終わらせられた恋
ウィリアムの講義の生徒、ルシアンが無断で姿を消した。
彼は酒場で働く少女フリーダに
熱を上げていたというが、
フリーダは数日前に橋から飛び降り自殺をしていた、
今回はただほんとうに身分違いというだけで
間違いなく真剣に愛し合っていた二人が
無意味に引き裂かれるお話。
真剣な恋をクズな理屈と最悪の理由で葬る。
書き損じの紙と人の命が同じに見える人間の命は
同じくらい軽い…。
依頼人はおらず、ウィリアム自身が首を突っ込んだので
前のエピソードより優しさを感じます。
あとサボった生徒への怒りもw
人間味があってよかったです。
そして今回はかのモラン大佐登場。
兄貴タイプの美形ですね~。
フレッド君もいろいろと雑務が上手そう。
「イレギュラーズ」みたいな感じかな?
彼らもまた今後さまざまに
ウィリアムの目的のために動いていくんでしょうね。
このチーム感、好きです…。
次は読書
リース・ボウエン著
「貧乏お嬢さま、メイドになる」の感想です。
【憂国のモリアーティ 過去感想】