【名曲リレー1766】life#2
■Let Me Make Something in Your Life / Steve Winwood('77)
77年のファーストソロ「Steve Winwood」より。このアルバムは基本的に多重録音に目覚めながら、一部に気の合う友人たちとセッションを重ねたような1枚で、旬のリズム隊であったウィリー・ウィークス(b)、アンディ・ニュー・マーク(ds)を基本的に起用。ゆったり歌い上げるバラードのこの曲はライヴで、当時のバンド(ジョン・ポーター(b)、テリー・スタナード(ds)、ニコル・ウィンウッド(vo)らをフィーチャー。
【名曲リレー1767】life#3
■A New Life / MarshallTucker Band
サザン・バンドにあってジャズっぽいムードがあるという異色の存在だったマーシャル・タッカー・バンドのセカンド「A New Life」('74)は、このバンドのLPの中で一番好きかも。タイトル曲は軽やかなフルートが心地いい。全編こういうものではもちろんありませんけど、アルバムのオープニングを飾るのにふさわしいです。
【名曲リレー1768】new#2
■Nothing New / Fabulous Rhinestones('72)
ファビュラス・ラインストーンズの事なんて全く知らなかったのですが、このファーストをフラッシュで見つけて買って帰った日の事は今でもしっかり覚えてます。エレクトリック・フラッグのハーヴェイ・ブルックス(b)、バッキンガムスのマーティ・グレッブ(kb,sax,vo)、イリノイ・スピード・プレスのカル・デイヴィッド(g,kb,vo)を中心としたウッドストックのバンド。Just Sun Shineというインディーから出たファーストの1曲目はポール・バタフィールドが吹きまくるカッコいいナンバーでした。
【名曲リレー1769】new#3
■Hard On The Road To New Mexico / John Manning(’72)
80年にCBSソニーから出た「イッツ・ア・ビューティフル・ロック・デイ・シリーズ」は今では大半がCD化されてまして、ジェームズ&グッド・ブラザーズだけじゃないかな。あとは。このジョン・マニングはあっさりと韓国でCD化されました。当時はこの渋さについていけない部分ありましたが、今では好きな曲です。12弦を弾くフォーキーなsswで唯一のLP「White Bear」から。”Hard On The Road To New Mexico”はデニス・ホッパー主演の映画「An American Dreamer」のサントラにも別ヴァージョンが入っていて一部の好事家の間で話題になったことがありました。
【名曲リレー1770】on the road#2
■On The Road To Freedom / Alvin Lee & Mylon ('73)
閉店休業中だったTYAを置いといて、アルヴィン・リーが白人ゴスペルシンガーのマイロンと共作した1枚。英ロックの渋いところがこぞって参加した1枚ですが、マイロンを大きくフィーチャーしたアメリカナイズされた歌中心で、やや不満です。ジョージが、ハリ・ジョージソンという変名で参加し新曲”So Sad”を提供しています。ジャケットの新緑がまぶしい。このタイトル曲ではスワンプ風味のgを歌の隙間に入れています。