■カウンセラー生活82日目
鹿児島県は屋久島より
あたり一面緑!
苔が発する湿気で、お肌すべすべになりました😅
■前回の続き
前回の記事にて
「猫は本来、生の肉を食べるようにできているので、加熱調理されたものを食べ続けると健康悪化、退化してしまう」
と言う話をしました。
では、人にとって本来食べるべきものとは何か?
人類の食生活の歴史を振り返りながら、紐解いていきます!!
■人類の食生活
まず、私たち人類をはじめとした「類人猿」が誕生したのが今から700〜600万年前と言われています。
そこから現代の人類につながるホモ・サピエンスは20万年前ごろにアフリカで誕生し、世界の各地に分散していきました。
この頃の人類の主な食生活としては、狩猟採取によるその場凌ぎの生活であったことが考えられます。
当時の人類の化石近くから、クルミなどの木の実や、動物や魚の骨などが出てきたことから考察されます。
そして今現在のような農作物を主食とした食生活、日本に稲作が伝わった「弥生時代」は今から2300〜1700年前ほどです。
つまり
狩猟採取による食生活が197700年間
稲作による食生活が2300年間
人類という長い歴史から考えると、今の現代人の食事はごくごく最近から始まった食生活だということです。
個人としては、当たり前にあった白米が主食の食生活は、人類そのものにとって、イレギュラーな食事であったことが考えられます。
■人類の主食は
では、本来の人類が主食としていたものは何か?
その一つの説として「骨髄」が挙げられます。
骨髄とは
骨の中に存在する、血液の成分を生成する組織です。
その栄養価は高く、また骨と皮が骨髄を保存する役割を果たしたため、古代の人類にとって保存のきく数少ない食料だったと考えられます。
さらに私たちの親指こそが、骨髄を主食にしていた証拠の一つにもなりました。
人類の親指は、何かを強く掴むことに特化し、当時の古代人は石などを用いて、硬い骨を砕いていたと考えられます。
以上のことから、人類はとてつもなく長い期間、骨髄を主食とした生活をしており、その栄養バランスから今の「糖質」を主とする食生活とはかけ離れていました。
■本来の食事とは
では、今の食生活を辞めて、骨だけ食べていれば良いのか?
今の時代はさまざまな食材に囲まれた、飽食の時代と言えます。
つまり、それだけ多くの食品を選んで食べられる時代ということです。
美味しく、健康に良いものを選べるように
「人類にとって、糖質過多な食事は異常である」と知っていれば、毎食のように白米を食べることはしないでしょう。
また、骨髄が主食であったことを知って
「ボーンブロス」を愛飲する人も増えました。
ボーンブロスの作り方はこちら!!
つまり何が大事かというと
「今の食生活が当たり前のものである」という固定概念を取り払うということです。
今、みなさんが毎日のように食べている「パン」「白米」「パスタ」などの糖質を多く含む食品は、本当に必要なのでしょうか?
自身の体型、健康を顧みる上で、毎日の食生活は切っても切れない存在です。
今一度、自身の食生活について振り返るきっかけにしていただけたらと思います‼️
ー参考書籍ー