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なのは◡̈です



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子宮体癌と診断されるまで・前回のお話




「なのはさん、

 終わりましたよ〜!」




看護師さんの声で目が覚めると、

私は手術後の経過をみる部屋にいました。





あ、手術終わったんだな…


と、ぼーっと天井を見ていると、




看護師さん

「血圧も体温も問題なさそうですね。

 今の痛みのレベルを1から10で表すと

 どれぐらいですか?」


と、聞かれ、

生理痛のような

ちょっと重たい感じの痛みだったので



「…5ぐらいです」



と、答えると

背中にある痛み止めの

使い方を教えてくれました。



「痛む時はここのボタンを押すと

 痛み止めが出てきますからね〜」


と、言われ

実際に押してみて時間が経つと、

徐々に痛みが引いていくのがわかりました。



そして30分後ぐらい経ち、

経過に問題のない事を確認すると



「それでは病棟に戻りますね〜」


と言われ、

ベッドごと病棟に戻りました。








病棟に戻る途中、

看護師さんは夫が待っている

デイルームに寄ってくれました。




「お疲れさま。

 どう?痛みはある?」


「生理痛のちょっと重い感じの痛みかな。

 痛み止めが少しずつ効いてきてる」


と、一言二言会話をし、



「今日はありがとう。

 またLINEするね」


夫からお守りをもらって、

夫は娘が待つ家へ帰って行きました。




看護師さんたちに

ベッドごと病室に運んでもらい、

再び血圧や体温を測り終わると



「また30分後に来ますね。

 何かありましたら

 ナースコールで教えてください」



私は床頭台のフックにかけていた

バッグからスマホを取り出し、

電源を入れました。



時間を確認すると14時半。



4時間から5時間かけて

手術したのかな…



なんて考えながら

そろそろ夫も家に着いた頃だと思い、

夫と娘にLINEをしました。









「家に着いた?

 私は病室に戻ったんだけど、

 今のところ痛みはあまり感じないよ」


「さっき家に着いたよ。

 元気そうで良かった。

 今日はずっと安静?」


「うん、

 明日から起き上がって

 歩く練習をするみたい」


「明日にはもう歩くの?」


「うん。

 術後早く歩いた方が

 回復も早いんだって」


「そういやA先生から

 術後の病状説明があったときに

 一緒に説明の紙も渡されたんだけどさ、

 出血も少なくて

 手術も4時間程度で終わったんだね。

 

 先生からもらった用紙の写真、

 今から送るよ」



私は夫から送られてきた

病状説明の用紙の写真を見る事にしました。



すると、思いもよらない内容が

用紙に書いてあったのでした…。








つづく…














最後までお読みくださり

ありがとうございましƬʜᵃℕҡ ყօϋ୨୧ᐝ


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