嫌な奴ほど観音様??姉妹再生ストーリー④ | SAT法で不眠・疲れのお悩み解消|白岡・蓮田・久喜|心と身体のセラピー

SAT法で不眠・疲れのお悩み解消|白岡・蓮田・久喜|心と身体のセラピー

眠れない、疲れがとれない、気分が晴れない
SAT法と気功整体であなたのお悩み解決のお手伝い
病院や薬に頼るだけでなく
不調をきっかけに自分の内側をみつめ
より彩豊かな人生を描きなおしたい
そんなあなたを応援します♪

このお話は
きょうだいの葛藤からの
大転換を描いたものです
 
だけど兄弟でなくても
あいつさえいなければ
私は絶対間違っていない
悪いのはあいつ
だってどう考えても
あいつの方がおかしい
そんな人との出逢いって
誰しもあるのではないでしょうか?
 
そこまで強い感情として
自覚できていなくても
両親や親族
夫や恋人、職場の上司
あなたにとって
大切なはずの誰かに対する
苛立ちや諦め
未解消の傷つけられた想いは
ありませんか?
 
もしも、私たちの姉妹の話が
そんな人の中にある
痛みを手放す
なにかのヒントやきっかけになれば幸いです
 
姉妹再生ストーリ―①(これから始まります)
姉妹再生ストーリー②(好きで好きでたまらない)
姉妹再生ストーリー③(姉のダークサイド)
からの続き
姉のブログも一緒に読んでももらえたら嬉しいです
 
今日のお話は
いよいよ始まる私の中のダークサイド
 
大好きで大好きでたまらなかった姉と
そう書きましたが
突然に私を傷つける姉のことが
やっぱり
私は大嫌いでした
 
本当に幼かったころは
無力な被害者状態で
ただただ泣くばかり
姉の機嫌が悪くなると
世界の終りのように感じていました
きっと私が何かわからなくて
悪いことをしたに違いない
おねぇちゃんを怒らせてしまう
私が悪いのだと
そう感じていました
 
それが、年齢を重ね
いろいろと物がわかるようになってきて
住居も変わり幼稚園や小学校に通い
ほかの世界も知るようになってくると
涙も出なくってきました
 
でも気分はどんより重くて
水の中に沈んでいるようなそんな感じ
涙が出ない代わりに?
鼻から鼻水が
アレルギー性鼻炎がひどくて
鼻水がこぼれないように
いつも上を向いていました
色でたとえると
こんな感じ
なんだか、かなしーい
どうしようもない
手足が重くなるような無力感
そんな気分です
 
その頃の私から見た姉は
どんなイメージだったかというと
 
これ↓
 
(画像は、千と千尋の坊。お借りしましたm(__)m)
 
こんなかんじがぴったり爆  笑
 
7つ年上なのですが
その頃の私から見ると
おねぇちゃんは
甘え足りなかった赤ちゃん
お母さんに褒められたくて
認められたくて
わかってほしくて
きいてほしくて
ひっくり返って泣き叫びたいのだけど
それができなくて
妹に八つ当たりしたり
親に反抗することしかできない
弱くてかわいそうな
どうしようもない
困ったちゃん
 
赤ちゃんなんだから
この人をどうこうしようとしても
しかたがない
私が大人になるしかない
そう思うことで
溜飲を下げ
摩擦も葛藤も避けることを
覚えてしまいました
 
そんな風に考えるのは
一見、平和的に見えますか?
 
でも、これすごい弊害があるんです
言いたくないけど
どんどん傲慢になります
 
姉の持つ良いところも
姉のお陰で守られているところも
一切、眼に入らなくなります
 
我慢は傲慢という言葉があるようですが
よく言ったものだとそう思います
 
私は正しい
私が譲ってあげている
間違っているのは姉
あんな他罰的で
自己反省がない人はいない
あんな奴がいるから
この世に不幸があるんだ
世界に戦争の火種が消えないのも
結局、あんな我欲の塊みたいな
欲しがりさんがいるせいなんじゃないか
とすら思っていました
 
あんな風にだけはなりたくない
と、そう思う
一方、
人間、どっかでたぶん
わかっているんですよね
おねぇちゃんに直接強く
「いやだ、やめて!そんな言い方しないで」
って、言えない癖に
頭の中で毒づいている自分のことが
やっぱり
どんどん嫌いになっていって
しまっていたんです
気がつかないうちにね
 
傷ついた痛い想いがあるから
その痛みから守るために
作り上げてしまった世界だから
こんな見方が
変わるのは
やっぱり難しくて
ずっとずっと後
 
結婚して
子どもも授かって
最初は職業上の興味という
軽い気持ちで受講した
ヘルスカウンセリングのセミナーに
出逢うまで
私の中の姉に対する
この見方は変わることはありませんでした
 
そして、カウンセリングに出逢って
一度で解決したかというと
実は、そういうわけでもなく
 
一番初めは
自分が変わることよりも
姉が変われば姉が楽になる
そしたら私も楽になる
そんな発想になってしまいました
 
その話は、また次回
まだまだ、これから続きます
 
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身近な家族との関係
アンビバレンツな感情を解消できずにいる方は
案外、多いのではないかと
そう思っています
 
ちょっと物騒な話ですが
殺人事件の半数以上が
家族間のものなのだそうです
 
愛が生まれるはずの場所は
やはり、同時に
得られなかった愛に傷つく場所でも
あるのだなと感じます
 
どこの家庭にもあるよね
そんなこと
このくらいしかたがない
そうおもって我慢していることありませんか?
 
その我慢の弊害は
あなたが思っているよりも
大きいかもしれません
 
家族の中で感じる葛藤は
あなたの中にまだ未解決の痛みが
残っていますよというサインかもしれません
 
我慢の最大の弊害は
あなたの中の本来の愛を
発揮できなくなること
 
どうか
あなたの中のあたたかい気持ちと
あなたの大切な人の中に
あるあたたかい気持ちを
どうか信じて
心からのコミュニケーションが
できますように
 
人生の最期のときまでの
限りある時間を
悔いがないように
いろどり豊かに描くことができますように
 
あきらめなければ必ず、よあけは訪れます
それは、自分しだい
(画像は、絵本ユリー・シュルヴィッツ作「よあけ」から)
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笑顔と健康がますます広がりますように
今日もよい一日を♪