愛知県の学生野球観戦記ブログです。
記事の公開に関しまして問題等がありましたら御一報ください。
また誤った内容の記述がありましたら訂正いたしますので、
そちらも御一報いただけるとありがたいです。
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何の脈絡も無く高校野球春季県大会ネタへ。
先々週末から高校野球の愛知県大会が始まっており既にベスト8が出そろっている訳ですが、
4/13は中京大中京と高浜の試合を観に行ってきましたので簡単なレポを。
昨夏の渥美農との一戦を現地観戦しているだけに、うっすらとジャイなんとかキリを期待してた訳ですが、残念ながら中京大中京の勝利という無難な結果に終わりました。
最近どうもカメラの調子が悪くて良い写真が撮れなくてアレなのですがせっかくなのでupします(というほど過去のレベルが高かったわけでもないですが)
中京の先発はエースナンバーの粕谷投手(3年)。
昨夏は割と力で押す投球をしていたイメージでしたが、昨秋以降は抜く投球を意欲的に取り組んでいるようで東海大会で見た時よりも更にピッチングの幅が広がっていたように感じました。
立ち上がりは無難に抑えましたが六回二死から高浜の上位打線に捕まり、満塁弾を含む5連打を喰らいノックアウトされてしまった辺りからして試合中の修正力が今後の課題になるのでしょうか。
前途した通りピッチャーとしての奥行が出てきたのは事実ですが、柔らかさを感じない体の使い方なので、変に器用なピッチングを体得しようとするよりいけるところまで力で押し切るような投げ方でもいいんじゃないかなと思ったりもしますが、どうなのでしょうかね。
とりあえず中京で一番力のある球を投げるピッチャーだと思います。
高浜の先発投手は池田投手(3年)
昨秋、県ベスト8入りした時の原動力とも言える投手ですが現在はスランプに陥ってるそうです。
この日は六回途中で降板し、そのまま遊撃守備に入っていました。
中京の二番手、上野投手(2年)
もっとやれても良いピッチャーなんじゃないかなと思うのですがなかなか県内屈指という存在にならないですね。
中京の主砲、山下左翼手(3年)
膝がつきそうな体制から変態的なインコース打ちを決めたりするなど好調なようでした。
小林三塁手(3年)
個人的に好きなバッターですw
山下君同様にやや打ち難いコースも簡単に捌いておりました。
坊捕手(3年)
ホームラン性のファールを連発していました。小柄ですがパンチ力があり捕手としては盗塁阻止も記録。
尾嶋三塁手(3年)
背番号は3なのでユーティリティープレーヤーなのですかね。
満塁弾を放った佐方遊撃手(3年)
6回途中からは投手として登板。超コンパクトな腕の振りが特徴のピッチングフォーム。
高浜としては完敗と言える内容でしたが、6回の表に浴びせた集中打は見事なもので、
打力が重視される夏の県大会では昨秋同様の快進撃が期待できるかもしれません。
すっかり2部ウォッチャーの私。
名古屋学院大の試合は去年も観てますが至学館大は初めて観ました(^ω^)
愛知の大学野球でネタ応援といえば、かつての名商大ですが(※例の応援を仕切ってた選手が卒業した模様で僕が見た限り今年は普通の応援でした)至学館大の応援スタンドからも似たような空気を感じました。
なにせ一週間前の試合なので内容はほとんど忘れてしまいましたが、
ホームラン有り、走者を溜めてからの悪送球による大量失点有りの点の取り合いで面白い試合でした。
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名古屋学院大は140km/h半ばを連発してるんじゃなかろうかという剛腕・嶽野雄貴投手(3年 日進)が先発(以下3枚)
練習試合では強豪・中部学院を相手に試合を作り、開幕戦ではあわやノーヒットノーランという絶好調ぶり。
この日はブレーキのかかった縦のカーブが抜群でしたが長打を浴びるシーンもチラホラ。
決め球のストレートで豪快に空振り三振を奪うパワーピッチングは2部リーグでは希少かな?
安定感が増したら凄い投手になるかもしれません。
余談ですが、嶽野投手の母校である日進高校は名商大の目の前にあるんですね。
長棟淳朗一塁手(4年 享栄)
享栄時代はピッチャーもやってたような?
