言ったことがそのまま帰ってくる

赴任先の大学の近くへ仮住まいを構えに来たウィリアム。

道行きでミシェルという女性に厳しい目を向けられる。

彼女はかつてその地の領主ベルファー子爵に

息子を見捨てられ貴族を恨み心を病んでいた。

ウィリアムは間もなく、子爵から晩餐の正体を受け…。

 

今回も胸スカですw

貴族たちのいう「下等な人種」って言葉が

まあ見事に戻っていきますね。

本当に下等な人種ですね、この子爵。

 

で今回は息子を見捨てられた

バートンさんミシェルさん夫妻のご依頼。

正直なところ「キニーネ」が出てきた時点で

なんとなく想像がつきましたが。

そしてグレープフルーツ。

ああ、あの手だなwと。

 

でもそのためのミシェルさんの凶行…。

あれが演技だけではないだろうけど、

わざとだったと知った時が一番肝が冷えました。

そして拍手しました。

敢闘賞!

 

ラストに「あれはあなた方なしたこと」

「同じ罪を負ってできた絆」

状況によっては不幸を感じさせる台詞が

非常に希望を感じさせるものになってます。

 

悪を持って正義をなす。

わかりやすく、秀逸です。

改めて面白くなってきました!

 

次回 5話 橋の上の踊り子

 

【憂国のモリアーティ 過去感想】

1話 伯爵の犯罪

2話 緋色の瞳 第一幕

3話 緋色の瞳 第二幕