日本の人々によく言われる、アートに関する意識が低い状況に対し、海外の人達の方がダイレクトに感情を表し、制作した”人”で判断するでなく、目の前に在る作品を評価してくれるとか、素直に良いと思ったらお金を出すってヤツにチャレンジしてみたかったのです。
唯一無二のオリジナリティを確立するのか、カメレオン的に幅広いジャンルに対応できるスタイルを構築するか?!
思ってたより湿り気や粘り気あって陰湿で強烈。
海外のホラーやエロのような潔い感覚ではなく、日本の心霊やエロというのはジトジトしててジワジワ怖かったりベトベトとイヤラシイってのが個人的な感覚としてずっとあったので、それらを乾いた紙媒体で出してみた。
雨が降ってたり、目や舌や性器は身体の中でも湿り気帯びた部位。心象の嫉妬や妬みもジメジメしてる。それらが次から次へと展開する湿気作。
梅雨時期に読むと捨てたくなるかもしれません。
ってのが今回の我がZINE。
怨念に溢れる問題作です。
村上隆さんの言う、
アーティストの目的は人の心の救済。そのため、芸術家は自分の欲望を強く打ち出す必要がある。問題なのは、日本の芸術家に欲望がないこと。そして自分自身のドロドロした部分を見つめなければ、世間に認められる作品なんてできない。
ようやくその吐き出しの第一歩、二歩が出せてきたのかなと。
ステンシルは一つの作品を出すのに時間がかかり過ぎるのもあって5年間、脳内にイメージのウミが溜まり続けてしまいました。
だけど、ZINEのコラージュという方法でようやくアウトプットする術を得た感覚であります。
第三弾は、ブラックカルチャー&ミュージック。
世界の音楽シーンのほとんどの基盤であり、動かし続けてるブラックミュージック、スポーツでもブラックマン達の活躍こそが熱狂を生んでるようにも見える。だけど肌の色が黒いということでかなりの悲惨な目にあってきてる。
その矛盾、怒り、プライド、それらを支える音楽の力をZINEの中に詰め込みたいと思っています。
アフロパンクスたちの狂宴。自分自身、どこまでまとめられるのか今はまだ全く未知数ですが、やり遂げないと気持ちがおさまりませんので、ブチかまします。
さて、
話変わりまして、こちらも完売の話題。
T字路sの越中富山ライブ、50席限定@hotoriが予約完売してしまいました。
各SNSでは既に発表されてますが、現在はキャンセル待ちの受付中であります。
ヤベー勢いでスゲー盛り上がるのは必至!!
先日、一足先に3/15発売の新アルバムを聴きましたが、
ミッドテンポな曲中に滲む人間の心象や風景の哀愁。
酒灼けした心に向かい酒喰らうかのようなブルース歌謡の数々。
ザラザラな質感は癖になるアジ。
全人類必聴です。
そんな名盤引っさげて富山ライブなんてたまりませんなぁ。
我がステンシルでこの日を彩るべく、手ぬぐい2種計限定10枚に鯉口シャツ限定2枚を会場で販売します。
当日までに急ピッチで進めて仕上げていきますので、どうぞよろしく哀愁申し上げます。
それではまたいつか更新する日までごきげんよう。
バイバイ、またね。
T字路s がやって来る!ヤァ!ヤァ!ヤァ!
開催 : 3月20日(月祝)
会場 : HOTORI (富山市中央通り1-2-14 2F)
http://hotori.jp
時間 : 19:00開場 / 20:00 開演
料金 : 予約3500円/当日4000円(共に1ドリンク付) ※限定50席
フード : ボイサンカレー
メール予約先 : rebel_man_army2002@yahoo.co.jp
(1月23日より受付開始)
※ 当日は越中型抜師 Rebelman★Armyデザイン制作の”T字路s手ぬぐい&鯉口シャツ”の限定販売あり〼
T字路s
2010年5月に結成。
伊東妙子(Gt,Vo / DIESELANN)
篠田智仁(B / COOL WISE MAN)によるギターヴォーカル、ベースのデュオ。
2010年からコンスタントに作品を作り続け、2015年には初の全編カヴァーアルバムとなる「Tの讃歌」をリリース。2016年には映画「下衆の愛」に主題歌となる「はきだめの愛」を書き下ろして提供し、映画と共に話題を集めている。また、NHKのEテレ「シャキーン」にも楽曲や演奏、歌唱を提供するなど広く支持される活動を続けている。
二人が織りなす音楽はブルースやフォーク、ロックンロールを飲み込みつつ、ジャンルの壁を超えるものであり、代表曲である「泪橋」や「これさえあれば」をはじめ、人生の激情や悲喜交々をストレートに表した楽曲たちがファンの心を揺さぶり続けている。