■カウンセラー生活127日目
カウンセラーになり127日目になりました💦
昨日はたまの息抜きということで友人と映画を見に行ってきました😅
最近は知人・友人と外で会うこともめっきりなくなり、そもそもそういう人が私に少ないのですが・・・😅
去年の7月頭のブログ記事を読み返しているのですが・・・
なんだか、前職の「介護」での愚痴というか、不満が爆発してて書いた本人である私が萎縮してしまいそうです💧
当時入ってきた介護職のやばいパートさんの話
元同期との会話で思った「介護ってなに？」ってお話
と、そんなことを書いていました💦
しかし、こうして過去の自分がどのようなことを考えていたかわかるのは「日記」の良いところだと実感しました。
過去の記事にて、嫌なことやストレスを感じた際にメモを取るだけでストレス軽減につながる！というお話をしましたが、私にとって本ブログが「メモ」代わりになっているのかな？と感じました😅
メモ書きでストレス軽減＋面接突破率2倍！というお話
昨日見てきた映画！
■仕事選びに直感は禁物！！
仕事探しにおいて、条件や勤務地、仕事内容など多くの要素を鑑みてはいますが、結局最後は「直感」で決めてしまいがちなことが多々あります。
スティーブ・ジョブスも「何より大事なのは、自分の心と直感に従う勇気を持つことです」と述べています。
確かに「直感」の正確性について証明されている研究結果もあります。
その中でも有名なものとして、プロのチェスプレイヤーを対象にした実験があります。
一回のゲームを5分間で行うという「早指しチェス」を得意とするプレイヤーに、時間をかけて行う一般的なチェスを指してもらいます。
ちなみに、一般的なチェスで一手指すのに平均30秒ほどかかると言われる場合もあります。
結果「早指しチェス」が得意なプレイヤーは平均で一回7.5秒の思考時間で、普通にチェスを指すのと同じレベルの成績をおさめたとされています。
チェスに限らず、直感が熟考を超える結果になるデータは多く、将棋の世界においては「長考に好手なし」という格言があったりします。
それらの実験データが正しいのであれば、仕事選びにおいても「直感」を信じても構わないのではないか？？
と考えてしまいそうですが、実は直感が正しく働くには三つの条件が必要になります！
- ルールが厳格に決まっている
- 何度も練習するチャンスがある
- フィードバックがすぐに得られる
先程のチェスの話はまさに、上記三つの条件を満たしています。
チェスの駒の動きやルールは厳格に決まっていて、ボードゲームですので、何度でも練習・試合をする機会があります。
加えて、一度のゲームは大体2〜3時間ほどで終わりますので、すぐにフィードバックが得られます。
しかし「仕事探し」はチェスのようにはいきません。
応募する企業によって、条件や選考方法や基準が異なりますし、どのような会社に入るとしても勝負は一度きりしかなく、自分が選んだ企業が正解かどうかわかるには数ヶ月はかかるでしょう。
つまり、仕事探しにおいて「直感」が正しく働くことはありません！！
■直感で失敗しても気づかない！？
2014年にボーリング・グリーン州立大学が行った研究で、274人の学生にアンケートで自らの意思決定スタイルを調べたものがあります。
- 合理的：論理的に考えて選択する
- 直感的：直感・感覚で選択する
- 依存的：他者の意見をもとに選択する
- 回避的：決定を先延ばしにする
- 自発的：早く決定を終わらせようとする
状況に左右されることもありますが、多くの場面で大抵の人は特定の意思決定スタイルを守り抜くことが分かっているそうです。
このアンケートの後に、学生の家族や友人にインタビューを行い、被験者が過去に行った選択とその結果をチェックしました。
その結果合理的な意思決定を持つ人が大きな成果を収めていたことがわかりました！！
一方で、直感的な人は自分では「正しい選択をした」と答えたわりに、友人や家族からの評価が低い傾向にありました。
この結果から直感を信じて選択した場合、自己正当化につながり、他者からの評価が低くなると考えられます。
仕事選びだけでなく、何かを選択する場合、直感や感覚で決めるのではなく、根拠をもとに論理的に考える方が、人生の満足度が高く、日常のストレスも低いとの結果が他の研究でも出ているそうです。
周りから評価されれば、承認欲求を満たせますし、仕事選びを成功させれば、ストレスを軽減することにも繋がります。
感情的になって、考えなしに直感を信じて失敗する前に、一度深呼吸を挟んで熟考するべきでしょう。
ー参考書籍ー
