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*Ritsuko*です![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
10月9日(日)曇りのち雨。
愛知県東海市へ行って来ました。
7月に母が亡くなり特殊清掃と
遺品整理をお願いした業者さんに
荷物を預かって貰ってたんです。
段ボールが数箱あると聞いていて、
ほとんどが不要品だと思ったので
選別して本当に必要なものだけ
持って帰ろうと。
見積りからずっと担当して下さった
Fさんが在社される日に合わせました。
清掃終了の立会いで一度お会いしたけど、
しっかり内容説明して下さりとても
安心しました。
プライベートなお話もして下さり、
私よりも随分お若いのに色々な経験を
されていて人間的に大きな方です✨
大きな倉庫のような建物の中に
段ボールや色々な物が置かれている。
色んな物件の荷物たち。
両親のマンションにあった荷物は
仕分し易いようにパレットに載せて
くれてあった。
持ち帰り用の新しい段ボール2枚と
ガムテープ、事務所から椅子も
出して来て下さった。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221012/01/rascal2929-rr/9e/e8/j/o0640048015187195173.jpg?caw=800)
この画像はイメージです。
作業開始。
段ボールは5箱。
昔から家にあったアルバム以外は
ほぼ不要品だろうから選別はすぐに
出来るだろうと思ってた。
しかし、これがなかなかに難航。
アルバム以外にも写真がいっぱい
あったんだ💧
他には私たち子どもの物が山ほど。
保育園や幼稚園の頃の連絡帳や名札、
小学校からの成績表、
変色したわら半紙に描かれた落書き、
弟の命名書、賞状、小テストの束、
卒業アルバム...etc.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221012/00/rascal2929-rr/e0/3a/j/o1000056315187188881.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221012/00/rascal2929-rr/97/e7/j/o1000056315187188876.jpg?caw=800)
事前に弟と妹に遺品の荷物の中で
残して欲しい物を聞いたけど、
「今まで無くても困ってないって
言うことは要らんってことやな」
って回答だった。
なので卒業アルバムなどの写真類
以外は言われた通りに捨てようと思った。
が。
保育園・幼稚園時代の連絡帳、
小学校からの成績表、
それらをパラパラと見ると
当時の先生方からの妹弟への
言葉が書かれてある。
親に替わって育て、
面倒を見て下さった先生方の
あたたかい想いが
そこにあった。
特に小学校、中学校の成績表。
たくさんの生徒たちをかかえて
大変な中、学期ごとの様子を
小さな枠の中に分かり易いように
書いて下さってある。
生活面、学業面。
それぞれ短く的確に。
先生によっては細かい字でびっしりと。
何十年、半世紀近く前のものだけど
確かに私たちは子どもだった。
親も先生も学校も、
うるさい、鬱陶しい、面倒臭い
なんて思ってた時期もあったし、
大人たちの庇護の元に生きている
ことの自覚は無かったとき。
それと大きく感じたものがある。
それは親の愛。
私たちの両親は良い親とは
言い難いものだった。
現代で言うところの"毒親"って
ヤツかも知れない。
精神的、肉体的苦痛。
体罰、言葉の暴力。
抑圧、忍耐、我慢。
この漢字たちの字面を見てるだけで
何か鬱々とした気分になる![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/062.png)
物心がつく以前から
子どもらしい感情を表に出すことは
出来なかった。
抱き締められたり、
頭を撫でられたり、
話を聞いて貰ったり、
して欲しかったけど
して貰った記憶がない。
よその家の子が羨ましくて
仕方なく思ったことも多々あった。
毎日顔色を見てビクビクするのが
辛かった。
父ちゃんなんか帰って来なければ
良いのに!◯ねば良いのに!
なんてよく思ってた。
母に対してはそこまでは無かったが、
また別の何とも言えない苦々しい
想いがわだかまっていた。
でも高校を出て社会人になり。
数年経ち実家を出て自活すると、
親の有り難みが少し分かるように
なった。
結婚して更に。
子が出来てまた更に。
両親は両親で大変だったんだ。
もっと色々といい方法があったけど
そのやり方が分からなかったんだ。
すっごくややこしくて歪んでるけど
子どもたちのことを愛してたんだ。
そんなことが分かって来た。
いや。
分かって来たんじゃない。
もうずっと前から。
生まれた時から。
もっと前、
そう。
生まれる前から
分かってたのかも知れない。
こんな親イヤだ!
