愛のかたち
薫の返答に打ちひしがれる武彦。
その姿を見て、奈々子も一宮と共に薫の説得に向かう。
だが薫は頑なに武彦との別れを撤回しない。
一方、武彦がドイツに行くことを知った蕗子は
薫に会いに行くが・・・
奈々子ちゃんも蕗子さまも、いろいろなことを乗り越えて2人の幸せを望んでくれてるのに感動しました。
特に蕗子さま。あれほど感情的に恋に囚われていたのに。
恋敵だったはずの薫の君の背中をしっかりと
押してくれましたね。
妹の代わりに幸せになってほしい、
最後まで悔いなく生きてほしいと。
旅は終わり、大人になったんですね・・・。
おにいさまは彼女がどう言おうが
決意は変わってないようですが。
原作でちょこっとあった行き違いはカットされましたけど。
奈々子ちゃんも愛情の形をまたひとつ知り
戸惑いましたけど。
望む答えになりそうでよかった。
薫の君は腹を決められましたね。
・・・・・・まあ正直なところ
10代で余命を宣告されたも同然の女の子を
見知らぬ国へ連れていくのもどうかな・・・と
思わなくもないんですが。それはまあ置いておこう。
心のままに、少女たちは成長します。
次回で最終回です。
次回 39話 残り香
次は映画 ポール・ハギス監督
「サード・パーソン」の感想です。
【おにいさまへ・・・ 過去感想】