奇跡の代償…
魔法少女になることの本当の意味をなぜ教えなかったとキュウべえに詰め寄るさやかだが、キュウべえは戦うための合理的手段だと気にもとめない。消沈するさやか。そんな彼女のもとに杏子が訪れ、自らの過去を語る…。
救いの見えない展開が始まった…
語られた杏子ちゃんの過去。このハードさには驚きます。
家族のための奇跡が家族全てを殺してしまった事。それ故に人のために力を使うことをやめてしまった彼女。
その裏にあるのは、誰も巻き込みたくないという痛いほどの優しさだと感じます…。
そんな彼女の言葉に、自分は後悔しないと、人のために力を使うと宣言したさやかちゃん…ですが
まさかの展開が。
もう一人の親友の仁美ちゃんが、恭介に告白すると宣言。
………仁美ちゃん、正々堂々と言うのは素晴らしいし、友人を大事に思っているからこそ面と向かっていったのでしょう。真摯で誠実でとてもいい子なのだと思います、が。
間が悪すぎる…!!!
最も友人にとって悪いタイミングで、一番ついてはいけないところをついてしまった…。
そんな状況で、彼女を助けなければ良かったと一瞬でも思ってしまったこと、好きな人を取られるのに何もできないこと、もう人間ではないこと、すべてが一斉に押し寄せてきて…さやかちゃんは…
終盤のシルエットによる戦闘シーンで笑いながら魔女を滅多切りにしていくさやかちゃん。
闇に落ちていく…
【魔法少女まどか☆マギカ 過去感想】