【名曲リレー1516】slow#2
■Slow Hand / The Pointer Sisters(’81)
ポインター・シスターズとしてはヒットした”Fire”の二番煎じ的な感じでしたが、結果として最大のヒット(#2)となりました。しかしこの頃は全くAORテイストですね。リリースはPlanetから。
【名曲リレー1517】slow#3
■Slow Dancer / Robert Plant('82)
ヴェテランも試行錯誤していた80年代。レッド・ゼッペリンが解散し82年にリリースされたロバート・プラントの「Pictures At Eleven」です。当時古参のゼップ・ファンは軽くなったという意見が多かったものですが、同じようなタイプの音をやっては比較されてしまうので苦しいところですね。ただ歌が出てくると引き締まる感じはします。dsにフィル・コリンズが参加してる曲が多いのですが、この曲ではコージー・パウエルが叩き、その種のファンの夢を実現した感じ。嬉しいのはストレッチ~PALと裏街道を歩いてきたポール・マルティネズ(b)が起用され(その後3枚くらい起用)、少しでも陽の目が当たったかなという気持ちです。ブロンコ、シルヴァーヘッドのロビー・ブラント(g~名前が似てるんで紛らわしい)の起用もヴェテラン重視でした。
【名曲リレー1518】dancer#2
■The Purple Dancer / Fleetwood Mac('72)
ノン・アルバムのシングル曲”Dragonfly”は、ボブ・ウエルチ参加後初の録音となるシングルでダニー・カーワン曲。そのB面もカーワン曲で”Purple Dancer”。初期のベスト盤にしか入ってない割とレア曲。地味ですが悪くない。
【名曲リレー1519】dancer#3
■Midnight Dancer / Wishbone Ash('77)
アメリカナイズ路線となったウィッシュボーン・アッシュの「Front Page News」に入ったナンバー。この時期は、サザンロック風味(あくまでも風味)のイギリスのアメリカ的な作風もあって、バンドの本質ではないのでしょうがそういう路線に活路を見出していました。結局次が英国路線回帰の、やや時代とは「ずれた」ハードロックとなるのです。”Midnight Dancer"の魅力はやはりマーティン・ターナーのvoだと思います。
【名曲リレー1520】midnight#2
■Midnight Sun / Flame (’78)
ジョー・ペリーの後任としてエアロに加わるジミー・クレスポ(g)をフィーチャーしたフレイムです。このバンドはマージ・レイモンドという女性voがなかなかパワフルで、ハードロックとはちょっと違う路線かもしれませんが、こんな機会もないと紹介できないんで。RCAから2枚出してますがどっちもジミー・アイオヴァインがprodなんで、ポップです。”Midnight Sun”は新体操女性が火を噴くジャケットの2枚目から。