【名曲リレー1506】corner#2
■Corner / Stud('72)
ロリー・ギャラガー抜きのテイストにファミリーのジョン・ワイダー(g,violin)、ブロッサム・トウズのジム・クリーガン(g,vo)が加わったスタッドはブルーズ・ロックとプログレの二面性を持ったバンドでした。BASFというドイツのレーベルから出たセカンド「September」にはワイダーのviolinがセンチメンタルなムードを盛り上げる”Corner”という名曲があります。大昔の「フールズ・メイト」誌で「昔懐かしのブリティッシュロック」という特集ページがあって紹介されていました。voはこの後ファミリー、コックニー・レベル、ロッド・スチュワートと日の当たる場所へ出てゆくクリーガン。
【名曲リレー1507】corner#3
■House At Pooh Corner / Nitty Gritty Dirt Band(’70)
くまのプーさんを書いた原作者のA.A.ミルンの持ち家をブライアン・ジョーンズが買い取ったり(でもってそこのプールで亡くなった)、ケニー・ロギンズがこの曲を書いたりと、プーさんはロックと縁はあったのです。ロギンズ&メッシーナというよりは僕にはNGDBの大傑作「Uncle Charlie」のヴァージョンなんですが。しかし”プー横丁”(というレコ屋も京都にありましたが)という邦題はないなあ(^^)
【名曲リレー1508】house#2
■The House That Jack Built / Tracie('83)
ポール・ウェラーの秘蔵っ子としてウェラーが作ったRespondからデビューしたトレイシーの”The House That Jack Built”は、ダンサブルなナンバーですが、キュートなトレイシーの歌声が印象的でした。やはりこのシンセの音が80's初めな感じです。アリサ・フランクリンのカヴァーではなくオリジナル。
【名曲リレー1509】house#3
■Dark House / Tempest('73)
テンペストはBronzeに2枚出してますが、やはりアラン・ホールズワース、ポール・ウィリアムズ時代のファーストが素晴らしい。ジャズ的なgソロが耳に残るアラホーさんではありますがvoを前面に出したオーソドックスなブルーズロックのスタイルになる”Dark House”では、控えめながら表情豊かであります。この曲の華はダビングされ何層にもなったvoでしょう。
【名曲リレー1510】dark#2
■On The Dark Side / John Cafferty &The Beaver Brown Band(’83)
映画「エディ&ザ・クルーザーズ」では主演のマイケル・パレが歌ったこの曲は、ジョン・キャファティが吹き替えておりました。スプリングスティーンの汎用版的なイメージがあったキャファティですが、実は結構好きで「Tough All Over」というアルバムはよく聞いてました。当時Scotti Brosというレーベル所属だったため日本盤がなかなか出なかった記憶。