逸材が揃ってた頃の享栄に居た選手だけに体格と雰囲気が凄い。どことなく鵜久森を思い出す感じw
レフトへホームランをかっ飛ばした室谷勇麿遊撃手(4年 至学館)
試合終盤に死球を食らった際、マウンドへ向かって歩き出したから乱闘が起こるのかと思って焦りました。
昨秋の入れ替え戦で卓越したバットコントロールを見せた好打者の村岡駿一内野手(4年 長久手)
名古屋学院投手陣を支える谷岡佑亮捕手(2年 中部大一)
(以下2枚)
松井将成外野手(4年 桜井)※たぶん合ってると思いますが別人だったらすいません
清水喬介外野手(2年 大垣西)※別人だったらすいま(ry
打の殊勲者、代打タイムリーを放った大見龍摩外野手(2年 豊川)
文系の香り漂うリリーフ投手、中野涼介投手(2年 小松)
ここからは至学館大のターン
2011年のミラクル至学館のスタメン戦士だった岡大樹二塁手(3年 至学館)
高校時代に主将を務めていただけあって試合中に頻繁に声をだしてナインを盛り立てていました。
高校時代と全く同じ応援歌(追いつめられて花が咲く~ってやつ)でノスタルジックな気持ちになりました・・・(遠い目)
綺麗なフォームから抑えの利いた快速球を投げるレベルの高い左腕に見えましたが完投できずに降板。
任竜之介投手(3年 東海学園)
荒れ球の力投派右腕。
片山雄哉捕手(2年 刈谷工)
(活躍シーンを以下3枚)
至学館大には山田・小曾根・岩田らの異なる3投手を巧みにリードして甲子園に導いた小関康之捕手(3年 至学館)もいるのですが残念ながらこの日は出番無し。
至学館大野球部は1部リーグの試合や3連盟王座決定戦などの試合会場にもよく現れていて、
研究熱心なチームだなという印象があります(小なんちゃら並らんちゃら感)
これはかなりどうでもいいんですけど、至学館大野球部はどの選手の帽子もかなり色褪せているように見えました。
至学館高校野球部の帽子もやけに痛んでいたし(2011年の頃の記憶ですが)、同じ業者に発注かけてたりするんですかねぇ・・・w
4/12の名商大ナイン
この日はDHで登場した赤松幸輔捕手(4年 瀬戸内)
画像だとよくわからないかもしれませんが実物はめちゃくちゃデカい(188cm95kg)
以下イメージ図
リンとバットを両肩に乗せて登場しそうなぐらいにデカい。
体型の通りパワーヒッターですが、七原投手との対決で一度も三振をしてないほど卓越したバットコントロールを持つ。
池尻直矢一塁手(3年 箕島)
今季4試合6本塁打と大当たりしているスラッガー。
太田悠生投手(4年 遊学館)
角岡生悟投手(3年 栄徳)
名商大のストッパー
弓矢の弦を極限まで引いたかのようなトルネード投法から快速球を投げ込む本格右腕(以下画像5枚)
この日は名大に敗れましたが、
今季の名商大は4/13時点で4戦3勝、その全てがコールド勝ちと絶好調。
まだ気が早いかもしれませんが、全勝で首位に立つ愛知東邦大との直接対決が天王山になるのかな?
↑にもある通り、名大が3-1で勝利しました。
名商大は前カードで名古屋経済大学を2試合連続コールドで下してるだけに、
いくら七原投手といえどもヤバいんじゃなかろうかと思ってたのですが、結果は1失点完投勝利。
七原投手のピッチングもお見事だったのですが、打撃陣の奮闘が光る試合でした。
9番の須賀選手が3塁打2本を含む猛打賞(確か全てことなる投手から打っていたと思う)の大暴れ。
犠打で進塁させたランナーを返すという得点パターンが二度も決まり序盤で試合の流れを決定づけました。
9番の須賀選手と1番の藤田選手の二人で7度も出塁し、2回表の攻撃では連続タイムリーを決めるなど下位から上位に繋がりが出たのが大きかったと思います。
先週の愛知東邦大戦は何処かフワフワした感じがあり守備のリズムがいつもより悪く、
(マスコミとスカウトによる無言の圧力、シーズン開幕戦の緊張感等、いろいろな要素が積み重なってのものだったんじゃないかと妄想)
愛知東邦大の気迫に押されていた雰囲気があったのですが、
この日は試合前からよく声が出ており、前年まで1部リーグに所属していた名商大を喰ってやろうという意気込みが名大ナインの各々からビシビシ伝わってきました。
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カメラのセンサーが不調&名商大グラウンドの広さにレンズのズーム力が負けて良い写真がありません
相手投手の攻略ポイントを伝達する七原主将の図
打のヒーロー、須賀嵩仁外野手(4年 岐阜)
好判断の走塁で2本の3ベースを記録した恐怖の9番打者
ヒーローの写真がイマイチなのしか無いとか失態ですわ・・
森川達郎投手(3年 大垣商)
高校時代は岐阜県大会決勝まで進出した岐阜県屈指の左腕だった投手です
名商大ナインの画像は明日以降にでも
前カード(4/5、4/6の名古屋経済大戦)で2戦連続コールド勝ちを収めた強打の名商大打線を相手に1失点完投勝利。
本人曰く不調だったそうですが被安打6与四球2奪三振9は十分すぎるほどの内容に思えます。
ついでに打者としても先制タイムリーを叩きだしており、二刀流っぷりも健在でした。
