それぞれの葛藤と覚悟。

マミの死を目の当たりにしたまどかとさやかは

魔法少女になることの本当の恐怖と覚悟を知る。

死の恐怖に怯え魔法少女の契約を

断念するまどか。

さやかは思いを寄せる上条の

悲しみと苦しみを見て行動を起こす…

 

 

残酷な死を間近に見て、

マミがもういないことを実感して

ずるいと思いながら恐怖に震えるまどかちゃんは

ごくごく普通の反応をしています。

そして「誰かのため」の望みを持つ

さやかちゃんは…

この場合の「誰かのため」って

勇気を持つための言葉だったり

自分を動かすための言葉だったり

もしくは間違いに気づかずに

暴走するためのブレーキ外しだったりする。

そういう不穏さを感じずにはいられない

新たな魔法少女誕生でした。

 

なんだろうこの夢をみせつつ

希望を失わせそうな空気…

上条君の慟哭を支えようとする

さやかちゃんのところに

待ってましたとばかりに

舌なめずりさえするかのように

現れたキュウべえの姿。なんと不穏な。

 

そしてもう一人の友人ひとみちゃんが

巻き込まれてまどかもまた危機に陥りますが

魔女を知ったからなのか

魔女がらみに巻き込まれやすくなってるのかな?

集団自殺をしようとする人間たちに

徐々に距離を詰められていくのも怖い。

 

そこでさっそうと現れた新生魔法少女さやかちゃん。

さやかちゃんの水色のように

爽やかでカッコよくて美しいのですが…

悲劇に足を踏み入れてしまったかのような

絶望感もまたそこにある。

 

ラストにもう一人の魔法少女も現れ

次の展開が楽しみです。

味方ではなさそうですが…。

 

【魔法少女まどか☆マギカ 過去感想】

1話 夢の中で会った、ような・・・

2話 それはとっても嬉しいなって 

3話 もう何も恐くない