正義のための悪が誕生する。

アルバートの招きに応じモリアーティ家に「保護」された

ジムとルイス。

だがモリアーティ家は二人を徹底して見下し、

そんな家族の姿をアルバートは心から軽蔑する。

ある日アルバートの実弟ウィリアムはルイスを

いたぶろうとするが…。

 

いいですね~胸糞から一気に胸スカ!

ジムたちの「完全犯罪」がまさに正義の行いに見えます。

特に弟ウィリアムのクズさが分かりやすくてw

ご両親も本当の意味で「下等」な生物でした。

アルバート君は非常に真っ当な精神で

鳶が鷹を生むどころでない

掃きだめに鶴です。

 

そして彼らへのアルバート君の依頼は

世界を変えること。

そのためにアルバート君自身の覚悟を求める

モリアーティ。

見せ方によってはホントにホラーですが

美しい成長と覚醒のシーンに見せています。

 

まあやってることは弟を

相当に苦しめて殺したことですが。

あの状況で自分の死を見つめた

ウィリアム君は…絶対反省してないだろうけど。

 

そしてモリアーティ家は文字通り

「生まれ変わり」ます。

 

ウィリアム・ジェームズ・モリアーティの誕生。

 

次回からは本格的にコンサルタントかなw

楽しみです。

 

次回 4話 希少な種

 

【憂国のモリアーティ 過去感想】

1話 伯爵の犯罪

2話 緋色の瞳 第一幕