なんで勝手に私を産んだんだ!
生まれて来たく無かった!
大嫌い!
って思ってた子ども時代。
でも本当にそうは思って無かった。
愛して欲しい
優しくして欲しい
分かって欲しい
抱き締めて欲しい
許して欲しい
その想いの裏返しなだけで。
親の愛情も歪んでるけど、
私たち子ども側の愛情も
同様に歪んでいるらしい![汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
全くもって
ややこしくて
取扱いに困るモノだな。
そんな想いも頭を掠めて。
弟妹たちの成績表たちを見ていたら、
捨てられなくなった。
一旦捨てる箱に入れた成績表を
取り出し、持ち帰る箱に入れ直す。
妹弟たちに渡しても捨てるかも
知れないし、
要らないと思ったけど現物を見たら
気が変わるかも知れない。
その判断は彼、彼女たちに任せる。
両親や先生方の想い、
それに色んな想いを抱えながら
育って来た私たち自身の姿もそこに
在ると私は思っている。
私たち子ども関連のモノ以外は
割と選別し易かった。
病院の領収書の山や、
絶対に不要だと分かる
以前の住所の書類、
それらはごっそり処分行きの箱へ。
この建物の奥に大きな祭壇があり、
定期的にお寺さんに依頼して遺品の
合同供養をして下さっていると
教えて頂いたので、
母が大事にしていた猫の写真たちも
安心して処分行きに。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221012/01/rascal2929-rr/37/8f/p/o0636036015187193377.png?caw=800)
画像は株式会社レリック さんよりお借りしました。
アルバム以外にも写真がたくさん
あったけど、
それを一々見て確認作業してると
日が暮れるので写真は全部持ち帰り。
14時頃から始めて、
17時過ぎまでかかった。
ちょっとかかり過ぎたな💧
5箱あった遺品は3箱に減った。
(1箱はFさんに無理を言って
妹①宅へ送って貰うことにした)
Fさんありがとうございました🙏
私と娘がトイレに行っている間に
旦那さんがFさんから
ペットボトルの飲み物を頂いていた。
「貰い物ですけど、
帰りに飲んで下さい」
Fさん何ていい人!!🥺
私たちはFさんにお礼を言って
段ボールを積み込み
車に乗り込んだ。
Fさんは私たちが角を曲がるまで
ずっと見送って下さった。
ご挨拶のお菓子
もっとでっかいのにすれば良かった![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/063.png)
これで母関係の後処理の8割方が
片付いたと思う。
全ては終わっていないので
まだ気は抜けないけれど...
「お腹激減り〜っ
」
と宣う我が姫君。
珍しく希望された"王将"に
向かって車は走る。
ただし滋賀にある"王将"に![爆 笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
しかし伊勢湾岸道に乗るところ、
別の高速入り口に入ってしまい
20分ほどロスしちゃった![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
運転は旦那さんだよ😆
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221012/01/rascal2929-rr/0e/f9/j/o0350019715187190007.jpg?caw=800)
激しい渋滞も無く無事滋賀へ。
娘のお待ちかねの王将へ行くも、
ちょうど御飯時で8組待ち。
トイレだけ借りて別の王将へ![ゲラゲラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/077.png)
どんだけ王将好き![!?](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/094.png)
少し離れたところにある王将。
そこも並んでいた。
けど3〜4組ほどだったので待つ。
"激減り"と宣言していた通り、
いつもより多く食した娘は
大層満足気でありましたとさ![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
愛する我が子。
私が発する愛情が、
そのままストレートに娘に
伝わらないこともあるかも知れない。
衝突することも、
すれ違うことも、
この先あるかも知れない。
でもそうなってもすぐに
修復出来るように、
いつでも風通しのいい心の距離、
いつでも相手を思いやりつつ、
重たくならず軽やかに
コミュニケーションを
とりあって行きたいと思う。
最後までお付き合い頂き