ウィリアム・ジェームズ・モリアーティの始まり

時はさかのぼり、モリアーティ伯爵家の嫡男

アルバートは、貴族社会の傲慢さに辟易とする

毎日を送っていた。

そんなある日、慈善事業として訪れていた孤児院で

子供たちに囲まれる少年を見つける。

金髪で緋色の瞳を持つ彼は

子供たちの質問に的確に答え

大人からも相談を受けるほどに広く深い

知識を持っていたが…。

なるほど…。となりました。

もともとは孤児であった「ウィリアム」たちと

兄となるアルバートの出会い。

そして本来のモリアーティ家の

下衆加減…。

両親も弟の本物の「ウィリアム」も

利己的で全く好きになれないキャラですw

 

そんな家族も貴族も大嫌いなアルバートは

この時代にそぐわない真っ当な人間です。

アルバートが「彼」に出会ったのは

本当に偶然だったのか。

 

おそらく次回でモリアーティ伯爵家は

乗っ取られるのでしょう…。

そしてウィリアム・ジェームズ・モリアーティは

良き国になるために悪事をコンサルタント

していく事になるんだろうな。

おそらく正義で良い国が

迅速かつ完全にできあがるなら

このモリアーティはそちらを選ぶんでしょうけど。

それができないことが分かっているから。

でも悪事だけでもできないけど。

 

まあアルバート以外のモリアーティ伯爵家には

気の毒ですがw歴史ごと抹消されるんでしょうね…。

次回は悪い笑みで観られそうです。

 

次回 3話 緋色の瞳 第二幕

 

次は読書

カレン・ディオンヌ著

「沼の王の娘」の感想です。

 

 

【憂国のモリアーティ 過去感想】

1話 伯爵の犯罪