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何だかんだ、アッと言う間に1ヵ月経過してからのブログ更新。

やはり月1ペースがギリギリ。

前回のブログ更新時には既に分かっていたのですが、7月1日にHPにて発表するまで、SNS等の何処にも発表厳禁との通達が来てましたので、

完全にロバ耳状態でした。

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各SNSでは発表済みですが、

オーストラリアにて開催されてる、今回で9年目となる世界最大規模のステンシルアート展がありまして、それに初エントリーしました。

その存在を去年初めて知りまして、去年は慌てて制作したから納得いかずに出品を断念。

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そして今回は、16年の秋冬からじっくり制作したいネタとイメージを固めて、

更に海外という戦いの場における自分の立ち位置も把握した上で、戦術的イメージも加味。

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T字路sのフラッグ制作や橋の下世界音楽祭用の物販制作に少々時間を取られながらも、何とかエントリー〆切ギリギリに間に合ったのは、やはり半年前からコツコツと準備してたからこそだと思います。

いやはや、それにしても91cm×61cmの1枚の作品に、こんなにも時間と体力を捧げたことはなかったです。

今年でステンシルアート制作歴が15年となってますが、その経験値を全てブチ込めたかなと。

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実際、世界最大規模と言ってますが、どんなもんなのかは分かりません。

だがしかし、過去の世界中から選出されてるファイナリスト達の作品を眺めながら、自分はココに選ばれるほどのスキルとアイデアがあるのかどうかを試してみたかったのです。

ストリートアートやグラフィティに興味を持って始めた創作ですんで、そういうコンテストに出すのはダサいと思ってましたが、

目に見える、誰にでも分かりやすい結果っていうのもアリだなと。そう考えるようになりましてね。

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日本の人々によく言われる、アートに関する意識が低い状況に対し、海外の人達の方がダイレクトに感情を表し、制作した”人”で判断するでなく、目の前に在る作品を評価してくれるとか、素直に良いと思ったらお金を出すってヤツにチャレンジしてみたかったのです。

2年前、メキシコにてライブペイントした作品を、イベントが終わるなり幾らで買えますかと言ってくれたメキシコ人。

彼は僕の名前や肩書きも何も知らないにも関わらず、目の前で制作されたステンシル作品を家に持って帰りたいと直訴してきました。

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そんな体験を1度しているからこそ、今度は世界中からステンシル作品が集まる戦場で自分がどれだけ存在感を出せるかがポイントでした。

そして見事、ファイナリストに選ばれたとメールが来るだろうと思ってたら本当に来ました。

最低でもファイナリストっていう目標は初エントリーで果たせました。

ファイナリストに選ばれたのは世界24ヶ国、67アーティスト。その内の1人に僕が入ってるという妙。

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技術は皆さん素晴らしいし、アートとしての存在感もある。

ただ、その中で自分の作品は必ず目立つという確信は、完成した作品を部屋に飾って見た時に持てました。

ステンシル技術よりも自分の今までの経験からくる構成や個性が全開でしたから。

根底にあるパンク精神、アナログ愛、オリエンタル感が炸裂して混ざり、妖気にも似た異様な雰囲気がありました。

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異国の誰かの家のリビングにある、ソファの上の壁に飾られても良い感じになるよう心掛けました。

やり過ぎ厳禁。

だから作品が売れて欲しいですね。

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まぁ、そんなこんなですが、Rebelman★Army としては1つ箔がついたかなと。

美術やデザイン学校を出てるでもなく、只のストリートアート好きが拗れてココまでようやく来れた。

世界へ向けてのスタートラインをやっと越えれたかも。

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作品はオーストラリアのシドニーにて9月開催の作品展で一斉公開されます。

そこで、会場のお客さんとスタッフによる投票によって優勝が決まるというシステム。

更に、オーストラリアの後にはヨーロッパでも同様に作品展が何箇所だったかな?開催されるようです。

ワールドツアーとはいきなり嬉しい限り。

だがね、まだまだコレに満足してません。

世界が少し近づいた程度です。

世界各地から呼ばれるレベルになるにはまだまだ。

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唯一無二のオリジナリティを確立するのか、カメレオン的に幅広いジャンルに対応できるスタイルを構築するか?!

何はともあれ、コレからの制作が重要。

まだ形に仕切れてないイメージもあるし、来年は更にエグい作品をエントリーしてやりたいとも思うし、頭の中は常に先を見据えてます。

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ステンシル歴15年、そして30代最後の年に分かりやすい結果を得れたのは大きな意味がありそう。

そして、これから年内はライブペイントと個展の予定が目白押し。どれも良い意味で期待を裏切りまくらせたい。

んで、40代はさらなる飛躍を。

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バイバイ、またね。