【名曲リレー1486】affair#2

■Cosmic Mind Affair / Acqua Fragile(’74)

アクア・フラジーレはイタリアのプログレで、イエスやジェントル・ジャイアントからの影響が大きいように感じます。あと西海岸風コーラスが解放感あって長い曲でもそんなにつらくない(^^) これはキングのヨーロピアン・ロック・コレクションの第2シリーズで紹介されたセカンドの「Mass Media Stars」('74)の冒頭に入った曲。voのベルナルド・ランゼッティは70's後半にPFMに加わる人らしいです。

 

 

【名曲リレー1487】affair#3

■End Of The Affair / Weekend('82)

日本でネオアコと呼ばれた一連の集団のうち最初期の人たちはCherry Redのトレイシー・ソーンとベン・ワット(のちにエヴリシング・バット・ザ・ガールを再結成し本格的に活動)のカップルとRough Tradeのヤング・マーブル・ジャイアンツを解散したウィークエンド、ジスト周辺でした。つまり当初はインディーならではのアイデアでアコースティックな楽器編成でやってみたら面白かった~という感じだったのでしょう。アリソン・スタットン(のちにワーキング・ウィーク)のけだるいvoとアコギが印象的な”End Of The Affair”は唯一のスタジオ作「La Variete」('82)から。この辺のパストラルなイラストを描いてるのはジストに移った元YMGのスチュワート・モクソハムのGF、ウエンディ・スミスで、12"とかお店で手に取ると所有欲沸きましたね。

 

 

【名曲リレー1488】end#2

■Till The End Of The Day / The Kinks(')

65年のキンクス9thシングル。やや大ヒット曲が出なくなってきた時期ではありますが、全英8位。リフが勝負で畳みかけるような演奏が魅力。後年はレゲエっぽいアレンジになっていました。サードの「Kinks Kontroversy」から。

 

 

【名曲リレー1489】end#3

■End Of The Night / The Doors(’67)

ドアーズと言えば、ジム・モリソンのカリスマ的なキャラが一人歩きして、僕はあまりピンとこないのですが、やはりファーストは一番よく聞きました。”End Of The Night”はブルージーなスライドが入った小品で名曲、問題作ぞろいの中目立ちはしませんが、きらりと光ります。

 

 

【名曲リレー1489】of the night#2

■King Of The Night / Bob Sargeant(’74)

80'sにフレンズ・アゲイン、ウッドントップス、イングリッシュ・ビート、XTCなどを手掛けたprodのボブ・サージェーントは、70'sにはジャンコ・パートナーズ、アンディ・ロバーツのエヴリワン、ミック・アブラハムズ・バンドなどに参加した職人kbでした。74年の唯一ソロ「First Starring Role」(RCA)にはミック・ロンソン、マイク・ガーソン、ロビン・ラムレイらいろんな人たちが参加。この”King Of The Night”は、コージー・パウエルとクライヴ・チャーマンというジェフ・ベック・グループ#2のリズム隊が参加。ハードロックでもプログレでもない、しいて言えばグラム・ロックとモダン・ポップを結ぶあたりにあるような音です。