【名曲リレー1501】good#3

■Wouldn't It Be Good / Nik Kershaw('84)

ニック・カーショーはいかにも80'sっぽいヘアスタイルでハワード・ジョーンズ的な音楽をやってるのかな?と思えますが、テクノロジーは80'sですが本質はもっと骨っぽいロックのように聞こえました。PVが次の”The Riddle”もそうですが思わせぶりで面白い(なんでもヒプノシスのストーム・ソーガソンがからんでるらしい)。

 

【名曲リレー1502】it#2

■Blame It On The Night / Robert Byrne('79)

ロバート・バーンはミシガン出身のsswで、南部のマッスル・ショールズでスタジオ・ミュージシャンとして活動後Mercuryからデビュー。南部っぽさはあまり感じないのですがそこまで来てるAOR時代にも呼応したメロディアスなポップロック。こういうのが南部から出てきたのがすごいと思いました。このジャケットも素敵なのに日本では変えられ「ワン・ナイト・ロマンス」という邦題でAOR風に売られまして、ちょっと残念。このあとブランドン・バーンズとのバーン&バーンズでもAOR作品を1枚だしてます。

 

 

【名曲リレー1503】it#3

■Talking About It / Mark Ashton('76)

例えばプレイヤー(”Baby Come Back”ね)で成功したピーター・ベケット(元パラディン)とか80'sにAOR[的なヒットを出すマーティン・ブライリー(元グリーンスレイド)とか渡米して違う方面で成功した英ヴェテランっていますよね。マーク・アシュトンはレア・バード(そういえばヘッドストーンに参加したスティーヴ・グールドはアラン・メリルも参加したランナーというバンドでトップ40ヒットを放ちます)のdsですが、76年に米で出したソロはファンキー・タッチで、後にレア・グルーヴの時代にDJたちに重宝されたのだとか。確かに鋭いカッティングのgはそんな感じであります。20th Centuryというレーベルでなければもっと成功してたかもしれません(^^)

 

 

【名曲リレー1504】talking#2

■Jive Talking / The Bee Gees

本格的なディスコ路線に舵を取る前の過度期ってあまり評価されてませんが「Mr.Natural」('74)や「Main Course」('75)はいいアルバムです。「Main Course」に入った”Jive Talkin'"は、リズムgのカシャカシャ言う音が小気味よいダンサブルなナンバー。

 

 

 

 

【名曲リレー1505】talking#3

■Street Corner Talking / Savoy Brown(’71)

前作「Looking In」の後キム・シモンズ以外の3人がフォガット結成の為抜けてしまい瀕死同然だったサヴォイ・ブラウンは、チキンシャックからアンディ・シルヴェスター(b)、ポール・レイモンド(kb)、デイヴ・ビドウェル(ds)を、アイドル・レースのデイヴ・ウォーカー(vo)を加え「Street Corner Talking」で復活(しかし3人抜けたら、別のところから3人引き抜くという手腕もすごい)。ややスワンプ風味も加えたブルーズ・ロックを展開しています。アルバムジャケットのカラフルなイラストも素敵。