MRIで撮影した私の左膝です。


前から、





横から、





先生の所見、
高度の変形性関節症が認められ、関節軟骨はほぼ消失、皮質も変形して皮質下には小さい挫傷を疑う高信号が多発しています。辺緑部の骨棘形成も高度で、靭帯や半月板に干渉しています。(中略)関節液は少量ですが、内部に中等度信号の構造物が多発しており滑膜増殖を見ているようです。



M先生からいただいた報告書そのまま記述しましたが、
難しくて半分以上理解してません。ははは…


とにかく、軟骨がないことは画像をみてよくわかりました。
骨と骨がゴッツンコしてるから歩くのが大変なんだね。

あと、先生が言ってたんだけど骨が浮腫んでるんだって。

ちょっと浮腫むってイメージしにくいけど、
左膝が脂肪とはべつのことでデカくなっているのは
見た感じでもなんとなく分かります。


「まぁ、これは人工関節入れたほうがいいと私は思うね。」
「でもこれはあくまで私の意見で、あなたやご家族の意見が一致して初めて手術はできるからね。よく考えてみてください。」

とM先生。



この先、私の膝はここから劇的に回復することはないんだなぁ…。

手術怖いな。



それから、私は金属アレルギーが少しあるんです。
安物のネックレスやピアスをつけると痒くなったり化膿したりしちゃいます。

膝に金属を入れるにあたって、何か影響がでないのかが心配。

M先生は、金属アレルギーのことは聞いたことがないと言ってたけど調べてみるって。
「でも、こればかりはやってみないと分からないところだなぁ」だって。


こわいなぁ…。






以下、過去ブログでコメントくださったJINさんの説明です。
とってもわかりやすかったので削除するのがもったいなくて添付します。
JINさんその節はありがとうございました。





かなり変形がすすんっじゃってるんですね><

所見については専門用語でむずかしですよね。
一応整形外科に勤務していたので同じような症例はたくさんみていますし、自分も膠原病なので少しコメントさせていただきますね^^;
皮質っていうのは骨皮質のことで、骨の外側の硬い部分です。
正常な膝関節では太ももの骨の軟骨とすねの骨の軟骨との間に関節裂隙(れつげき)と呼ばれる隙間があるんですが、その写真では裂隙と軟骨がすでになく、さらに骨本体の皮質までこすれて潰れ始めているってことなんです。
骨棘(こつきょく)というのは骨が変形しだしたときにできるトゲのことですが、変形がかなりすすんでいるためトゲがかなり成長していて、太ももの骨とすねの骨をつないでいる靭帯といわれる組織や、膝関節のクッションである半月板という組織に当たってしまってるんですね。
滑膜は関節を包み込んでいる袋のようなものですが、ここから関節液が出て関節をスムーズに動かすことができるようになっています。
リウマチなどでは滑膜に対して自己免疫がはたらき攻撃するので、そこが炎症を起こし関節破壊がすすんじゃいます。
写真を見る限りではおそらく人工関節にしたほうが日常生活は楽になるとは思いますが、まだまだお若いから膝の手術もなるべくしたくないですよね・・・・
それに金属アレルギーもあるならなおさら不安だと思います。

いずれ人工関節にしなければいけない日がくる可能性が高いと思いますが、近い将来、体に負担の少ない素材のものができるといいですね^^