今回は1部リーグでも好成績を残していた名商大の中軸(池尻選手、赤松選手)を相手にどういうピッチングをするのか、
というところに着眼を持って観戦しました。
1巡目
池尻 三塁ゴロ
赤松 ファーストゴロ
2巡目
池尻 三振
赤松 左中間へタイムリー
3巡目
池尻 三振
赤松 三塁ゴロ
4巡目
池尻 遊撃ゴロ
赤松 センターフライ
と計8打席の対戦で許したのは1安打のみ。
特に凄かったのが3番打者から始まった6回のピッチングで、
3番の松浦選手、4番の池尻選手を連続三振に仕留めて5番の赤松選手を三塁ゴロに打ちとったわけですが、フルスイングでの空振りをバンバン奪う鬼神のような直球を連発していて身震いしそうでした。
球の角度・パワー・スピードが一番整ってたのがこの回の投球だったように思います。
特に池尻選手は今日の第2戦目(4/13)で3本塁打を放ち、今季4試合で6本塁打とリーグ記録を塗り替える勢いで打ちまくってるだけに、七原投手の凄さが際立ちますよね。
しかし、赤松選手は社会人でも通用しそうなハイレベルな打者なだけあって凡打らしい凡打は一つもなく、2巡目にはタイムリーヒットを放ちました。
ストレートをことごとくカットして外角に曲がり落ちるスライダーも見極めてのものだったので、
七原投手を見に来たプロのスカウト陣に自身の存在をアピールできたかもしれないですね。
そんなこんなでもう本当にドラフト1位待った無し、って感じになりつつあったわけですが、
本日このような報道が・・
名古屋大・七原優介投手が149km/h完投勝利、7球団視察もトヨタ自動車入り表明
愛知のアマ野球ファンとしては若干残念ではありますが、
国立大卒というキャラクター性を捨てて実力で勝負したいという硬派な意気込みと、
プロに入るだけで満足する訳じゃなく成功を収めたいという高い志を感じますので、
今後とも七原投手の活躍は追っていきたいなと思っております。
(社会人野球の観戦にまで手を出すと過労死しそうな気もするんですが)
対同朋大@愛知東邦大グラウンドにて
北出浩喜投手(4年 小松商)
先発で登板し見事完封勝利。
しなやかでバネを感じさせるピッチングフォームから伸びのある球を投げるプロ注目の右腕。
立ち上がりから中盤までしか見てませんが、
打者のベルト付近に真っ直ぐな軌道で伸びてくるストレートとシュート回転の球が特に切れてました。
まだまだ伸びしろを感じさせる柔らかい上体を持っているので、
投球術等の投手スキルが磨かれるのはこれからかなのかもしれません。
他にも愛工大ナインの画像がいくつかあるのですが名前が全然わからないw
唯一名前がわかるのが去年、七原投手からホームランをかちこんだ内原紳一塁手(4年 掛川工)のみ
4月5日@愛知東邦大グランド
名古屋大 000 000 000
愛知東邦 100 010 00X
他の方のブログやアマチュア野球掲示板のような内容のあるレポを書こうとして
ノートにメモを取ろうと試みたんですけど、よそ見してるうちに展開がわからなくなったり
メモを取る事に夢中になるあまりに写真撮影が疎かになったりと全てが中途半端に・・w
どうせチラ裏レポしか書けないんだから背伸びしちゃいけませんね。
とりあえず、この日の東邦大グラウンドには民放各局とプロ野球各球団のスカウトが大集結し変な熱気を感じました。
そんなわけで試合前から
\七原!/\七原!/\七原!/
みたいな空気になっていた訳ですが(とは言っても一般のギャラリーと思われる人は数人でしたが)
それが愛知東邦大ナインの闘志に火をつけてしまったようで(妄想)
その結果、終始愛知東邦大が主導権を握る展開となり最終的なスコアも2-0で愛知東邦大の勝利となりました。
勝利の立役者は太田和仁投手(3年 岡崎城西)
投げっぷりの良い本格派左腕で中京大の岡部投手に似てるなという印象を受けました。
スライダーが冴え渡り、6回途中まで(確か6回だったはず)ノーヒットに抑える見事なピッチング。
終盤に二度ほどあった一打同点のピンチも土俵際で踏ん張り見事完封勝利(被安打3)
七原投手を喰ったと言っても良い様な気迫のこもったピッチングでした。
8回にはあわやホームランかという当たりもあったのですが(打者は東内遊撃手)
右翼手の中井選手(違ってたらすいません)がジャンピングキャッチでこれを阻止。
愛知東邦大は終始ベンチから声が出ており、徹頭徹尾でホーム球場の空気を作り上げて名大にプレッシャーを与えていました。
そして七原投手はというと、
塁に出したらひたすら盗塁を仕掛けてくる愛知東邦大のねちっこい攻めに手を焼き2失点。
失策、暴投、与四球などが続いた苦しい立ち上がりに大崩しなかったのは流石
(被安打3四死球5奪三振9)
試合を通じて、まともに捉えられた当たりは1本だけだったので悔しい結果となりましたが、
逆に言えば愛知東邦大のプランがハマったという事ですよね。
近藤庸祐捕手(4年 明和)
もう一枚近藤捕手
あわや同点タイムリーのシーン(3塁線切れてファール)
名大や愛知東邦大と同一リーグの2部Aには今季から降格してきた名商大がいるんですけど、
今年はとてつもない強さですね。
これはあっさり一部に復帰してしまうやつですかね。