員のみで構成される実業団チームではなく
カテゴリーの関係ない様々な人が、集まって活動するサッカークラブです。
このクラブのレベルが高いチームでいえば、JFLの横河武蔵野FCやFC刈谷・アルテ高崎が代表的な例です。
これらのチームは元々企業チームのところもありますが、チーム移管等でクラブチーム化されました。
(厳密にいえば企業チームも含めて全てサッカークラブではありますが・・)
ユース年代のサッカーチームの大人版といったほうがわかりやすいでしょうか?

今現在JFLの中でJリーグを目指しているチーム、J準加盟チームのロッソ熊本、FC岐阜、栃木SC、ガイナーレ鳥取と非準加盟チームのFC琉球
これらのチームも上のサッカークラブと同じといえば同じですが、Jリーグ入りを目指しているので積極的にプロ選手契約やチーム強化をしています。

今日本サッカーのアマチュア最高峰といわれるJFLのチームをサッカークラブの例として説明しましたが

身近にもあります。
たとえば、あなたがメンバーを集めて草サッカーチームを作ったとします。
これもクラブチームです。

上のJFLのチームとは大きく違うとおもうかもしれません。
確かに全く違います。規模も本気度も違うでしょう。
対戦するということなんてまず考えないでしょう。

ですが、その作ったチームが勝ちまくって行くと当然上のカテゴリーへと上がっていきます。
日本サッカーはピラミッドシステムです。
日本というよりは世界のサッカーもピラミッドですが。


 

←ものすごく簡素な絵ですいませんが
 このような感じになっております。

 このようなピラミッドの中で、実力のあるチームは上へいきます。
 そしてこの中に小さな草サッカーチームも入っているわけです。
 (もちろん市リーグなどに登録している場合です。)
 この中で言うと都道府県リーグで、各都道府県リーグによって
 いろいろ違いますのでここが一番下になってはいますが
 市リーグなどはその中の下部リーグにあたります。


このようにピラミッドの中にプロのサッカークラブも草サッカーチームもはいっているシステムになっています。
実力があれば上へいける、つまりJリーグへとつながっているわけです。
そう考えれば、可能性は限りなく0に近いですがJFLいやJリーグとのチームの対戦が可能となります。
それも天皇杯ではなく一般のリーグ戦で。さらにはその先が・・?
そのことについて次回書きたいと思います。

↓が次の記事です。ぜひご覧下さい。

サッカークラブはすべて繋がっている。

Jリーグを観に行こう!

このブログは1人でも多くの方にJリーグ・地元のクラブの魅力を感じ、スタジアムへ足を運ぶ人が増えるのが目標です。
またJリーグ・サッカーのその時々の話題で、多くの方と議論ができたらなあと思っております。

まったくJリーグが興味がない方、はたまたサッカー・スポーツに興味のない方がこのブログを見て少しでも関心をもつようになるようがんばりたいとます。

私は元々欧州サッカーファンでした。
ですが、欧州に地元のクラブを応援する素晴らしさを教えてもらい
Jリーグに欧州以上の魅力を感じるようになりました。

サッカー先進国の西欧の国々のフットボールライフを是非とも日本でも多くの方が実感できるようになってもらいたいものです。
そこにはサッカー(フットボール)の真の魅力があります。
また南米には「恋人は変えても一度応援したチームは変えるな!」という言葉もあります。

それほどまでに地域とクラブが根付いた関係は、新潟、甲府、浦和と既に日本に存在するのです。
地元のクラブに愛着があればそのチームがどんなに弱くてもカテゴリーが低くても大きな問題ではありません。
(勝負事ですから大きな問題ではないというのは語弊があるかとおもいますが)

実はJリーグの観客動員数は世界でもトップクラスといっていいほど多いです。
参考までにJ2006シーズン平均観客動員と欧州6大リーグの2005~2006シーズン平均観客動員
(欧州が06~07シーズンではないのは時期的にJ2006とかぶっており咋シーズンだとセリエAは無観客試合などがあったためデータに使うのは不公平と判断)
ブンデスリーガ 約40000人
プレミアリーグ 約34000人
リーガエスパニョーラ 約29000人
リーグアン 約22000人
セリエA 約19000人
Jリーグ 約18000人
エールディベジ 約17000人

データ元
http://european-football-statistics.co.uk/attn.htm

欧州のトップ6の観客動員を誇るリーグでもあります。
もちろんスコットランド・ポルトガル・トルコなどもJより少ないです。

人口に違いがあるとはいえ、この国々とは国内サッカーリーグへの注目度が全く違う中
Jリーグは確かな人気を得ているのが分かると思います。

どんな人たちがスタジアムに駆けつけているのか?
それはあなたの目と体で確かめてください。
どんなに弱いチームでも皆さん熱い応援をしています。
是非ともJリーグにいってみてください。

今回は初回ですのでこれで終わります。
以上。

国内サッカー関連でのおすすめのHP

とりあえず前回本ブログで書き込んだ記事を載せます。


今回は国内サッカー関連でのおすすめのHPを紹介します。



スタジアムに行こうっ!~サッカー生観戦絶対推奨サイト~
http://go-stadium.net/
スタジアム生観戦を推奨しているサイトでこのHPでスタジアムにいってみたい
生観戦をしてみたいと思ってくれると思います。
またいつも生観戦している人は画像がとても多いのでそれだけでも楽しめると思います。


浦和レッズについて議論するページ (通称浦議)
http://www.uragi.com/
数々の苦難の末、弱小クラブから日本を代表するクラブになった浦和レッズ。
その浦和レッズサポーターがネット上で議論を交わしたり、情報を交換するサイト。
浦議はすでに浦和レッズ応援HPの形だけではなくなっている。
浦和レッズのことを語るメイン板など役割によって掲示板は分割されているが
なかでもJリーグサポーター全体が集まる浦議「他チーム板」はJリーグファンなら必見の情報が得られる。
その試合後に各サポの客観的な自クラブの意見も伺え、さらにはJリーグ全体の問題もとりあげる。
浦和レッズサポでなくても魅力的なHPです。


サポティスタ

http://supportista.jp/

サッカー情報総合サイト。

新聞メディアだけでなく、海外・ブログと幅広い情報をカバー。

サッカーファンにはぜひお勧めのサイト。


名古屋グランパス応援フラッシュ
http://www.geocities.jp/nagoya_flash/
名古屋グランパスのフラッシュの他にもカズの半生のフラッシュや
Jリーグについてのフラッシュがある。
どの内容も一見の価値ありでHPの真ん中から下にその作品がのっている。
次回作のフラッシュでもJリーグを取り上げるそうで
そのために現在Jが好きな人のアンケート回答を募集しているそうです。
ページの真ん中にそれがありますのでサポーターの方は協力してみてはどうでしょうか?

他にも各クラブごとに応援掲示板がある有名なサイトがありますので探してみると応援している方の熱い気持ちがよくわかります。

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