成長せよ、愛に生きよ
日本は欠けていること…不完全であることを美しいとする文化がある。
若く見られることとか、幼いことが良しとされる空気感ってある。
「ずっと子どもでいたい~」
最近では、“結婚”について話すこと自体が、時代遅れ…みたいな、
結婚は個人のもので、人から勧められるのは嫌だとかね。
「結婚って、個人の自由じゃん」
でも、私は結婚したかったし、婚活してる友達もめちゃいるし、結婚を勧めたいって思ってます。
なぜなら、気づけば30代……で、すごく不安で苦労している人たちいーっぱい知ってるから。その気持ちも知ってるから。特に女性は出産を考えると余計焦るし、傷つく扱いされたりもするし。考えた末にそれならいい。でも、考えずにそうなってほしくない。マジで。年を重ねてから、生き方変えるのってすっごい大変だから。
そもそもクリスチャンは、
ずっと子どもでいいなんて言われてない。(エペソ4章13節~他)
結婚は個人のものなんかじゃない。(創世記2章18節/エペソ5章21節他)
だから、もし今後「なんで結婚について考える必要があるんだっけ?」って迷ったときには、ここまでを読み返して、しっかり握ってほしい。
結婚を通して、神が命じる愛の道に生きること。
そして、あなたがつらくても成長し、失敗し、傷つく中で、
ともに同じ方向へと歩んでいけるパートナーの存在に気づけるようになる。
その日が待っていることを忘れないでね。
神様はいつだって、あなたに最上のものを与えようとなさる方です。
(アーメン!)
母親じゃなくて、妻だからこそ
よく女性から「そんなに相手の成長をがんばれーってやるなんて、
私は母親じゃない、したくない」って言われるんだけどさ。
あのね、母親はそれしないのよ!!(だからそのまま成長しちゃってるんじゃん)
母親は、息子がそういうところあっても、「成長しなさい」と言いつつも…まあしょうがないか…ってなっちゃうの。甘やかしがちなのよ。
(いや、まじで母親のようだと言ってる女性たちは、自分たちの息子のこと、ちゃんと妻の話を聞く男性に育ててほしいけどね!!母親として!!)
母親じゃなくて、妻だからこそひっかかる…。
妻だからこそ、夫の成長を励ますのです。
そうやって、面倒でも大変でも、相手と向き合うことが大人になることだと思うし、
“ともに生きる”ことなんじゃないかな。
私の持論なんだけど、
「女性は結婚前に成長し、男性は結婚後に成長する」
て思ってる。
だから、女性は自分の思いを「察してほしい」じゃなくて、ちゃんと伝えて、
それを聞いてくれる相手かがめちゃ大事。(成長していくことを期待できるか!)
つまり婚活で嫌なことが起きたときは、ちゃんと話し合いができる相手かがわかるチャンス!(すでに成長している人と結婚したがる女性多いけど、長い結婚生活で、絶対「ん?」は起こるから!)
女性は、自分が結婚や出産について考えるとき(結婚前)に、いろいろと気づかされる。
でも、男性は結婚前の成長よりも、結婚後の成長が大きいと思う。
そして、男性の原動力となるのは夫婦生活(性的な祝福)なのだ。
(だから、聖書が婚前交渉を良しとしてないのは、マジ合ってる)
数学じゃなくて化学!?
そして重要なことは、「与える」「受ける」というのは、数学みたいなものじゃないよってこと。
昔、20代の頃私は、その相手と結婚したら「得か損か」って発想だった。
たとえば自分が10のうち7できて、相手が10のうち5しかできない人だったら、一緒になっても“損”しちゃう、とか。
逆に相手が8とか9とか、自分よりできる人なら、申し訳ない気分になるなーとか。(「僕はラッキーだと思う」って言う人もいたけどね!!)
でも、これは数学じゃなくて、化学だってある日気づいた。
つまり、どちらが多く与えたか、受けたか…じゃなくて、影響し合う関係性なんだってこと。
たとえば、一週間にどっちが多く家事をしたか…とかじゃなくて、
相手が料理を喜んで食べてくれるから、自分も作ろうという気持ちになる。
みたいに、二人分やってる(負担が増える)という考え方じゃなくて、自分ひとりじゃできないことが相手のおかげでやれる(前向きになれる)って感じ。
だってさ、家事の量とか分担より(それも大切だけど)、相手の態度のほうが重要じゃない??
“相手の態度”これめちゃデカいからね…。(つまり自分の相手への態度も!!)
だから交際中も結婚後も、
思ってることを伝え合う方法を訓練したり、
どうやったら誤解や喧嘩が起きないかを一緒に探していく必要がある。
それぞれ違う家庭や地域で育っているからこそ。