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自己導尿(排尿障害)について

子宮体癌と診断されるまで













退院から2週間後

(子宮体癌と確定診断されてから4日後)

初めて泌尿器科外来に行った時のお話です。






2023年9月中旬。



この日は

退院してから初めての

泌尿器科外来の診察日です。



私は広汎性子宮全摘出術の影響で

排尿障害になり、

自己導尿が必要になりました。




午後1番の診察のため

自宅で早めの昼食を済ませ、

自己導尿の道具一式を持って

大学病院へ向かいました。





大学病院に着いて受付を済ませ、

泌尿器科外来のある待合スペースへ。



泌尿器科というと

男性の患者さんが多いイメージで、

場違いではないかと心配しましたが…



泌尿器科の他に

皮膚科などの外来も同じ場所にあるため、

女性の患者さんも多くいらしていて

少しほっとしました。




待合スペースで待つこと15分…




私の受付番号が表示されたので

U先生の待つ診察室へ入りました。



U先生にお会いするのは、

入院中の病室に

来てくださった時以来です。



レジデント(後期研修医)の先生で、

とても若々しい感じ。


若干緊張しているように見えました。











U先生

「自尿はどのぐらい出ていますか?」


「退院してから

 自尿がほんの少し出るぐらいで…

 4時間おきに自己導尿しています。」



と、U先生に自己導尿日誌を見せました。



U先生

「なるほど…

 

 尿意は感じますか?」


「まったく尿意は感じなくて…」



と、元気なく話すと…



U先生

「そうなんですね…


 まだ術後間もないので、

 なかなか自尿が出なかったり

 尿意も感じにくいと思うんです。


 腹圧をかけて

 おしっこを出される方も

 結構おられますが、

 あまり無理をなさらないでくださいね。」


というU先生のアドバイスに

うなずきながら聞いていました。




そしてU先生は、

「術後数ヶ月で

 自己導尿を卒業される方もいれば、

 何年も自己導尿を続けられる方も

 中にはいます。」


と話したあと、





U先生は

「僕はなのはさんが

 自己導尿を卒業できると

 信じてますからね!」



私はU先生のその言葉を聞いた途端、

こういう事を言われたのは初めてで

びっくりしてしまいましたが…



この頃は

ほとんど自己導尿に頼る日々で

すごく悩んでいたので、

私を励ますために

言葉をかけてくださったんだなと思うと

涙が出るほど嬉しかったです…





この後、

次回の外来の予約票と処方箋、

自己導尿の物品を受け取り、

U先生にお礼を言って

診察室を後にしました。







実は残念ながら、

U先生は昨年10月に

関連病院へ異動になってしまったので、

もうお会いする事はないかもしれません…



U先生の

励ましの言葉があったからこそ

諦めずに頑張ろうと思い…

今では昼間の自己導尿を卒業し、

夜間1回だけの自己導尿となりました。





もしU先生が泌尿器科専門医となり、

またこの大学病院に

戻られる機会があるのなら…


再びU先生に診てもらいたいと

強く感じたのでした。





つづく…

 


 

 
















最後まで読んでくださり

ありがとうございます♡




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